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被災地より身内/(C)日刊ゲンダイ
震災直後「銀杯」大量購入 農水省の腐りきったシロアリ体質
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154554
2014年10月31日 日刊ゲンダイ
霞が関の官僚が「復興のため」と国民に増税を強いながら、復興予算を公共事業などに流用していた問題はすっかり日本中に知れ渡ったが、またも税金のムダ遣いが発覚した。東日本大震災の復旧・復興事業を担う東北農政局(仙台市)が、震災直後に税金で大量の銀杯を購入していたという。
銀杯は永年勤続表彰の副賞用で、20、30、35年と勤続年数によって授与される。2011年度と12年度分は震災直後の11年4月7日に入札が行われた。銀杯の発注個数は毎年約2000個、金額にして200万円前後と高額ではない。しかし、農水省がノンキに入札していた当時、被災地では都市ガスが復旧せず、食料不足に苦しんでいたのだ。
農水省秘書課の担当者はこう説明する。
「どこの府省にも永年勤続の表彰があると理解しております。当省の副賞の銀杯は一般会計の職員厚生費から支出しております。たしかに震災直後に入札を行いましたが、契約予定者を決めただけ。その時に発注したわけではありません」
どうやら「実際に銀杯を購入したのはもっと後」と言いたいらしい。震災直後という時期もそうだが、“身内”の表彰用の品に「税金」を使うことにも何の疑問も持っていないようだ。農水省の役人が税金を食い物にするのは今に始まったことではない。シロアリ役人たちは国民から巻き上げた復興予算を湯水のように使いまくった。
■TOKIOのCMに8700万円
「国家のシロアリ」の著書があるジャーナリストの福場ひとみ氏がこう言う。
「霞が関の中でも農水省の復興予算のムダ遣いは際立っています。『農産物等消費拡大推進事業』の名目で、テレビ局に1億円以上の税金が流れました。TOKIOのメンバーが野菜を食べるスポットCMにも8700万円を支出しました。外局の水産庁は天下り先の捕鯨団体に23億円の補助金を出しました。いずれも被災地と関係の薄い事業ばかり。税金を我が物のように思っているから、ムダ遣いしても心が痛まないのでしょう。そんな人たちですから、銀杯の購入にしても、<何が悪いの?>という感覚だと思います」
消費税を10%に引き上げても、どうせシロアリがムダ遣いするに決まっている。
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