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最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。
[コメント]
■アベノミクス「観光立国:日本」の成果が凄すぎる 小売りもJRも収益が大幅増加
>家電や装飾品などに限っていた訪日外国人の免税対象品を、化粧品や食料品を含む全ての品目に広げて1カ月が経過し、小売りなど関連産業の売り上げが順調に伸びている。
10月は中国の大型休暇である国慶節とも重なったこともあり、観光客自体も増えて効果は「想定の倍以上」(流通企業)。
>平成26年9月中間決算で、JR3社(東日本、東海、西日本)は売上高、最終利益で過去最高を更新したが、訪日外国人の多くは観光地への移動で新幹線などを使っており、「外国人向けのチケット販売が伸びている」(JR西)ことが好業績の背景のひとつ
アベノミクス第三の矢「成長戦略」の柱である「観光立国:日本」。
安倍政権はそれに向けて様々な施策を取ってきました。
1か月前から始めた訪日外国人の免税品拡大もその一つ。
そしてその成果が上記の通り凄いことになっています。
ここまでくればアベノミクス「観光立国:日本」は、成功したと言えるでしょう。
今後の焦点はこの成功をどこまで拡大できるか、ですね。
消費税増税で日本の経済は一時的に停滞気味でしたが、アベノミクス「観光立国:日本」の上記成果が日本の景気に好影響を及ぼしていくのは言うまでもないこと。
同時に、日本経済を好転させつつある安倍政権が長期政権となることは間違いなさそうです。
[記事本文]
家電や装飾品などに限っていた訪日外国人の免税対象品を、化粧品や食料品を含む全ての品目に広げて1カ月が経過し、小売りなど関連産業の売り上げが順調に伸びている。10月は中国の大型休暇である国慶節とも重なったこともあり、観光客自体も増えて効果は「想定の倍以上」(流通企業)。今春の消費税増税以降、個人消費が力強さを欠く中、外国人の購買力に期待が集まっている。
■ 売れ方の次元変わる
成田空港に近いイオン成田店(千葉県成田市)。帰国前にお土産物を買う訪日観光客が多く訪れる。お目当ては新たに免税対象になったお菓子や、目薬、鎮痛剤などの医薬品、おむつなどの日用品が積まれた専用コーナー。こうした品物を段ボールのままカートに載せる姿も珍しくない。10月の1日当たりの免税手続き件数は前月に比べ、多い日では10倍以上になり、担当者は「次元が変わった」と話す。
免税手続きを行うカウンターには常に3〜4人の担当を置いているが、帰国便の時間帯は外国人客が急増するため、倍の人数で対応しているという。今後は、カウンターの常任者を増やすことも検討している。
ディスカウントストア大手ドン・キホーテでも1人で10万円分をまとめ買いする中国人観光客もいる。
ハンドバッグなど以前から免税対象品を扱っていた都内の百貨店でも、10月に入り免税売り上げはほぼ倍増ペースだ。三越伊勢丹、高島屋、松屋などの銀座や新宿、日本橋の店舗では、化粧品や日本産のモルトウイスキーなどが人気になっている。もともと免税販売が大きな比率を占める三越銀座店では10月は、全店売上高の2割に達した。
また、都内のホテルも訪日外国人の増加もあって稼働率が前年比で軒並み上昇している。プリンスホテルが運営する東京・高輪エリアの3つのホテルでは、10月に入って外国人の比率が約39%と前年同期比で10ポイント上昇した。
■ 年間2兆円も視野
平成26年9月中間決算で、JR3社(東日本、東海、西日本)は売上高、最終利益で過去最高を更新したが、訪日外国人の多くは観光地への移動で新幹線などを使っており、「外国人向けのチケット販売が伸びている」(JR西)ことが好業績の背景のひとつにある。
観光庁の調査によると、1〜9月の訪日外国人の国内消費額の累計値は1兆4677億円。昨年1年間の消費額(1兆4167億円)を早くも超えた。これに10月から免税品目拡大の要素が加わることで、年間の消費額が2兆円に達する可能性も出てきた。
また、免税店自体も大幅に増え、観光庁では少なくとも4月から10月までの半年で600店舗増えたとみている。
http://www.sankei.com/economy/news/141102/ecn1411020004-n1.html
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