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(回答先: 小渕経産相が辞意 政治団体収支問題で首相周辺に:説明で逃れられるレベルを超越:辞めてお目こぼしの安倍氏的先例は× 投稿者 あっしら 日時 2014 年 10 月 18 日 02:20:46)
看板閣僚で波乱 改造1カ月、安倍政権へ影響必至[日経新聞]
2014/10/18 2:00
内閣改造から1カ月余り。「政治とカネ」をめぐる問題は、安倍内閣の看板閣僚である小渕優子経済産業相が辞意を伝える事態に発展した。安倍晋三首相はイタリアから帰国する18日にも判断する。一人の閣僚も不祥事で交代することのなかった第2次安倍内閣にとって、初の引責辞任となれば政権運営への影響は必至だ。野党は松島みどり法相の問題も含めて、安倍政権との対決姿勢を強めていく方針だ。
9月3日に発足した第2次安倍改造内閣は過去最多に並ぶ5人の女性閣僚を登用した。政権が掲げる「女性の活躍推進」を率先垂範するためだった。小渕氏は40歳と閣内最年少で重要閣僚の経産相に抜てきされた。自民党内では将来の首相候補の一人との見方もある。
小渕氏の問題発覚後、政府や自民党の幹部は「自身が調査したうえで説明するのを見守る」との姿勢を貫いていた。しかし、国会での野党の追及に対し、小渕氏は「私自身はわからない」「確認したい」などと苦しい答弁を強いられている。政治資金での贈答品購入が国民の感覚として不適切だと指摘されると「もっともだ」と述べた。週明け以降に調査結果を公表しても追及を乗り切れる可能性は低いとみる向きが政権内でも多い。
今回問題となった関連政治団体による支援者向けの観劇会をめぐる不透明な収支は、参加者から観劇に見合う費用を受け取っていなければ公職選挙法違反にあたる可能性がある。小渕氏が所属する自民党額賀派の幹部は17日夜「本人のためにも早く辞任した方がいい」と語った。政府関係者も「このまま苦しい説明を続ければ今後の議員としての立場も危なくなる。閣僚辞任でけじめをつけるべきだ」と述べた。
2006〜07年の第1次安倍内閣では閣僚が「政治とカネ」の問題などで相次いで辞任に追い込まれ、支持率が低迷した。その後、12年の政権交代で発足した第2次安倍内閣は今年9月の内閣改造まで一人も閣僚が交代せずに安定政権を印象づけてきた。内閣改造をめぐっては、首相周辺には「ここまで続いたのだからあえて改造すべきではないのではないか」との声もあった。今回の小渕氏の問題は政権内の不安が的中した格好だ。
民主党など野党は地元選挙区のイベントなどで討議資料として「うちわ」を有権者に配布した松島法相にも照準を合わせ、辞任を迫っている。小渕氏が辞任すれば他の閣僚への追及を強める野党が勢いづくのは必至だ。首相の任命責任を問う声も出そうだ。
「第1次安倍内閣のような閣僚のドミノ辞任になる可能性もある」。政府内にはこんな危機感も出始めている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H3H_X11C14A0EA2000/?nbm=DGXLASFS17H3D_X11C14A0MM8000
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