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伊原局長と宋日昊担当大使/(C)AP
代表団平壌入りも…「拉致交渉」本当の狙いは北への“手形”か
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154452
2014年10月27日 日刊ゲンダイ
出かける前から結果が見えている訪朝なんて何の意味があるのか。27日、外務省の伊原純一アジア大洋州局長ら10人の政府代表団が平壌入りしたが、菅官房長官は「具体的な拉致調査の結果が得られる見通しはない」と訪朝を発表したときから語っていた。それでも行くのは、単なる安倍首相のミエと閣僚スキャンダル報道つぶしだと思ったら、隠された別の目的があるのだという。
「北朝鮮が今後も“ゼロ回答”を続けることは、政府も把握しています。拉致問題解決を掲げる安倍首相が、北の回答をのむわけにはいきません。それで、北の提案に応じる形で調査を要求しにいくのが表向きの理由。しかし、本当の狙いは、北朝鮮に口約束で“手形”を切って、今後の拉致交渉への布石を打つことです」(永田町関係者)
これには、直近の朝鮮半島情勢が深く影響しているという。
■南北急接近
「仁川アジア大会が閉幕した10月4日、朝鮮人民軍政治局長の黄氏が幹部2人を引き連れ、電撃訪韓しています。黄氏は、北の序列4位。そんな重鎮がアジア大会閉会式の出席目的だけに、対立する韓国に出向くことはありえません。北が南北関係の改善を狙って、すり寄ったのではないかとみられています。北の狙いはズバリ、韓国がストップしている人道支援の再開でしょう。その金額は2億ドルを超える。11月上旬までに予定されている南北会談で支援再開がテーマになったら、4000万ドル程度の日本の支援はかすむ。拉致交渉を継続するには北に“ポーズ”を見せておきたいのです」(「コリア・レポート」編集長・辺真一氏)
安倍政権は、今年5月の日朝合意を受け、拉致調査のスタートを条件に経済制裁の解除を表明した。それでもなお、このザマだ。韓国に触発され、焦ってさらに“手形”なんて切ったら、北の思うツボだ。
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