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西川農相、望月環境相、上川法相、松島元法相/(C)日刊ゲンダイ
年内解散に現実味 落選確実視される嫌われ3閣僚+前大臣
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154724
2014年11月7日 日刊ゲンダイ
解散の2文字が日に日に現実味を増している。追加緩和効果で株価は爆騰。勢いづく安倍首相周辺は「野党の選挙協力が進まないうちに」と年内総選挙に大乗り気だという。
この強行論に疑惑を抱える大臣たちは戦々恐々だろう。大臣のイスどころか、再びバッジをつけることすら危ぶまれる。
「2年前の前回総選挙で自民の獲得議席は295。明らかに勝ち過ぎで、年内解散に打って出れば最低約1割減、30議席ほど失うのは覚悟しなければいけません。その1割に確実に入るのが、西川公也農相(栃木2区)です。09年に落選を経験。前回総選挙では当選するも、民主・みんなの2候補と三つ巴の激戦となり、各候補の比例復活当選を許した。次の選挙は政治資金問題で逆風が吹き荒れ、議席維持はかなり難しそうです」(政治評論家・浅川博忠氏)
■野党一本化なら比例復活もアウト
参院枠の宮沢SM大臣を除いた“疑惑3人衆”のうち、江度聡徳防衛相(青森2区)は「ライバル不在」(地元関係者)で現時点では安泰だが、望月義夫環境相(静岡4区)は苦しい。
過去4度の選挙で民主党の田村謙治前衆院議員と接戦を繰り広げ、09年には落選。05年に自民が圧勝した郵政選挙でも田村氏の比例復活を許した。賀詞交歓会やゴルフ大会の虚偽記載の釈明が怪しくなるほど、議席維持は遠のいていく。
「野党が政界地図を塗り替えるには候補の一本化が急務です。民主党が公認選定を終えたのは全300選挙区のうち、133選挙区に過ぎません。これではハナから勝負にならない。前回選挙でも非自民候補が乱立し、自民が“漁夫の利”を得た選挙区は無数にあるのです。そこに民主、維新、みんな、生活の4野党が重点的に統一候補を立てれば、自民の獲得議席をさらに減らすことは可能です」(浅川氏)
例えば上川陽子法相の静岡1区だ。前回は09年に落選した上川法相と民主・維新・みんなの3候補が争った。
当選した上川法相の得票数8万1278票に対し、3候補の総得票数は12万9709票と圧倒。野党一本化が実現すれば上川法相は再選の目を絶たれ、惜敗率での復活も厳しい。西川農相は一本化なら完全にアウトだ。
「法務大臣を辞めた松島みどり氏(東京14区)も当選困難です。同じ選挙区で過去2度も落選を経験。野党一本化以前に、うちわ問題で露呈した“上から目線”が下町の有権者に疎まれています」(浅川氏)
ほかにも09年には公明の太田国交相が落選。甘利、高市、山口の3大臣は選挙区で敗れ、比例復活に救われたクチだ。はたして野党はメンツを捨てて一本化を図れるのか。本気度が問われる。
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