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谷垣幹事長が出陣式に駆け付けた/(C)日刊ゲンダイ
沖縄知事選 劣勢の仲井真自民がまた持ち出す「アメ玉作戦」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154589
2014年11月1日 日刊ゲンダイ
沖縄県知事選が30日、告示され、安倍自民党のなりふり構わぬ選挙戦が始まった。
今度の県知事選は現職の仲井真弘多知事(75=自民党推薦)と前那覇市長の翁長雄志(64)の事実上の一騎打ち。争点は言うまでもなく、辺野古埋め立て、米軍永久基地化の是非である。
世論調査は当たり前の話だが、埋め立て容認派の仲井真知事の劣勢。で、仲井真陣営は例によって、沖縄振興策というアメを持ち出してきた。今度のメニューは沖縄を南北に貫く縦貫鉄道建設とユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の誘致である。仲井真知事の第一声はこうだった。
「南北縦貫鉄道は調査が終わっております。安倍総理に話をしております。今日は自民党の幹事長さんもお見えですから、一つ、よろしくお伝えください(拍手)。そして、ユニバーサルスタジオジャパンの誘致もいたします。どうぞ皆さんのご支援をよろしくお願いいたします」
応援に駆け付けた自民党の谷垣幹事長に、鉄道建設を本気で進める気なのかどうかを聞いてみたら、「それはしっかりとバックアップしていかないといけないと思います」と答えていた。
■事業費7000億円
この鉄道建設は那覇市と名護市を結ぶ壮大な計画で、今年1月の名護市長選の時も自民党推薦候補が訴えた。しかし、7000億円という莫大な事業費がかかるため、「実現性が低いアドバルーン」扱いされたシロモノだ。そんな計画をまたぞろ、持ち出してきた自民党。仲井真知事はカジノ誘致も訴えているから、ホント、札束で票を買う選挙である。
ついでに言うと、75歳の仲井真知事の印象を若返らせる演出で、次女を隣に立たせていた。「候補者の娘」というタスキをかけて、支持者と握手をし、街宣車の上に一緒に並んだ。4年前も同じ手法を使った選挙のプロがついていて、「最初は劣勢だが、それはいつものこと。十分、逆転できる」と語っていた。
自民党は沖縄をなめているとしか思えない。
(取材協力=ジャーナリスト・横田一)
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