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露骨な権力すり寄り/(C)日刊ゲンダイ
不自然な世論調査…朝日新聞は安倍政権に魂を売ったのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154486
2014年10月29日 日刊ゲンダイ
27日、永田町は朝日新聞の話題で持ちきりだった。朝刊1面に掲載した世論調査があまりにも不自然で異様だったからだ。「内閣支持 微増49%」「2閣僚辞任『イメージ変わらず』52%」の大きな見出しで、内閣支持率は今月上旬に実施した前回より3ポイント上昇したと伝えている。
政界関係者が異様に感じたのは、同じ日に掲載された他紙の世論調査とまったく違ったからだ。なにしろ、政権に近い読売の世論調査(26日付)は62→53%と大幅ダウンし、27日付の日経も53→48%に下落。テレ朝系列のANNも53→46.2%に下がった。なのに、朝日だけが上昇していた。朝日3ページに掲載された「質問と回答」を読むと、さらに謎が深まっていく。
アベノミクスについて、「期待できる」と答えたのは37%で、「期待できない」は45%。初めて「期待できない」が「できる」を上回った。消費税10%引き上げも「反対」71%に対し、「賛成」は22%。今回、初めて7割を超えた。極め付きは、小渕経産相と松島法相のダブル辞任だ。安倍内閣のイメージについて「悪くなった」は42%で、「よくなった」は2%。
この結果でどうして「2閣僚辞任『イメージ変わらず』」の見出しになるのか。支持率上昇の理由も見えてこない。
政治評論家の伊藤達美氏がこう言う。
「一足先に世に出た読売の世論調査で支持率が大きく下落したので、朝日の世論調査がどれだけ下がるのかと思ったら、“微増”だったから驚きました。与党のベテラン議員は“巧妙な褒め殺し戦術か”と気味悪がっていましたよ。私はいよいよ朝日が安倍政権寄りに舵を切り始めたサインではないかとみています。古くからの朝日の愛読者は私以上に驚いたことでしょうね」
安倍政権に近い右翼勢力からの“朝日バッシング”に耐え切れなくなって、権力にすり寄り始めたとしたら、それはジャーナリズムの死だ。現場記者の士気も一気に低下するだろう。ヘタな「配慮」は読者の“朝日離れ”を加速させるだけだと思った方がいい。
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