http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/897.html
Tweet |
普天間運用停止を拒否した米国と空手形を切った菅官房長官の責任
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20141017-00040043/
2014年10月17日 8時42分 天木 直人 | 外交評論家
きょう10月17日の朝日新聞が大スクープを掲載した。
米国防総省当局者が朝日新聞の取材に対し、「2019年2月の(普天間基地の)運用停止について米政府は同意していない」と明言したというのだ。それだけではない。そんな要請は日本から聞いていない、たとえそんな要請があったとしてもそれは日本の一方的な要請だ、と一蹴されている。
これではっきりした。
菅官房長官が9月に沖縄を訪問して、2019年2月までに普天間の運用停止すると仲井間知事に約束したのは、何の根拠もない、仲井真候補を応援するための空手形だったということだ。
それを大騒ぎして報道したメディアは仲井真候補とそれを支持する安倍政権の選挙応援をしたのだ。
内閣総辞職ものの食言だ。
辺野古移設反対のオール沖縄が支援する翁長候補の陣営は、この深刻な仲井真陣営の不誠実を追及しない手はない。
それにしても菅官房長官は往生際が悪い。
きのう10月16日の記者会見で次のように弁明したらしい。
「こうした考えについて、米国に様々なレベルで繰り返し伝えている」と。
笑止だ。
米国の声は神の声だ。
米国国防総省当局者がこれだけはっきりと「米国政府として受け入れられない」といっているものを、どうして運用停止できるというのか。
様々なレベルなどという話ではない。
こんな重要な決定は、オバマ・安倍のトップ会談でなければ決まるはずがない。
安倍・岸田・菅コンビは、そんな重大な対米交渉を本当にやろうとしているとでもいうのか。
このコンビに、その政治的器量と覚悟があるとでもいうのか。
何よりもこのコンビで、オバマの米国を説得できるというのか。
何から何まで嘘だらけだ。
菅官房長官は安倍首相の女房役にふさわしい政治家である(了)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK172掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。