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身体検査の甘さが露呈して辞任に追い込まれた小渕優子氏
http://www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/20141021/zkj1410211140001-n1.htm
2014.10.21
第2次安倍晋三政権で内閣改造してから2カ月足らずで2閣僚が辞任、交代しました。
第1次の時とは違ってて、2012年12月政権発足以来、順風満帆で一人も辞任を出さず、野党はいずれも弱々、懸念材料といえば経済状況だけという現政権が、「一気に2閣僚が引責辞任」というピンチに見舞われるとは神様ならずとも、だれが予想していたでしょうか。政権中枢は動揺を隠しきれないようです。
今回の小渕優子元経済産業相のケースは、総務省のホームページで公開されている政治資金収支報告書などの資料を丹念にあたっていけば、おおよそつかめる話。取材する側としては、入閣経験のある議員なら「問題ナシ」という思い込みは禁物でした。週刊新潮のスクープに反省しきりです。
一般的には、内閣情報調査室(内調)が中心となって、入閣候補に対し近親者も含め素行や交友関係、金銭問題などの“非公開情報”を調べ上げ、組閣人事の前に報告することになっています。「身体検査」と呼ばれる身辺調査です。
にもかかわらず、小渕優氏と松島みどり元法相はいずれも入閣後に問題が発覚しており、政権内からは身体調査が甘かったと内調を責める声が上がっています。
自民党のある閣僚経験者は小渕氏が閣僚経験者で財務副大臣も務めていたことから「問題があるなら、すでに表沙汰になっているという思い込みがあったのだろう」といいます。
ほかにも、内閣のリニューアルにあたって「女性の活躍」を掲げ、過去最多タイの女性閣僚登用をめざす安倍首相にとって、小渕氏は「意中の人」だったため、「内調といえども官僚。首相が入れ込む候補にネガティブ情報を上に上げるのには及び腰になった」(自民党中堅)という“批判”もあります。もっともこちらはかなりうがった見方でしょう。情報をキャッチしておきながら隠していたことが分かればおとがめは必至。閣僚の、政治とカネをめぐる引責辞任はそれだけ政権にとって大きなダメージにあたるからです。
ただ、調査を任せられている当局にとって「身体検査」は以前よりやりづらくなっていることは確かなようです。
地方で近親者の素行確認をしようとして「個人情報保護法があるから話せないときっぱり断られたことがある」という関係者もいます。
当局の権限を示して協力を求めることもできない場所や案件もあるそうで、そういうときは深追いしないとのこと。いったい、どんなケースなのでしょう。「想像に任せる」とはぐらかすばかりでした。(S)
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国会を取材。自分より若い国会議員が増えたのも気にならなくなって久しい。
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【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。10月のお題は「神様」です。
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