http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/414.html
Tweet |
雑感。韓国、中国漁船の違法操業
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52664517.html
2014年10月24日 在野のアナリスト
NYで男性医師のエボラ出血熱への感染が確認されました。しかも感染してから行動範囲が広く、また交流していた人数も多い。二次感染の恐れが拭えません。日本で仮に発症したら、満員電車などに乗ると一気に拡大しかねません。しかも日本の対応が心許ないのは、デング熱の甘い対応で感染を拡大させたことでも証明ずみです。以前から指摘もありますが、世界で日本式の挨拶を広める必要があるのでしょう。握手でなくお辞儀、特に接触感染が懸念される流行病には、日本式の挨拶が適しています。発症してからでないと感染しない、とされますが、いつ変移して感染力を増すのか分かりません。そもそも、発熱しているかを空港、駅でチェックしていると言っても、発熱している時点で発症しているのですから、それは後付けで確認しているに過ぎないのです。水際ではなく、瀬戸際の危機感で対応しなければならないのでしょう。
韓国で朴大統領と、日韓議員連盟会長の自民、額賀氏が会談しています。その中で、慰安婦問題に関し「正しい歴史認識」と述べるなど、朴氏の態度には変化がみられません。経済も失速、セウォル号事故の対応など、支持率も低くなった今の朴氏に、さらに外交上で失点を重ねるわけにもいかず、日本から手土産もなく会うわけにはいかない、との想いが強いのでしょう。
以前も指摘しましたが、韓国は抗日、反日を国の成立時点で基にしているため、必然的に日本へは厳しい態度をとりがちです。迷惑をかけたのだから、韓国が苦境になる度に、日本が援助して当然との認識が根底にある。日韓漁業協定が暗礁にのりあげていますが、まさに韓国は日本に法外な漁獲割り当てを要求、互いの排他的経済水域にも入れない、異例の事態がつづきます。これも今、韓国は苦境にあり、日本が折れて当然との認識があります。しかも違法操業が多く、欧州からも来年1月には違法操業国(IUU)に指定される動きがあり、益々日本近海で漁獲量を増やそう、という韓国側の思惑が、日本との交渉も硬化させる原因となっています。
中国漁船の、小笠原諸島沖の赤珊瑚の違法操業も問題となっていますが、海保では広い二本の経済水域をカバーし尽くすのは困難です。日本海では韓国漁船が、尖閣沖、小笠原諸島沖では中国漁船が、それぞれの国の経済の困窮具合に合わせ、違法操業してでも利益を得たいとの欲求を高めている状況です。海保の能力をすぐに大幅に向上させるのも困難な中で、日本の資源が奪われていくのを、対策もなく日本政府が放置している状況なのです。
しかし安倍政権では、海賊対策に自衛隊を、と言っているのですから、密漁船の対策にも海自を出していいのではないか。別に攻撃しろ、と言っているのではなく、小笠原沖で航海させ、違法操業をみつけたら通報する。追尾、監視するといった行動をとることで、かなりの圧力になります。あくまで通常の訓練として、そのついでに違法操業をチェックする。海自の能力なら造作もないでしょうし、余計な予算をかけずに、すぐにできる対策となるはずです。
日本の海洋資源を守れず、自衛隊を海外に派遣することばかり、安倍政権はご執心ですが、本末転倒です。ODA大綱でも同様に、海外の治安回復は開発と同じ、として海外の軍隊にお金をだす算段はしても、海保の能力でさえ現状では足りない。日本は海に囲まれ、海から恩恵をうけてきた国なのですから、海洋資源についてもっと大切にしていかないと、それこそ水際も守れない、ということになりかねないのでしょうね。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK173掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。