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小渕前大臣も逆らえなかった/(C)日刊ゲンダイ
消えた“小渕疑惑”のキーパーソン中之条町長がやったこと
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2014年10月23日 日刊ゲンダイ
小渕前経産相の「政治とカネ」のすべてを知るキーパーソン、群馬県中之条町の折田謙一郎町長(66)は、20日に辞表を提出した後、依然、姿を消したままだ。
折田町長は、〈ひとえに私の不徳のいたすところ。小渕大臣は政治資金に全く関与しておらず、収支の齟齬に疑念をもたれたのは当然のこと〉と、コメントを寄せた通り、小渕事務所の政治資金をひとりで管理していた。
小渕家の「国家老」と呼ばれる折田町長の力は、群馬県全体に及び、小渕優子前大臣も言いなりだったという。
「折田家は地元の地名にもなっている名家です。謙一郎さんは高校を卒業し、専門学校に進んだ後、日産に就職。2年ほどで会社を辞め、20代半ばで小渕恵三事務所の私設秘書となった。小渕家とは30年以上の関係。高崎の事務所所長も務め、陳情、カネ集め、選挙と地元のことは、彼が一手に引き受けていました」(地元関係者)
やり手の秘書ではあったが、ただの秘書にすぎなかった折田町長が実力者にのし上がるターニングポイントは、2007年の県知事選だった。
「7年前の知事選は、当時現職の小寺弘之知事VS大沢正明氏(現知事)の戦いでした。小寺知事の圧勝とみられていた。ところが、折田さんが擁立した大沢正明氏が勝ってしまった。折田さんは選対の事務局長に就いていた。彼が力を持つのは、あの時から。知事と一心同体なのだから、そりゃ影響力は凄いですよ。しかも、県内には小渕系の県議や首長が何人もいる。とくに土建業者は、折田さんに挨拶しないと仕事ができない、などと噂されていました」(県庁事情通)
定年を迎えて第一線を退くが、2012年1月、町長のなり手がなかったため担ぎ出され、無投票当選している。
地元で生まれ育ったわけではない小渕優子前大臣は、カネ集め、票集め、陳情など、すべて折田町長に頼らざるを得なかった。電話のやりとりは、折田町長が「代議士ね、こういうふうにしなさい」と上から指示を出すようだったという。折田町長は24日の中之条町議会の臨時会に出席する予定だという。そこで、すべてを話してもらいたい。
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