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小渕経産相あ〜崖っぷち!? 補填なら違法
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141017-1383091.html
小渕優子経済産業相は16日、自らの政治団体が支持者向けの観劇会で費用の一部を負担した形になっている問題について、「もし私が補填(ほてん)していれば、法律に引っかかる」と認めた。有権者への利益供与を禁じた公職選挙法に抵触する可能性もある。「初の女性総理候補」といわれる小渕氏が抱えた、政治とカネの問題。野党からも「残念」の声が出るほど、「小渕ショック」は大きい。安倍1強の政治情勢にも影響を与えそうだ。
参院経産委員会に出席した小渕氏は、終始硬い表情だった。政治資金収支報告書に記載された東京・明治座での観劇会で、収入(参加者の実費)と支出(劇場への支払い)に大きな開きがある問題で、野党から「仮に事実なら、小渕大臣の目から見て公選法違反か」と問われ、観念したように答えた。「もし私の方で(差額を)補填(ほてん)していたら、法律に引っかかる認識は持っている」。
指摘される点が事実なら、公選法違反に問われる可能性があると認めた。その上で「実費を収めてもらっているかが大事。閣僚として責任の重大さは確認している。出来るだけ早く調べたい」と、述べた。
明治座の観劇会は、後援会を対象に2010年と11年に実施。小渕氏の政治団体「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」の政治資金収支報告書によると、会費収入は計約742万円だが、両団体が明治座に「入場料食事代」で支出したのは計約3384万円。団体側が約2642万円を負担した形だ。
小渕氏は「まだ確認が十分でない」と、調査不足を強調。「不適切な使途で辞めた大臣は多い」と進退を問う質問も出たが、「現段階では調査をしている」と防戦一方。「今回の(週刊誌)報道で初めて分かった」「お騒がせして申し訳ない」と釈明に追われた。
今回の問題は、通常の閣僚スキャンダルを超える衝撃だ。小渕氏が「女性初の首相候補」といわれるからだ。安倍晋三首相の期待も高く、女性活用を掲げた第2次改造内閣の象徴的存在。これまでスキャンダルとは無縁で、自民党重鎮にもかわいがられ、「大事に育てたい」という空気が自民党でも強い。次の次の総裁選の有力候補といわれる。
それが、有権者の信頼を失いかねない政治とカネの問題に直面。政治資金の公私混同も疑われる。問題を追及した野党議員からも、「小渕大臣には女性の代表で輝いてほしい。期待を背負っている自覚を持って」(民主・安井美沙子氏)「女性活躍のシンボル。女性閣僚の失速を恐れている」(みんなの党・松田公太氏)と複雑な声が出た。
小渕氏は首相候補から、一気に「大臣の資質」を問われかねない立場に陥った。【中山知子】
◆公職選挙法 1950年(昭25)制定。国会議員、地方公共団体の長、およびその議会の議員の選挙について定める法律。これらの選挙が、選挙人の自由な意思によって公明かつ適正に行われることを確保し、民主政治の健全な発達を期することが目的。
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小渕経産相、姉とその夫の店で362万支出
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141017-1383093.html
小渕優子経済産業相の資金管理団体「未来産業研究会」が、2012年までの5年間に、小渕氏の実姉の夫が経営する服飾雑貨店や実姉のデザイン事務所に38回、計362万円を支出していたことが16日、分かった。いずれも、支出の目的は「品代」としか記載がない。親族経営の事務所や店に政治資金を使った可能性もあり、「公私混同」との指摘が出ている。
5年分の政治資金収支報告書によると、38回の支出はいずれも「組織活動費」から支出。2回はデザイン事務所、36回は服飾雑貨店に支出。額が10万円を超えたものは9回あり、中でも09年12月28日には85万3965円を支出していた。
店は、東京・青山のタワービルにある。小渕氏は、16日の参院経済産業委員会で「姉がデザインしたネクタイ、ハンカチなどを売っており、贈答品や海外出張時のお土産に使った」「姉が父について書いた本があり、私のパーティー用にまとめて買った。他では買えない」と主張。「政治活動の範囲内」と強調した。
ほかにも、地元群馬の名産・下仁田ネギに60万円近く支払った年があるほか、ベビー用品やおもちゃ、化粧品、ハンドバッグ、ストール、葉巻などへの支出記録もある。小渕氏は「公私混同で買い求めたものではないと思う」と、歯切れの悪い答弁だった。
[nikkansports.com 2014/10/17]
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