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見よ!これが日本と中国の対米外交力の差である
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20141020-00040109/
2014年10月20日 6時25分 天木 直人 | 外交評論家
きのう10月19日の朝日新聞がワシントン発奥寺淳記者の次のような囲み記事を掲載していた。
「米中閣僚 私邸外交」と題するその記事の要旨はこうだ。
米国のケリー国務長官は17日、中国の外交を総括する楊ケッチ国務委員(副首相級)をマサチューセッツ州ボストンの私邸に招き夕食を振舞って、米中両国関係や国際情勢について腰を据えて話し合った。
ケリー国務長官は通例は首都ワシントンの国務省で各国の外相を迎えるが、今月9日は英国のハモンド外相をボストンに招待し、米英の特別な関係をアピールした。
米メディアは「今度は中国の番」と書き、安全保障や人権問題などで対立する米中関係の中で、「(11月のAPECに向けて)米中首脳会談のムードを温める」ためとも報じている。
以上がその要旨だが、私が注目したのは楊ケッチ氏についての次の解説部分だ。
「前外相の楊氏は駐米大使も務めた米国通」
それだけではない。
楊氏はその昔、父ブッシュが中国の連絡事務所長をしていた時、通訳官としてつとめ、以来ブッシュ家と親しくなって、米国留学中にはブッシュ家に一時下宿していたという。
以来中国政府は楊氏を対中外交の第一人者として育て、駐米大使、外相、そしていまでは副首相級の国務委員だ。
翻って日本はどうか。
歴代の外務大臣がすべからく外務官僚の操り人形であり、出世の最終ポストとして駐米大使を独占してきた外務官僚は、ろくに英語のできない、日本のほうばかりに目を向けた小役人の集まりだ。
日本は対米外交で中国に勝てるはずがないのである。
11月に北京で開かれるAPEC首脳会議では、それがあらためて露呈されることになる(了)
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