http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/175.html
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(回答先: 律令体制においては、霞ヶ関官僚には、天下りする権利がある(uedam.com掲示板) 投稿者 五月晴郎 日時 2014 年 10 月 19 日 20:07:09)
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/13238
2014年10月19日
(略)
今、福島県には、「福島は日本か」さんのような人が、たくさんいる、と私は想像しています。3.11が、はからずも暴露してしまったこの国・社会のガラパゴスさ。
3.11以後、日本で何が起きているか、といえば、私の考えでは、ペリーの来航によってすでに要請されていた日本社会の体制変換です。それも、根本的な。
根本的な、というのは、明治政府がしたような、「富国強兵・天皇制国家の確立」、などというような時代状況に対する「緊急避難」対策ではなく、律令理性の社会を自然理性の社会へと変える、ということです。
これだけでは、言葉遊びになってしまいます。
そこで、実例に登場していただきましょう。
永添さんのツイッターに、ルナテラつぶやきがありました。
runatera @tteraruna ? 14時間 14時間前
「冷笑に負けない〜福島市の母子が味わった被曝と自主避難への強い風当たり」
この親子が味わった律令社会で、ホッブス原理を貫くことの苦痛。
http://ameblo.jp/rain37/entry-11381370550.html
内容のほうは、関心のあるかたは、各自、ご覧なってください。
この記事で、私がショックを受けたのは、ここです。
「「え?避難?事態はそんなに深刻なの?」
息子の勤める福島市内の外資系保険会社に、東京本社から「バスを用意するから避難したい人は申し出るように。ホテルでの宿泊代も会社で負担する」とのメールが届いたのだ。マスクも1年分用意するという。3月14日のことだった。
自宅のテレビでは、地元テレビ局のアナウンサーが「レントゲン撮影と同程度の放射線量ですから大丈夫ですよ」と呼びかけている。枝野幸男官房長官(当時)は「ただちに人体に影響ない」と繰り返していた。避難するべきか、B子さんは大いに悩んだ。家族会議も開いた。しかし結局、いつまで避難生活が続くのか先が見えないこと、逃げることで周囲に大げさに映るのも嫌だということからバスへの乗車を見送った。後で確認したら、会社が用意したバスに乗った社員や家族は一人もいなかったという。
「国もメディアも、被曝の危険性をきちんと教えてくれれば孫も守ってあげることができたのに…」
要するに、福島心中です。
福島県人が病気になり、死んでいくのは、何も日本政府が強要しているからではない、と。
小出裕章さんのフレーズでは、「騙されるほうにも、騙される事の責任がある」と。
このような行動原理を抜け出してこそ、そこから、自然理性人としての日本人が誕生します。
ルナテラさんのプロフィール
「原発事故が起きるまで何も考えていなかったと反省…これからの日本がとても心配…」
まあ、それまでは、幸せな人生を送っていた人です。
まさに、3.11は、災難だったことでしょう。
そこで、ホッブス原理に基づいて行動したところ(人は、自分の存続を最優先にすることができる)、律令理性社会の、お決まりの反応を受けたのでした。
人と異なる行動するものは、裏切り者である、と。
私の予想では、こういう人たちは、福島心中となります。
放射能は、律令理性人たちのモラルを考慮しません
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