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安倍海造内閣で閣僚不祥事が続出しているのはなぜか。野党がやるべきことは何??
9月3日に成立した改造内閣は多分相当に大きな狙いをもっていたはずです。その根拠はデング熱騒動と経済産業大臣を始めとした大臣不祥事続出です。
デング熱は8月27日に最初の報道がありました。それ以降、主に代々木公園で感染例が続き、全国的な感染拡大になるかと思われた時期に大臣不祥事が報道にあがりだしたのです。最初の閣僚不祥事報道は10月16日の小渕優子経済産業大臣に対するものでした。多分、デング熱騒動を起こした後、一生懸命閣僚不祥事を調査していたのでしょう。
ただ、2007年の時のニュースなどでの取り上げ方を思い起こせば、現状のマスコミの取り上げ方はかなり地味な方だと思います。それだけ、世間一般の危機感が強い、つまり、今政治が取り組むべきことは他にあるのだと考えられている人々が多いからでしょう。
日本の危機ということが言われています。しかし、もう少し考えてみると、今の状況は、第2次世界大戦後の地球的な危機がいろいろなところで火を噴きつつあることを意味しているのではないかと思えます。
11月2日のNHK海外ネットワークでカンボジアでの高校では卒業試験でのインチキを取り上げていましたが、カンニングなどを厳しく取り締まった結果、80%程度が不合格になったということでした。多分、世界中で同じようなことが起こっているはずです。陰には教育自体を利権にしてしまい、いわゆるエリートシステムそのものを意味のない、腐敗したものにしてしまおうという意図があるように思えます。
なぜそういったことをやらなければならないかと言えば、それだけ一部の権力者が好き勝手に利己的なことをやれる社会的な仕組みが出来てきたということであり、同時に、資本主義の歪みとか核廃棄物の処分問題が究極的なところまで来ているということがあるはずです。
多分、非常に大きな変化が起こりつつあるのです。実際、2001年のアメリカ同時テロ発生時に今の中東の様子を予測された方はあまりいなかったはずです。十数年で、既に、アフガニスタンやイラク、リビア、シリアの現在のテロ社会化や「イスラム国」による戦闘行為という惨状が現実のものとなってしまっています。
議席争いに相手の不祥事を責めることで臨むのは、少なくとも現状ではいい作戦ではありません。野党の議員の方たちは、与党の政策よりもより優れたものを提案をされることこそが、今の自民党一強政権を倒すための、最も確実な道だということをもっと意識されるべきです。
また、現状の自民党政権はかなり圧倒的な議会多数派であり、また、一時期の民主党で見られたような内部対立もありません。今の政権はある意味盤石の権力基盤があるのです。いちいちちょっとした不祥事に反応せず、正々堂々と政治を行っていただきたいと思います。
2014年11月04日17時35分 武田信弘
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