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与野党醜聞攻防 経産相“SMバー問題”で猛批判も… 浅川氏「政策論争すべき」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141024/plt1410241549003-n1.htm
宮沢洋一経産相の資金管理団体によるSMバーへの政治活動費支出について、野党陣営が猛批判している。確かに、SMバーへの支出は論外中の論外だが、民主党政権時代にも問題支出はいくつもあった。政治家がケジメをつけられないことで、地方創生など重要法案の処理が停滞するとすれば、国民が被害者というしかない。
「こうした問題を国会で取り上げざるを得なくなるのは大変情けない」
民主党の枝野幸男幹事長は23日の記者会見で、こう批判した。
維新の党の江田憲司共同代表も「適正を欠く支出で、あり得ない。次元が低すぎる」と切り捨てた。
身内の閣内からも竹下亘復興相が24日の記者会見で、「なぜ計上されたのか分からない。誰が考えてもおかしい」と批判した。
当然の反応といえる。宮沢氏は、SMバーを利用した地元秘書に「何ということをしてくれたんだ!」と激怒し、本人に弁済させ、政治資金収支報告書を早急に訂正するという。地元秘書の処分も検討しているという。
野党陣営は、ダブル辞任した小渕優子前経産相や松島みどり前法相に続く醜聞として、30日の衆院予算委員会などで徹底追及する構えだ。
だが、民主党政権時代にも、似たような醜聞は炸裂している。
政権交代直後の2009年9月、江田五月参院議長(当時)ら民主党の5議員の政治団体が、03〜07年分の収支報告書にキャバクラやクラブなどでの飲食代を計上していたことが発覚した。
10年6月には、荒井聡国家戦略担当相(当時)の事務所経費の領収書が公開され、07〜09年に女性用下着のキャミソールなどを購入していたことが判明した。荒井氏は週刊誌などで「キャミソール大臣」と呼ばれた。
政治資金については、使途について規制する具体的規定がなく、政治家の倫理観や資質に任せられている。このため、与野党ともズサンな処理が続いてきたわけだ。
こうしたなか、63日間の臨時国会は折り返し点に近づきつつある。
政治評論家の浅川博忠氏は「今国会は、地方に活力を呼び込み、東京一極集中の是正や人口減に対応する『地方創生』が主要テーマだった。それが、閣僚の醜聞で混乱している。まず、政府・与党側の責任は極めて重いが、野党も週刊誌報道などに乗じて騒ぐのはいかがなものか。スキャンダル追及は政治倫理審査会などに集約して、予算委員会では政策論争をすべきだ。これでは、国民にシワ寄せがくる」と語っている。
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2014/10/24]
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