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2014年 10月 23日
【WBC世界バンタム級タイトルマッチで、山中慎介が7度めの防衛に成功。(*^^)v祝
あのショートだけどガツ〜ンと来る「神の左」は、日本人離れしていてスゴ過ぎるですぅ。(6連続KOをしのいだ挑戦者のタフさにも驚いたけど。でも、特にこめかみへの一発のダメージを考えたら、3度めのダウンの時にやめさせるべきだったかも?^^;)
次は、WBO王者の亀田和毅と統一戦をやるかも知れないんだって。 (・・)】
まずは、前記事『片山さつきにまた問題発生&安倍の責任追及も〜野党攻勢止まらず、審議にも大影』の続報を・・・。
21日に参院外交防衛委員会で、片山さつき委員長が政府の答弁メモを見ながら議事を進行していたことが発覚。野党がこれに反発して、委員会の審議がストップする事態に陥った。(@@)
片山氏は、先月も御嶽山に関するデマ・ツイート問題を起こしていることから、自民党執行部は同氏の更迭を検討したようなのだが。官邸サイドから「2人の閣僚が辞任したばかりなので、踏みとどまるように」との指示があったとのこと。<ただし、片山氏は次に問題が起きたらアウトだと言い渡されたらしい。^^;>
結局、与野党の理事が協議した結果、片山委員長が経緯説明&謝罪することで決着をはかることに。これに従い、片山委員長が、理事会や報道陣の前で、謝罪の言葉を述べた。(・・)
ところが、野党が、片山委員長が見ていた答弁メモを提出するように要求したところ、片山氏も関係省庁もこれを拒否したため、スムーズに審議が再開されるかはビミョ〜な状況だという。(~_~;)
* * * * *
『片山委員長は22日の理事懇談会で、「委員会の円滑な運営の参考とするため、私が政府側に指示して答弁要領を入手した」と説明する書面を提出したうえで、「私の不注意であり、中立公平な運営をすべき委員長としておわび申し上げる」と述べ陳謝しました。(中略)
このあと片山氏は国会内で自民党の伊達参議院幹事長や吉田参議院国会対策委員長と会談し、一連の経緯を報告したうえで、「申し訳なかった」と謝罪しました。これに対し伊達氏は、「委員長としてしっかりやってもらわないと困る。次に問題が起きた時はかばうことはできない」と述べ、厳重に注意しました。(NHK14年10月22日)』
今回の片山氏の行為に関しては、自民党内でも批判が強かった様子。(~_~;)
谷垣幹事長も「委員長というのは、やはり中立な運営をしなければならない。よく注意してやっていただきたい」と苦言を呈していたほどだ。^^;(JNN14年10月22日)
『相次ぐ不祥事に、自民党内からは一時は更迭論まで浮上しました。最終的に官邸サイドから「女性閣僚が2人辞めたばかりなので、それは踏みとどまるように」とストップがかかったため、今回は「お咎めなし」となりましたが、党内からは「仏の顔も三度までだ」と突き放す発言も出ています。(JNN14年10月22日)』
『ある自民党幹部は、「閣僚2人の辞任がなかったらクビを切ったが、辞任ドミノの3枚目をこちらから出す訳にはいかない」などと話している。(NNN14年10月22日)』
* * * * *
片山氏は、党幹部にかなり強く注意を受けたのか、TVカメラの前でも、やや神妙な(というか疲れ切ったかのような?)面持ちで「私が本当に不注意で不明であったと。今後、中立公平な運営を何よりもモットーとして・・・深くおわび申し上げる」「非常に厳しいご指摘がございました。私もそれを受け止めて、深く反省を申している次第です」と謝罪と反省の言葉を述べていたのであるが・・・。
これで一件落着とはならなかった。(@@)
というのも、野党の要求に応じて、同委員会の与野党の理事が片山氏に、問題になった答弁メモの提出を求めたところ、片山氏が「手元にない」として、これを拒んだからだ。 (・o・)
『野党側は、事実関係をさらに確認する必要があるとして、片山氏に入手した答弁要領を委員会に提出するよう求めましたが、片山氏が「手元にない」などと説明したため、与野党間で引き続き協議することになりました。(NHK14年10月22日)』<ANNは、『片山氏は一部は紛失したなどと拒否』と報じていた。>
『同委の与野党理事が片山氏の入手した資料の提出を求めたのに対し、外務、防衛両省などは資料を回収して提出を拒否したため、審議再開は決まらなかった。(毎日新聞14年10月22日)』
<3つの記事を合わせて考えると、片山氏が21日に見ていた答弁メモ(想定問答集)は、これを作成した外務&防衛官僚がさっさと回収したので、もはや片山氏の手元にはないと。で、官僚らが、その提出を拒んだので(もう処分しちゃったかも?)、委員会には出せないってことなのだろう。(~_~;)>
野党の一部からは「資料の提出ができないなら辞任すべきだ」という声も上がっていることから、この片山委員長の問題は、まだまだ後を引く可能性がありそうだ。^^;
