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翁長氏リード、仲井真氏追う 沖縄知事選の情勢
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H27_Y4A101C1PE8000/
2014/11/9 0:57 日経新聞
共同通信社は7、8両日、任期満了に伴う沖縄県知事選で電話による世論調査を実施、取材結果を加味して情勢を探った。無所属新人の前那覇市長翁長雄志氏(64)がリードし、無所属の現職仲井真弘多氏(75)=自民、次世代推薦=が追う展開となっている。2割が投票先を決めておらず、情勢が変化する可能性もある。
翁長氏は共産、社民両党と、沖縄の地域政党「沖縄社会大衆党」の支持層の9割超を固めたほか、「支持政党なし」の無党派層の5割超に浸透。自主投票の公明党支持層からも4割弱の支持を得た。
仲井真氏は自民党支持層の5割超を固めたが、公明党支持層は3割、無党派層でも2割弱と浸透し切れていない。また自民党支持層の3割弱が翁長氏に流れており、今後の選挙戦で、仲井真氏が従来の支持層を固められるかどうかが選挙戦の行方を左右しそうだ。
最大の争点として、6割超が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設問題と回答。賛否では6割超が「反対」「どちらかといえば反対」と答え、「賛成」「どちらかといえば賛成」は3割だった。
いずれも無所属新人の元郵政民営化担当相下地幹郎氏(53)は島しょ部以外で広がりを欠き、元参院議員喜納昌吉氏(66)も厳しい。〔共同〕
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