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雑感。解散話の裏側?
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52665900.html
2014年11月08日 在野のアナリスト
以前も指摘していますが、安倍首相にとってメリットがないのに、永田町では実しやかに解散話が流れます。GDP速報値が出た後、党首討論の後、など日程は様々ですが、概ね年内解散、総選挙という流れに統一します。しかしそうなると、消費税再増税判断は先送り、もしくは増税自体を先送り、また来年度予算案の審議が、かなりタイトになる。財務省からはそっぽをむかれ、短命の道を辿ります。それでも安倍氏が解散に前のめりなのは、単に株価が上がった、というばかりではないようです。今回はある話を耳にしたのですが、正直記事にしようか悩んだ挙句、一応こんな話もあります、という与太話程度として読んでください。
政権中枢で、安倍氏に選挙をするよう促す動きがあります。ただし、ここで選挙をしても自民はいいところ1割ほど、議席を減らします。自公合わせて過半数を維持できても、党内がもたず、自民総裁の座を奪われるにも関わらず選挙をさせるのですから、当然そこには安倍氏を首相から引きずり下ろす、という意図が含まれます。そしてそこには財務省との密約も存在します。
最近、安倍氏が激昂、逆ギレ、相手や特定の団体を誹謗中傷するシーンが目立ちます。もう政権内部で誰も、安倍氏が長いこと政権を維持できる、とは思っていません。おトモダチの読売、産経がいくら擁護しても、暴言を吐く人間が首相にふさわしい、と国民は思いません。しかしここで、安倍氏のそうした態度は、ある伏線になるというのです。それが小渕禅譲ロードです。
選挙期間中でも、出てくる経済指標は悪いものが目立ち、安倍ノミクス失敗論は国民からの怨嗟となって、安倍氏にも届くでしょう。さらに情勢判断も悪いものばかりで、安倍氏は尻を叩かれる。安倍氏の地方の遊説スケジュールをタイトにし、酷使しまくる。それで大敗すれば、恐らく精神的にはもたなくなります。ふたたび病気を理由とし、退陣する。もしくはさせる。
実際、病気でなくとも安倍氏を言いくるめ、禅譲で政権を譲らせれば、現政権の閣僚が次の総裁選に出馬できるのです。そして安倍氏の遺志をつぐ、として支持率の高いうちに消費税再増税、集団的自衛権、TPPなど、これまで曖昧としてきたものを押し通して決めてしまう。そうなれば財務省は喜び、保守系も納得させられます。しかも、党内においても不人気な安倍氏を交代させることができ、党内も納得するでしょう。万事においてめでたし、として政権中枢が画策する、それが安倍氏の病気退陣のための総選挙です。そして、本人が同意しないようなら、待っているのが小渕禅譲ロード。つまりは現職総理の暗殺、だというのです。
実は、私が聞いた話はこの小渕禅譲ロードです。安倍氏が仮にやる気満々でも、何らかの手段を用いて殺すつもりではないか? というのです。しかし、こうした話も実は安倍氏を追いこむためのブラフ、とも思えるわけです。選挙をして、負けて、退陣しなければこうなるぞ、という脅しです。小渕首相が実際、暗殺されたとは限りませんが、小渕前経産相を守れなかった、簡単に切った安倍氏への恨み、という意味でも喧伝されている、とも読み解けるわけです。
しかし年内に選挙をしても、安倍氏にとって一つもメリットがないのに、ここまで解散話が盛り上がる裏側として考えると、肯ける話ではあります。年末にかけて、株価は上がるかもしれません。しかし国民がそれを経済対策の成果、と考えることはない。逆に、この大事なときに、大義なき選挙をすれば批判を一身に浴びる恐れの方が高いのです。それでも選挙をすれば…。安倍氏には暗い年明けしか待っていない、ということになるのかもしれませんね。
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