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そして、ここからは『悩み多き安倍。拉致関係者の反対で、北朝への調査団派遣も決められず。http://mewrun7.exblog.jp/22471545/』の続報になるのだが・・・。
安倍首相が、ついに大きな賭けに出た。(@@)
日朝協議で合意した拉致被害者等の再調査に関して、先月、北朝鮮が、日本政府に「平壌に来て、特別調査委のメンバーから直接、話をきいて欲しい」と要請したのであるが。
北朝鮮に対する不信感や警戒心が強い被害者家族会や拉致議連のメンバーの中では、日本政府の関係者が訪朝することに慎重・反対論が強かったため、安倍首相は、なかなか政府の調査団派遣を決断できずにいた。(~_~;)
しかし、安倍首相は、今週、北朝鮮に政府の調査団を派遣することを決断したとのこと。(・・)
昨日、菅官房長官が27日からの調査団派遣を正式に発表すると共に、首相自身もぶら下がり会見で、説明を行なった。(・・)
* * * * *
『菅官房長官は22日午前の記者会見で、北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の現状を把握するため、政府代表団を27〜30日に平壌へ派遣すると発表した。
再調査を行っている北朝鮮の「特別調査委員会」の責任者との協議は28、29日に行う。
代表団は、外務省の伊原純一アジア大洋州局長をトップに、内閣官房拉致問題対策本部や警察庁の担当者ら10人程度で構成。日本側は、特別調査委の徐大河(ソデハ)委員長らからの説明を求めている。
菅氏は「我が国として拉致問題が最優先であることを直接強調し、疑問や質問をぶつけ、調査の現状についてできる限り詳細を聞く。調査を迅速に進めすべてを日本側に誠実に回答するよう強く求める」と強調した。
そのうえで「今回は1回目の(調査結果の)通報になるとは考えていない。具体的な調査結果が得られる見通しではないという前提のうえに訪朝する」と説明した。拉致被害者家族会には訪朝団派遣に慎重な意見が多いことについては「北朝鮮は誰が権限を持っているか分かりにくい。通常の国家ではない。直接、責任者と言われる人に会うことは大事だ。行く価値はある」と語った。(読売新聞14年10月22日)』
* * * * *
『安倍晋三首相は22日、首相官邸で記者団に「調査委の責任ある立場の人に対し、拉致問題の解決が最優先であることをしっかり伝える目的だ」と述べた。(中略)
首相は、派遣を決めた理由について「北朝鮮に拉致問題は解決済みとの主張を変えさせ、重い扉をやっと開けることができた。派遣しないことで、結果として今後、調査ができなくなるリスクを考えた」と説明。「直接、責任者に私たちの意思と目的を伝えるべきだと判断した」と述べた。
首相は調査委との協議では「(再調査の)進捗(しんちょく)状況について話をしっかりと聞く。正直に誠実に対応しなければならないことを責任者に伝える」と強調した。(朝日新聞14年10月22日)』
『拉致問題で調査団が訪朝すれば平成16年11月以来、10年ぶりとなる。(産経新聞14年10月22日)』
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安倍首相が、調査団を派遣する決断を行なったのは、本人も語っていたように、もしこの報長要請を拒否した場合、再調査がストップし、拉致問題の解決が不可能にorさらに遅くなることに危惧感を抱いたからだろう。(・・)
安倍氏は父親の秘書だった時代から、20年以上の長きにわたって拉致問題に関わっているため、人一倍、この問題を解決したいという気持ちが強いし。
また、自分が首相在任中に、自らの手でこの問題を解決して、自らの功績にしたい(&支持率、求心力アップの材料にしたい)という思いもある。(++)
そのような思いの下、安倍首相は今政権で、積極的に北朝鮮との接触をはかるように努めて、今春、ついに北朝鮮側に再調査の実施を約束させたわけで。ここで、再調査の話が途絶えてしまうことになれば、被害者家族の期待にも応えられなくなるし。本人にとっても、あまりにもマイナス要素が多いのである。^^;
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とはいえ、菅官房長官が「具体的な調査結果が得られる見通しではないという前提のうえに訪朝する」と予防線を張っていたように、訪朝したからと言って、ほとんど成果が得られないおそれがあるし。
成果ナシならまだしも、ニセの情報を提供されたり、日本政府を翻弄するような言動を行なったりするおそれもあることから、調査団派遣した場合のリスクは、かなり大きいものがある。(-"-)
02年に小泉首相(当時)が、安倍氏らの政府関係者と共に訪朝した際には、金正日総書記(当時)は北朝鮮の工作機関が拉致を行なっていた事実を認めたものの、拉致被害者については「5人は生存しているが、横田めぐみさんら8人は死亡した」と報告した。(-"-)
