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安倍内閣「女難」さつき氏も全面謝罪に
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141023-1385894.html
自民党の片山さつき参院外交防衛委員長は22日、政府側が用意した想定問答資料を所持し、野党の反発で委員会の審議を中断させるトラブルを起こした問題で、全面謝罪に追い込まれた。先月もツイッターに事実誤認の内容を記し、頭を下げたばかり。自民党は、次に問題を起こせば委員長更迭と、最後通告した。小渕優子、松島みどり両氏のダブル辞任ショックが消えない中、再び女性議員の問題が発生。安倍内閣の「女難」はいつまで続くのか。
片山氏は22日、同委理事懇談会で、「本当に不注意だった。深くおわびする」と謝罪。取材にも「中立公平な運営は、何よりモットーとすべき委員長の仕事として深く自覚しなければならない。深く反省している」と疲れた表情で答えた。
問題が発覚したのは21日の委員会。片山氏が、政府側の答弁資料を審議中に読んでいたため、野党が猛反発、審議は打ち切られた。資料は、大臣答弁に際して準備される、いわゆる「想定問答」の内容だった。
片山氏は16日と21日、参院事務局を通じて防衛、外務両省に資料の提出を指示したという。委員会では、辞任した小渕、松島両氏に続き、野党が「ドミノ辞任」の標的にする江渡聡徳防衛相が、政治資金収支報告書の訂正問題で追及を受ける。「審議で、センシティブ(敏感)なやりとりが予想される(ため)」のが、入手の理由だった。
しかし常任委員会の委員長は、所属政党に関係なく、中立な運営が求められる。片山氏はイロハのイを破った形で、委員長の資質が問われる事態に陥った。
野党は、打ち切られた審議再開の条件として、片山氏が持っていた資料の提出を要求。外務、防衛両省は応じず、日程は未定のまま、審議に影響が出ている。
片山氏は就任直後の9月下旬、御嶽山の噴火に関し「民主党政権の事業仕分けで、常時監視の対象から外れた」と事実とは異なる内容をツイッターに投稿、謝罪したばかり。このときも今回も、民主党に頭を下げた自民党の吉田博美参院国対委員長は、片山氏に「次はない」と通告。再び問題を起こせば、更迭になる。
関係者によると、トラブル続きの片山氏の早期交代論は強かったが、女性閣僚のダブル辞任に続き女性委員長が更迭なら、政権のダメージが大きいと、見送られた。第2次安倍改造内閣を支えるはずの女性議員に続く、スキャンダルのドミノ。傷口はじわじわ広がっている。【中山知子】
[nikkansports.com 2014/10/23]
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