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中曽根康隆氏の出馬は痛い/(C)日刊ゲンダイ
後釜は無敵サラブレッドか…小渕前経産相に「政界引退」浮上
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154591
2014年11月1日 日刊ゲンダイ
いよいよ崖っぷちだ。小渕優子前経産相をめぐる政治資金のデタラメ収支問題で、東京地検特捜部が30日、小渕氏の「金庫番」だった元秘書の折田謙一郎・前中之条町長宅などに強制捜査に入った。折田氏は「観劇会収入を部分的にしか記載しなかった」と認めている。小渕事務所は一部メディアの「辞職検討」報道に対し、「事実無根」と火消しに躍起だったが、このまま居座り続けることは許されない。父・小渕恵三元首相から引き継いだ議員バッジを外すのは時間の問題で、そのまま「政界引退」の可能性も浮上してきた。
「折田前町長の役割は集めた莫大な政治資金の差配です。カネはどう流れ、小渕議員はどこまで把握していたのか。折田前町長ひとりが罪をかぶってオシマイとはいきませんよ」
小渕、折田両氏を政治資金規正法違反などの疑いで東京地検に告発している「市民オンブズマン群馬」の小川賢代表がこう指摘する通り、特捜部の捜査は始まったばかりだ。観劇会のデタラメ収支や、地元有権者へのワイン贈答、親族企業や高級百貨店での多額の物品購入…。現在明らかになっている疑惑を挙げるだけでもキリがないが、捜査が進めばさらなる疑惑が出てくる恐れもある。もはやまっとうな議員活動はムリだ。それなのに小渕氏はまだ「国会議員としての本来の職務と使命を全うしたい」とか言っているらしい。どう考えても往生際が悪過ぎるだろう。
■イケメン候補が立候補
「官邸はすでに小渕議員の辞職は避けられないと見ています。特捜部が強制捜査に入る前日の29日、安倍首相は群馬選出の山本一太参院議員と昼食を取りました。おそらく特捜部の捜査が入ることや、今後の対応策を話し合ったのでしょう。直後に山本議員が新設ポストの『総裁ネット戦略アドバイザー』に就く発表もありました。これは衆院鞍替えを悲願とする山本議員が、小渕議員が辞めた後の群馬5区から出馬しないようクギを刺す狙いがあったとみられています」(官邸事情通)
群馬県選挙管理委員会によると、小渕が来年3月15日までに辞職した場合、補選は4月26日に行われる。
それまでに安倍首相が解散すれば小渕は「禊は済んだ」とばかり、出馬するのだろうが、補欠選挙には出馬できない。その際、群馬5区から、強力なライバルが立候補するとみられているからだ。
「中曽根康弘元首相の孫で、弘文参院議員の長男、康隆氏(32)の出馬が取り沙汰されています。慶大卒業後、コロンビア大大学院に留学。外資系証券会社を昨年7月に退職し、父親の秘書を務めるイケメン。5区はもともと中曽根家とゆかりが深い上、中選挙区時代に『上州戦争』といわれるほど激しい選挙戦を繰り広げた中曽根、福田の両家も今や親戚関係です。群馬で両家がタッグを組んだら、まず勝てる対立候補はいない。弘文氏が5選を果たした4年前の参院選でも圧勝でした」(群馬県政記者)
小渕元首相が細々と開店させた「ビルの谷間のラーメン屋」が暖簾を下ろす日も近い。
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