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韓国大手紙「朝鮮日報」は、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」を評価している
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141023/frn1410231140001-n1.htm
2014.10.23
朝鮮日報といえば、韓国で最大の発行部数を誇る日刊紙だ。長らく日本の朝日新聞に“兄事”(兄に対するように事=つかえ=る)してきたのだが、ここにきて兄事の対象を変えるような動きが出てきた。新たな兄事紙になりそうなのが、何と、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」だ。
朝鮮日報の“朝日兄事”といえば、「強制連行による従軍慰安婦」に関する記事が有名だが、東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長証言でも遺憾なく発揮されていた。
朝日が今年5月20日、吉田元所長の証言録によるとして「所員の90%が逃げた」とやるや、朝鮮日報は翌日には、朝日の記事に全面依拠した記事を載せた。外国マスコミの転電や引用は、どこの国のマスコミにとっても「基本作業」であり、何ら非難すべきことではない。
しかし、ジャーナリストの門田隆将氏の調査論文や、産経新聞などの報道で、その朝日記事がメタメタになっている状況でも、朝鮮日報の東京特派員は慰安婦報道の件も合わせて、こう書いた。
「数十年にわたって旧日本軍の慰安婦問題の真実を伝え『日本の良心』と評されている朝日新聞の根気と執念は、原発事故をめぐる報道でもそのまま表れている」(2014年8月8日)
同じ日の紙面では、前東京特派員が「旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる朝日新聞の闘いは20年以上になる。加害者の国の新聞が常に被害者側に立って闘ってきたのだから、孤立し疲れが見えてきた。これを知恵を持って助ける方法が韓国政府にはあるはずだ」とまで書いている。まさに異様な“入れ込み”だった。
朝日は9月11日、「所員の90%が逃げた」の記事についても誤報と認めた。
それから1カ月余、朝鮮日報は共産党の志位和夫委員長との電話インタビューの記事を掲載した(10月16日)。
「志位氏『歴史捏造勢力に未来はない』」との見出しを見て、「ほう、共産党も、韓国に対して、そこまで言うようになったのか。それとも自己批判かな」と思ったのだが、読んでみたら、安倍晋三政権批判の発言だった。
インタビュー本記とは別立てで、共産党の紹介記事も載っている。その末尾にこうある。
「赤旗は平日紙面で主に党内ニュースを扱い、日曜版は総合紙の性格で発行されているが、日曜版は一般人にも人気が高い。報道に聖域がないことでも有名だ。日本で最も進歩的で良心的なメディアだという評価も聞かれる」
「日本の良心と評されている朝日新聞」から、「日本で最も進歩的で良心的なメディア赤旗」に。
韓国の反日・保守系新聞が、日本共産党機関紙に兄事する−韓国事情に詳しくない向きにはビックリすることかもしれない。しかし私は、こうした状況が進めば、日韓の入り組んだ政治対立の構図が極めて分かりやすくなると思っている。
■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。
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