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「首相VS枝野氏」から「首相VS民主」へ 批判応酬、「撃ち方やめ」気配なし
http://www.sankei.com/politics/news/141105/plt1411050050-n1.html
安倍晋三首相が国会で発言した民主党の枝野幸男幹事長と「極左暴力集団」の革マル派との関係をめぐり、双方の批判の応酬はとどまるところを知らず、「首相VS民主党」の構図になってきた。「撃ち方やめ」の気配はない。(楠城泰介)
「献金は適法にいただいていた。(首相の発言は)労働運動全体に対しての誹謗(ひぼう)中傷だと思うし、根拠なき非難だ」
枝野氏は5日の記者会見でこう述べ、JR総連やJR東労組から政治献金を受けていた枝野氏に対する首相の批判は「誹謗中傷」にあたると重ねて強調した。
きっかけは、10月30日の衆院予算委員会だった。
「政治とカネ」の問題を抱える閣僚の任命責任を追及する枝野氏に対し、首相は革マル派とJR総連などとの関連を指摘し、「殺人までする危険な反社会的な組織活動家と関わりがある団体から資金の供与を受けるのは問題だった」と反論した。今月1、2両日には首相のフェイスブックに批判を補足する内容が掲載された。
枝野氏も即座に首相に反論し、「誹謗中傷」などと批判。4日は民主党幹部がこぞって枝野氏に加勢してきた。
海江田万里代表は記者会見で、「誹謗の木」と自ら筆でしたためた書を掲げ、「首相は誹謗中傷を繰り返している。首相は官邸に『誹謗の木』を掲げたらどうか」と糾弾した。
中国神話に登場する名君、堯(ぎょう)が民衆に「自らの政治に間違いがあれば、『誹謗の木』に批判を書いてほしい」と求めた故事にちなんだ言動だった。
川端達夫国対委員長も会見で「特定の人だけを批判する手法はまさに誹謗中傷であり、理解に苦しむ」と批判した。
ただ、枝野氏が献金を受けていたJR総連などへの「革マル派活動家の浸透」は、平成22年5月と23年9月の計2回、当時の民主党政権が答弁書で認定した。
23年2月の衆院予算委では、当時官房長官だった枝野氏が8〜21年の間に断続的に計約800万円の献金があったことを認め、「今後は『李下に冠を正さず』で、献金の申し出があっても断る」と語っていた。
民主党が首相の指摘を放置できないのは、JR東労組出身の田城郁参院議員がいる事情もありそうだ。
首相はなぜ、枝野氏とJR総連などとの関連を取り上げたのか。
「『政治とカネ』をめぐっては、もっと大事な問題がある」
首相は、枝野氏の献金問題をあえて取り上げた理由について、こう周辺に漏らす。閣僚らのスキャンダル追及を緩めない民主党にも根深い問題があると指摘したかったようだ。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官も5日の記者会見で、社民党の吉田忠智党首が4日の参院予算委で週刊誌報道に基づき首相の「脱税疑惑」を追及したことに関し、「質問する人たちの常識がない」と指弾した。また、「反撃しなければ認めていることになる」と述べ、首相の正当性を強調した。
[産経ニュース 2014/11/5]
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