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2014/11/08 06:24
いよいよAPECの北京で安倍首相と習近平主席が会談するという。日中首脳会談だ実現とマスメディアは大きく報道しているが、一体何に関して話し合っていかなる実りがあるというのだろうか。
安倍氏が日本国民の代表として「尖閣から手を引け」「日本の国政に干渉するな」「不躾な自国民を自国領内から出すな」と日本国民の声を伝えるのなら一切の果実を手に出来なくとも会談する意義はある。しかし安倍氏は曖昧な笑みを浮かべて頷くだけではないだろうか。
習近平氏は日本の首相と会談するにあたって「靖国参拝するな」「尖閣は中国領だと認めろ」「中国の主張する歴史認識を認めて謝罪しろ」という条件を提示していた。いずれも見当外れな国際的にも認められない不当な要求だということは習近平氏も百も承知の上での条件提示だろう。
万が一にも日本政府の譲歩をいささかでも引き出せたら中国政府の僥倖だからだ。しかしこれまで外務省のチイナスクール出身者たちが甘い態度で接してきた当時と現在の日本国民の対中感情は大きく異なる。安倍氏が中国の出した条件へのヘタな譲歩や言質を取られたなら、日本国民は激怒するだろう。
会ってお互いに充分にお互いの主張を相手に伝えて、それから話し合いが始まるのなら会談が無意味とは言わない。日本の首脳がただ曖昧な笑みを浮かべて頷くだけの無能な政治家だと見縊っていたなら、習近平氏は安倍氏に失望するだろう。安倍氏は中・韓に対してかなり片意地に安倍氏の主張を曲げずに会談に乗ってこなかった。そこは安倍氏を唯一評価する点だ。今後もブレることなく、片意地を通して戴きたい。融通無碍とは善人を相手に通用する技であって、悪事を働こうとしている確信犯に対しては通用しないことを肝に銘じておかなければならない。
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