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他人事のようだった辞任会見/(C)日刊ゲンダイ
小渕優子前大臣、来週にも「議員辞職」か…首相と“利害”一致
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154362
2014年10月24日 日刊ゲンダイ
疑惑発覚からわずか5日目にスピード辞任した小渕優子衆院議員(40)。安倍首相も小渕氏本人も“大臣辞任”で幕引きにするつもりだが、野党は簡単に終わらせる気はない。小渕優子氏は、来週中にも“議員辞職”する可能性が囁かれている。
辞任会見で「私自身、分からないことが多すぎる」「なぜ、こうなっているのか」と、まるで“他人事”“被害者”のような発言を繰り返した。
しかし「政治資金収支報告書」の収入と支出のつじつまが合わず、総額5000万円以上のカネの行方が分からなくなっているのだから、「私自身、わからないことが多すぎる」では済まされない。
しかも、「政治資金収支報告書」に記載されていた代表者、会計責任者、作成担当者の5人は“名義貸し”だった。有権者にモノを贈ることは公選法で禁じられているのに、地元有権者にワインを贈っていたことも発覚。連日、新たな疑惑が見つかっている。
本人は憔悴し、誰も声をかけられない状態だという。経産大臣をスピード辞任した小渕優子氏は、思い切って国会議員を辞めることも考えているらしい。
「いま小渕さんの周辺は、どうすれば傷を小さくできるか頭をひねっている。潔く議員辞職した方が政治生命を保てるという声が強いといいます。このまま議員を続けても、いつまでもワイドショーや週刊誌に騒ぎたてられるだけ。最悪なのは、国会の政倫審への出席を迫られることです。もし、政倫審に引っ張り出されたら、疑惑議員のレッテルを貼られてしまう。それよりも、ここで議員バッジを外し、再起をかけて次の選挙に臨んだ方が得策。どうせ、次の選挙は来年中にはある。落選することは絶対にない。禊を済ませることにもなります」(自民党関係者)
■議員辞職しなければ国会は“政治とカネ”一色に
安倍首相にとっても、小渕優子氏が早めに議員辞職することは悪い話じゃない。
「官邸周辺からは、10月30日(木)までに議員辞職してもらえれば、ありがたいという声が聞こえてきます。30日には衆院で総理が出席する集中審議が行われる。小渕さんが大臣を辞めたあと、最初の本格的な国会論戦になる。テーマは“政治とカネ”にならざるを得ない。しかし、小渕さんが議員辞職してしまえば、野党の追及は弱くなる。安倍首相も<ご本人は責任を取られて議員を辞められた>と押し切れます。30日までに議員を辞職すれば、新聞テレビは議員辞職のニュース一色になり、拉致問題交渉の失敗は小さな扱いになる、という勝手な話まで出ています」(官邸事情通)
大臣を辞めようが、議員を辞めようが、5000万円のカネがどこに消えたのか、何に使ったのか、徹底的に追及しないとダメだ。
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