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疑惑の総合商社/(C)日刊ゲンダイ
大臣の資格なし…西川農相に「収賄容疑で逮捕」の過去も発覚
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154526
2014年10月30日 日刊ゲンダイ
30日の衆院予算委の集中審議で、野党の持ち時間は6時間。新閣僚の大半が「政治とカネ」の問題を抱え、民主党幹部は「追及すべき案件が多すぎて時間が足りない」と悲鳴を上げるほどだ。特に疑惑の総合商社と化しているのが、西川公也農相(71)。安愚楽牧場献金や親族企業への政治資金還流など“叩けばホコリ”だが、ナント「収賄での逮捕歴」まで飛び出した――。
日刊ゲンダイ本紙の手元には1971年9月8日付の栃木の地元紙「下野新聞」の写しがある。それには、〈新たに技師一人を逮捕 千振ダム汚職事件 現金二万円受取る〉という見出しが躍る。
何を隠そう、逮捕された技師こそ、当時は県庁職員としてダム工事現場を監督していた若き日の西川大臣なのだ。当該記事はこう報じていた。
〈千振ダム工事にからむ、県職員の贈収賄事件で県警捜査二課、大田原署は七日夜七時、さらに那須土地改良事務所、千振温水溜池工事事業所・技師西川公也(28)=氏家町=を収賄の疑いで逮捕〉
西川大臣が連座した「千振ダム汚職」とは、どんな事件だったのか。当時を知る関係者が言う。
「県から工期の遅れを指摘された建設業者の主任が、コンクリート打ちの不備を見逃してもらった謝礼として、西川氏や彼の上司に金品を贈ったのです。西川氏は現金2万円、上司はゴルフセットを受け取った。主任や上司は西川氏の逮捕前に贈賄・収賄で逮捕。それぞれ執行猶予付きの有罪判決を受けたが、西川氏はまだ下っ端で、もらった金額も少なかったため、起訴猶予処分となり、県庁にとどまったのです」
とはいえ、出世の道は断たれたようで、8年後には県庁に見切りをつけ、自民公認で県議選に初当選。5期17年を務め、96年に国政進出。当選5回で大臣に上り詰めたが、職務に関して金品を受け取り、行政をネジ曲げる収賄罪は、公務員として最も重大な犯罪だ。
西川事務所は「不起訴処分後も県庁で職務を行い、昇進し、当選後は(事件の)説明を続けてきました」と回答した。これだけの「汚点」を持つ政治家は大臣としての資質やモラルが疑われる。安倍首相も任命責任を問われて当然だ。安倍首相はA級戦犯として逮捕後に首相となった祖父を持つ。まさか「逮捕歴」に寛容なわけではあるまい。
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