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朝日の読売化、ここに極まれり、である
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20141025-00040249/
2014年10月25日 7時54分 天木 直人 | 外交評論家
私は中国の共産党一党支配を是認する者ではないし、習近平体制を擁護する義理もない。
しかし、中国の近代化、民主化は気の遠くなるような試みであり、誰がそれに手をつけようが大変な事だと敬意を表したい気持ちはある。
それに、中国の民主化、近代化が進む事は日本にとっても好ましい事であり、それを歓迎こそすれ、水を差すような事はすべきではないだろう。
まだある。
中国がうまく行かないからといって、日本が良くなるわけでは決してない。
中国の改革努力について日本がとやかく言うことは外交的にも得策ではなく、ましてや今の日本が中国権力の腐敗を非難する資格はない。
法の支配の重要性を繰り返す安倍首相を評価する日本のメディアが、法治国家を目指す中国を批判することは道理に合わない。
普通に考えてもこれだけの理由があるのだ。
ところがきょう10月25日の読売と産経がその社説で中国で開かれた第18期中央委員会第4回総会(4中全会)を批判する社説を掲げ
た。
「独裁強化の法治ではないか」(読売)と書き、「法治は強権の道具なのか」(産経)と書いた。
安倍首相の太鼓持ちをやっている読売と産経が中国を批判するのはもはや日常茶飯事だ。
しかし、毎日と朝日までもがきょうの社説で中国4全総会批判の社説を掲げたのには驚いた。
「民主化なき法治は疑問」(毎日)と書き、「中国と法治 誰の為の改革なのか」(朝日)と書いている。
毎日新聞のような中途半端な新聞はどうでもいい。
しかし、朝日が読売と対中政策で同じ社説を掲げたのだ。
まさしく朝日の読売化だ。
まさしく朝日の安倍首相迎合化だ。
ちなみに朝日はおなじきょうの紙面(フォーラムから)で、小針進という静岡県立大学教授(韓国社会論)の寄稿を載せて、産経記者を起訴した韓国を批判している。
朝日新聞がいくら出直すといっても、これでは朝日の再生はない。
いまさら読売、産経と同じような事を朝日が書いても誰も読まない(了)
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