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官邸は火消しに必死/(C)日刊ゲンダイ
信じていいのか「めぐみさん死亡報道」 専門家に聞く“真偽”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154795
2014年11月8日 日刊ゲンダイ
7日、突然、駆け巡った韓国・東亜日報の「横田めぐみさん死亡報道」に永田町は騒然となった。
発端は韓国の拉致被害者家族でつくる「拉北者家族会」の崔成竜代表が北朝鮮の関係者から聞いた話を公表したことだ。
崔氏は9月、日本の拉致問題対策本部関係者とともに、めぐみさんが入院していた病院「平壌49号予防院」の元関係者2人と面談。めぐみさんが94年4月10日に薬物の服用過多で死亡したとの証言を聞いたという。
遺体は山に掘った穴に埋められた、など話が具体的だっただけに「真偽」をめぐってさまざまな情報が飛び交った。
日本人拉致被害者らの再調査状況を確認するため、外務省の伊原純一アジア大洋州局長らが訪問したのはつい先週だ。帰国後に報告を受けた安倍首相は「新しい角度から、くまなく調査を深めていくとの方針について、日本に示された」と話していた。今回の「死亡報道」が事実なら、すべては北のサル芝居だったということだ。
崔氏は北の国家安全保衛部が情報源とされ、過去にはめぐみさんの夫がキム・ヨンナム氏であることをいち早く公表している。それだけに簡単に「デタラメ」とも言い切れない。果たして報道の信憑性はあるのか。「コリア・レポート」編集長・辺真一氏はこう言う。
「94年4月に死亡したというのは北朝鮮が以前から主張している話です。しかし、拉致被害者の地村保志さん夫妻は、94年6月にめぐみさんが自分たちの隣に引っ越してきた、と証言している。今回の崔氏の話を素直に信じるわけにはいきません」
関西大教授の李英和氏(朝鮮経済論)も「死亡説は信じられない」と懐疑的だ。
このタイミングでの報道で、気になるのは今月5日に最高裁が朝鮮総連中央本部の土地と建物について総連側の不服申し立てを退け、高松市のマルナカホールディングスへの売却を認めたことだ。背景に拉致問題が絡んでいるとウワサが流れているのだ。
「政府関係者は8月の時点で拉致被害者に関する悲観的な情報を得たという。その情報を確かめるために安倍首相は伊原局長らを北に派遣したところ、“ウラ”が取れたため、これ以上譲歩しても意味がないと判断して、総連ビルの売却を決めたというのです」(政界関係者)
果たして真相は……。
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