この訪朝は、その後、蓮池薫夫妻ら5人を帰国させることにつながったものの、他の被害者に関して幕引きをはかろうとする北朝鮮の姿勢に、政府関係者や被害者家族は失望すると共に、同国への不信感が増大することにもなった。^^;
また、小泉首相は04年11月にも訪朝し、拉致被害者に関する再調査を求めたのであるが。
北朝鮮側が日本政府に渡したものは、「8人死亡」を示す真偽不明の資料と横田めぐみさんや松木薫さんのニセの遺骨(DNA鑑定で、ニセものと判明)だったわけで・・・。
それを思うと尚更に、今回の訪朝で、北朝鮮がまともな拉致被害者に関する調査報告を行なうかどうかは疑わしい部分があるのだ。(-"-)
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北朝鮮側は、その後、「拉致問題は解決済み」だと主張するばかりで、拉致問題は進展せず。
また、安倍首相が前政権時に、北朝鮮が核実験を行なったことで安保理の政策に加え、日本独自で厳しい経済制裁を課して北風政策を続けたこともあり、一度、開かれた日朝外交の扉が閉じられることに。^^;
安倍首相が辞任後、福田政権になって、北朝鮮は拉致被害者の再調査に同意したものの、その約束も守られることはなかった。(ーー)
しかも、北朝鮮は、今年にはいって日本との協議では、拉致被害者も含めた再調査実施に合意したのであるが。
他方で、北朝鮮は今月7日、国連本部で、日本拉致問題は「完全に解決済み」だと主張し、日本政府に制裁解除を求めてたりしているわけで・・・。
結局、拉致問題を解決する気は有していないのではないかという見方も出ている。_(。。)_
『北朝鮮の国連代表部は7日、ニューヨークの国連本部で、各国の外交官や報道機関に対し、自国の人権状況を説明する異例の会合を開いた。(中略)
、同席した北朝鮮外務省幹部は、日本人拉致問題について「完全に解決済み」とした上で、拉致被害者の調査と制裁解除に関する日朝間の合意について、「日本は義務を果たすべきだ」などと述べた。(読売新聞14年10月7日)』
今回の再調査は、拉致被害者だけでばなく、失踪者(遭難者?)や日本人妻なども対象になっているので、彼らに関する調査結果の報告をして、お茶を濁そうとするとか。
とりあえず新たな材料をにおわせて、制裁解除を引き出そうとしたりするおそれも大きい。(-"-)
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そのようなこともあって、安倍氏のアニキ分である平沼赳夫氏をはじめとする拉致議連のメンバーや被害者家族の中には、今回の訪朝には慎重or反対の姿勢を示す人が少なくないのであるが。
それでも安倍首相が、調査団の派遣を決めたのは、今回、北朝鮮が特別調査委員会のメンバーと直接会うことを提言したからではないかと察する。(・・)
もし北朝鮮側の報告が本当であれば、特別調査委には、秘密警察にあたる国家安全保衛部のメンバーも加わっているとのこと。この国家安全保衛部は、金第一書記の直轄の組織で、日本人の拉致行為や拉致被害者の管理に関わって来たとされている機関なのである。(@@)
それゆえ、安倍首相らは、もし有益な調査報告は得られなかったとしても、この機関のメンバーと直接話すことによって、拉致被害者やその調査に関して何らかの感触が得られるのではないかと考えた部分があるのではないかと。
また調査の中枢にいる人物に、日本側の考えを明確に伝えることによって、「きちんと調査をしない限り、制裁解除はない」ことを認識させて、本気の調査を促そうという意図もあるのではないかと察する。<さらに彼らを通じて、金第一書記にも、日本側の意図を伝えたいという思惑もあるようだ。(++)>
ただ、今回の訪朝が失敗に終わった場合には、安倍首相は、家族会や拉致議連の超保守仲間の期待や信頼を裏切ることになりかねないし。党内の求心力や国民からの支持が低下するおそれもあるわけで。
リスク覚悟で、大きな賭けに出たな〜と思ってしまうところがある。^^;
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mewはアンチ安倍政権ではあるものの、1人でも多くの拉致被害者が1日も早く帰国できるようになって欲しいという思いも強いだけに、この件では安倍陣営に是非、頑張って欲しいところ。
ちょうど昨日、昨年来、北朝鮮に拘束されていた米国人の旅行者が解放されたのであるが。<ホテルに聖書を置いて(忘れて?)行ったことが問題視され、拘束されていた。>
北朝鮮は、経済面、外交面でかなり苦境に立っていることから、うまく交渉を運べば、譲歩して来る余地は十分にあると思われ・・・。
安倍首相&周辺には、(以前から懸念しているように)決して自らの功を焦ることなく、北朝鮮への対応や交渉の仕方を冷静に判断して欲しいと願うばかりのmewなのだった。
THANKS
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