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記者会見に臨む小渕優子経産相=東京・霞が関の経産省で2014年10月20日、徳野仁子撮影
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141020-00000002-maiall-pol
毎日新聞 10月20日(月)10時45分配信
経済産業相を辞任した小渕優子衆院議員は20日午前9時40分過ぎから経済産業省で記者会見を開き、謝罪した。冒頭の発言は次の通り。【デジタル報道センター】
このたびは私の関係する政治資金団体の収支報告書の記載に際してさまざまな疑問を提示されました。そのことにつきまして野党の皆様から数々のご質問をいただき、本来やらねばならない審議に大きな影響を与えてしまったことを重く受け止めています。
このように、大変お騒がせしてしまったこと、ご心配をおかけしていることに対し、国民の皆様、私を長く支援してくださっている後援会、地元・群馬の皆様、ご迷惑をかけているすべての皆様に心からのおわびを申し上げます。
◇疑惑に関する説明
今回、二つの問題が指摘されていると理解している。一つ目は物品購入、二つ目は観劇などの行事費用に関する問題であると理解している。
まず物品購入について。事務所費や組織活動費については、実際に購入したことを領収書などで確認中だが、公私の区別についてはしっかりつけていることを改めて申し上げる。その上で報道で指摘された品物について説明する。
地元・群馬の名産である下仁田ネギやこんにゃくは、県外の支援者の方への贈答であり、地元の名産を紹介することは、地元群馬の振興につながると思っていた。
ベビー用品や化粧品の購入については、報道などで誤解を示されるコメントがあった。しかし、ベビー用品は父の代から支援していただいている県外の方への出産祝いなどのため購入、化粧品や服飾品は、私が団長として海外へ出張した際のお土産として購入したもの。報道には「贈答品など社交は個人のポケットマネーで」との指摘があるが、企業などが経費で社交儀礼をするのと同様、政治家がさまざまな交流を持ち人脈を広げていくことは重要な仕事の一つで、経費として認められると思っている。
義兄が経営する店から購入している点は、姉がデザインしているもので、そのことが会話のきっかけとなり、大変重宝している。
◇観劇会は実費徴収を確認
観劇会など行事について。収支報告書によれば、費用として計上した支出額が、徴収した収入額を上回っていることから、不足分を後援会で補てんしたのではないか、公職選挙法に抵触するとの指摘があった。
観劇は女性部会として行っている重要な行事で、私も毎年ではないがあいさつにうかがっている。ただ私は参加者から実費をいただいていると聞いていたので、報道に大変驚き、すぐに確認をお願いした。今日までに、後援会から報告を受けたことをお知らせする。
観劇は平成19年から毎年行い、今年も10月に行った。報告書に24年の記載がなかったが、実施は確認した。この会は、公演を貸し切って、1回1000人程度、2グループで行い、2000人超で実施しており、1人1万1000〜1万2000円をいただいている。費用には、入場料、食事代、バス代も含まれる。通常より貸し切りは入場料を安くしてもらっている。後援会の各地区に参加枠を割り振りし、責任者がとりまとめる。希望者には申込書に記入してもらい、参加費として1万2000円を預かる。参加費を事務所に持参してもらっていた。(申込書のコピーを提示)
◇不記載が多額に上っている可能性がある
このように、キチンと参加費をいただいている。とすると、収支報告書の記載には大きな疑問があると言わざるを得ない。不記載が多額に上っていると思われる。
参加実数を再確認しているが、2000人の参加があれば、2400万円の観劇代が計上されていなくてはならない。しかしながら、22年は372万8000円、23年は369万3000円。24年は収支とも計上されていない。指摘の通り、大きな疑念があると言わざるを得ない。24年も含め、かかった費用も再度確認する必要がある。
このように、収支双方の実態があったのか否か、私自身、大きな疑念を持ったところであり、後援会を含めた政治団体の収支両面にわたり、報告書のすべてを第三者の視点から調査してもらう必要がある。客観的な調査をしていただくことにした。調査範囲は多数の団体、個人に及ぶため、相当の調査期間が必要になる。
誠に不徳のいたすところであり、引き続き調査をしっかりし、正すところはしっかり正し、一日も早くご支援していただいている皆様の信頼を取り戻すことに専念したいと思う。
自らの行為で、経済、エネルギー政策に停滞をもたらすことは許されることではない。ここで大臣の職を辞し、こうした疑念を持たれていることについてしっかり調査をし、皆様方に示せるよう、そのことに全力を傾注したいと考えている。安倍内閣の一員として経済再生、女性の輝く社会の実現、その他さまざまな課題に対し、何一つ貢献できなかったことを心から申し訳なくおわびを申し上げる。
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