http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/329.html
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大きな恩義を受け北朝鮮に足を向けて寝られない立場の安倍氏ではあるが、この期に及んで、訪朝団派遣の理由として「拉致問題が最重要課題と伝えるのが目的」と説明するようでは首相失格である。
みっともなくも首相に再任された理由の一つでもあり、なんとしても日朝国交正常化まで進めなければならない立場なのだから、100%の成果が得られないことを知っているとしても、「北朝鮮の特別調査委員会メンバーに会い問題や支障を聞き出し、相手の尻を蹴飛ばしてでも調査を前進させ、拉致被害者をはじめ日本への帰国を希望する人たちの願いを実現させるため派遣する」と力強く説明すべきであろう。
安倍首相は、“ぶら下がり”で、「北朝鮮が『拉致問題は解決済み』と、こう言ってきた主張を変えさせ、その重い扉をやっと開けることができました」と説明しているが、北朝鮮は今でも『拉致問題は解決済み』というのを公式の立場としている。
誰が書いた原稿か知らないが、「調査団を今回派遣をしないことのリスク、派遣しないことによって結果として今後調査を行うことができなくなるというリスクを考え、われわれは直接責任者に私たちの意思と目的を伝えるべきだと、このように判断いたしました」という説明は、日本政府が対北朝鮮交渉力を有していないと吐露しているようなものである。
調査団を訪朝させなければ、拉致被害者をはじめとする在朝日本人の実情が調査されないままになる危険性があると真顔で考えているのなら、これまでの日朝交渉が無意味であったということであり、今後の交渉も思うように進展できないだろう。
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2014.10.22 16:09更新
【拉致再調査】安倍首相「拉致問題が最重要課題と伝えるのが目的」
安倍晋三首相は22日、北朝鮮の特別調査委員会による拉致被害者らの再調査に関する訪朝団派遣について「調査委の責任ある人に対し、拉致問題が最重要課題であるとしっかりと伝えることが目的だ」と語った。官邸で記者団に答えた。
首相は「調査に直接かかわる責任者から進捗状況についてしっかり聞く」とした上で「拉致問題を安倍政権で解決をしたいという強い決意と意志を持って、対話と圧力、行動と行動の原則に従って結果を出していく」と強調した。
http://www.sankei.com/politics/news/141022/plt1410220023-n1.html
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2014.10.22 16:27更新
【拉致再調査】安倍首相ぶら下がり詳報「調査できなくなるリスクを考えた」「強い決意と意思で結果出したい」
安倍晋三首相は22日、北朝鮮の特別調査委員会による拉致被害者らの再調査に関する訪朝団派遣について「北朝鮮の調査を行うことができなくなるというリスクを考え派遣を判断した」と官邸で記者団の質問に答えた。詳細は以下の通り。
−−訪朝団の派遣を決定した。拉致被害者の家族会などから根強い反対が残っている中で、派遣を決断した理由は。また、派遣に際して国民の期待は高まると思うが、具体的な成果の見通しはあるか
「今回の派遣は、特別調査委員会の責任ある立場の人に対して、われわれは拉致問題を最重要課題として考える、拉致問題の解決が最優先であるということをしっかりと伝えるために派遣すること、それが目的です。まさに調査をする責任者に私たちの一番大切な目的は何かということをしっかりと伝えなければならないということです。そして、この調査に直接関わる方々、責任者から進捗状況について話をしっかり聞く。そして先方に対して、正直に誠実に対応しなければならないということを先方に、責任者に伝えることが今回の派遣の目的です」
「そして、われわれはこの(派遣の)決断をするに際して、私は基本的に拉致問題を解決するためにはしっかりと北朝鮮に圧力をかけて、この問題を解決しなければ北朝鮮の将来はないと、そう考えるようにしなければならないと、ずっと主張し、それを主導してきました。その上において対話を行っていく。まさにその上において今対話がスタートしたわけです。北朝鮮が『拉致問題は解決済み』と、こう言ってきた主張を変えさせ、その重い扉をやっと開けることができました」
「そこで、調査団を今回派遣をしないことのリスク、派遣しないことによって結果として今後調査を行うことができなくなるというリスクを考え、われわれは直接責任者に私たちの意思と目的を伝えるべきだと、このように判断いたしました。われわれは何としても、この拉致問題を安倍政権において解決をしたいという強い決意と意思をもって今までと同様、対話と圧力、行動と行動、この原則に従って結果を出していきたいと思っています」
http://www.sankei.com/politics/news/141022/plt1410220024-n1.html
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北朝鮮に誠実対応求める=拉致調査、交渉継続訴え―安倍首相
時事通信 10月22日(水)15時47分配信
安倍晋三首相は22日午後、北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の現状を把握するため政府訪朝団の派遣を決めたことについて、「拉致問題の解決が最優先であり、正直に、誠実に対応しなければならないと先方の責任者に伝えることが目的だ」と説明した。
首相官邸で記者団の質問に答えた。
北朝鮮側の求めに応じる形での訪朝団派遣をめぐっては、被害者家族らに慎重論が根強い。これに関し、首相は「派遣しないことによって、今後、調査を行うことができなくなるリスクを考え、私たちの意思と目的を直接責任者に伝えるべきだと判断した」と述べ、日朝間で交渉を継続する必要性を強調した。
また、首相は「対話がスタートし、重い扉をやっと開けることができた。拉致問題を安倍政権で解決したいとの決意を持って、『対話と圧力』『行動対行動』の原則に従って結果を出していきたい」と語った。
最終更新:10月22日(水)17時15分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141022-00000066-jij-pol
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