http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/690.html
Tweet |
終始フザケた態度だった/(C)日刊ゲンダイ
リーク合戦…官邸vs民主党 始まった「政治とカネ」泥仕合
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154556
2014年10月31日 日刊ゲンダイ
衆院で7時間の集中審議が30日に行われたが、「政治とカネ」の問題は、泥仕合の様相になってきた。
安倍政権の閣僚の「政治とカネ」を追及している民主党の枝野幹事長にも、政治資金収支報告書の記載漏れが見つかった。枝野氏の後援会が11年に開催した「新春の集い」の収入約240万円分が記載されていなかった。監査人から指摘を受けて訂正したものの、誤って訂正前の書類を提出してしまったというのだが、オソマツきわまりない。
もっとも、最初に報じたのが政権に近い読売新聞だったこともあり、永田町では、「リークしたのは官邸だろう」ともっぱらだ。いま全国各地で、民主党議員の収支報告書について、領収書の開示請求が殺到している。
「小渕前経産相と松島前法相が野党の標的になった頃から、官邸は内調(内閣調査室)や公安に民主党幹部の身辺を洗わせていた。まだまだ他にも民主党スキャンダルの“隠し玉”があると聞いています」(自民党関係者)
菅官房長官は定例会見で枝野氏の問題について聞かれると、「国民に不信を持たれないよう襟を正すことが大事だ」「国民は建設的な政策論議を望んでいる」などと、シレッと言っていた。自分たちで泥仕合を仕掛けておいて、ホント、「よく言うよ」だ。
安倍首相も29日、側近の萩生田総裁特別補佐らと党本部で会談した際、「政治とカネ」の問題について、「誹謗中傷合戦は国民の目から見て美しくない。『撃ち方やめ』になればいい」と話したという。
■野党時代に外国人献金を厳しく批判
スキャンダル追及をやめなければ民主党もタダではすまないと“手打ち”をほのめかしたつもりだろうが、「美しくない」のは閣僚のデタラメぶりの方だろう。税金が含まれる政治資金の不適切な使用を批判することを「誹謗中傷」と表現する感覚には、呆れてしまう。
宮沢経産相の外国人献金問題にしても、民主党政権時代に、田中慶秋法相(当時)の外国人献金を厳しく批判し、強く辞任を迫ったのは、安倍首相本人である。自分の内閣で不問に付すのでは、筋が通らない。
官邸サイドは「次は福山政調会長のスキャンダルが出る。枝野幹事長の親族にも火種がある」などと、裏でさかんに流布して民主党を牽制しているが、それだけ政権が追い込まれているということでもある。3人目のドミノ辞任が出ればオシマイだからだ。
「情報操作では官邸の方が何枚もうわ手。民主党は、幹部のクビを差し出してでも政権を倒す覚悟があるのか。徹底的に安倍政権の問題点をあぶり出して、解散に追い込めればいいが、これでひるんで『撃ち方やめ』では、国民の政治不信を増幅させるだけです」(ジャーナリスト・山田厚俊氏)
たまには野党の気概を見せて欲しい。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK173掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。