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異常なまでの攻撃性/(C)日刊ゲンダイ
脅しどころか逆効果 安倍官邸が流す「12・2解散」の魂胆
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154657
2014年11月5日 日刊ゲンダイ
永田町でまたぞろ、解散風が吹きまくっている。今度の発信源は飯島勲内閣官房参与である。2日に放送された「たかじんのそこまで言って委員会」に出演した飯島氏はメモを見ながら「7−9月の経済状況が11月17日くらいにはわかりますから、20日くらいに総理は消費税を10%に上げるかどうか決断する。その後の12月2日に思い切って衆院を解散し、12月14日に投開票、24日に内閣改造、予算は越年」な〜んて言ったのだ。
飯島氏同様の見方は結構、広まっていて、この話は安倍首相が消費増税延期を決断し、反対者がでてきたら、「国民に信を問う」とか言って、解散するという筋書きだ。「延期」で国民から拍手されると思っているところがオメデタイが、それ以上に笑っちゃうのはこうした解散風がまったく、野党への脅しになっていないことだ。解散風をあおることで、野党を浮足立たせ、批判の矛先を鈍らせる。そんな魂胆が見透かされているのである。
「そりゃそうですよ。今、解散されても野党は困らない。これ以上は負けないからです。もちろん、自民党だって、今以上に議席は増えない。だとしたら、せっかく数があるのに、何のための解散かということになる。むしろ、ありえないような解散話を総理側近が流していることで、<官邸はそんなに焦ってんのか>と見られている。完全に空振りというか逆効果でしょう」(政治評論家・野上忠興氏)
■朝日新聞を「捏造」批判
安倍首相の「焦り」といえば、朝日の記事について2度にわたって「捏造」と噛みついたのもどうかしている。
「政治とカネ一色の国会について、総理が<撃ち方やめになればいい>と発言したと各紙に報じられた一件ですよ。この発言は安倍首相と昼食をともにした萩生田光一総裁特別補佐官がブリーフィングで紹介したもの。あとになって萩生田氏は<自身の発言だった>と修正しましたが、総理は国会で2度にわたって、朝日の捏造だと攻め立てた。かと思うと、民主党の枝野幹事長の献金元と極左活動団体との関連性も、安倍首相が国会で唐突に言い出し、フェイスブックでも秘書が登場し、詳細を書いた。総理自身も関連本の話題を書き込んでいます」(官邸事情通)
この異常な攻撃性は末期症状に見える。
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