http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/881.html
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http://31634308.at.webry.info/201410/article_13.html
2014/10/16 23:29
安倍第1次内閣の大臣は、改造前はこれと言ってマスコミの餌食になってこなかったが、第2次内閣になって、急に大臣の身辺の問題が多発して来ている。昔、見ていた自民党の姿がまた露呈し始めた。
松島大臣の「うちわ」問題は、本人が陳謝し幕引きを図りたい考えだが、普通ならば公職選挙法に抵触していることは明らかである。しかし、法務大臣が法を犯しているようでは、誰も裁ける訳がない。その前は、在特問題の山内国家公安委員長がやり玉に上がっていたが、他が騒がしくなったので目が反れてしまった。
まだ国会では追及されていないが、日刊ゲンダイには以下の記事のように塩崎厚労大臣の疑惑が書かれている。
内閣に新たな醜聞 塩崎厚労相に地元老人ホーム“口利き”疑惑
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154062
また、政治資金の問題で、防衛大臣の江渡大臣も野党から攻められている。野党は領収書を見せろと言っているが、江渡大臣は提出していないという。何もやましいことがないなら、積極的に疑いを晴らすのが常識である。それをやらないということは、政治資金規制法に抵触していることを自ら認めているようなものである。
江渡防衛相、寄付と記載の200万円は「親族の人件費」
http://www.asahi.com/articles/ASGB65J41GB6UTIL052.html
もっとも悪質に見えるのが小渕経産大臣で、2千万円以上の政治資金の流用の疑惑が上がっている。週刊誌、民放TV、NHKでも報道され、辞任は必至という。これで女性宰相に最も近いというのだから、日本の政治も堕ちたものである。官僚の原稿を読んで答弁していればいい政治など、日本に未来はない。
それにしても、これだけ疑惑まみれであるが、今のところ誰一人辞任もしない。その背景には、地検特捜や警察の動きがないから高を括っているのであろう。民主党政権になるときは、小沢氏を地検特捜部、検察の全組織を挙げて洗いざらい調べられた。自民党は、50-60年間、積み上げてきた霞が関体制、行政の体制を保持してくれる大切な政党で、その中の政治家が多少の疑惑があろうと、自民党体制を壊していけないと考えている。
民主党政権が出来ようとしていた時、当時の代表の小沢氏を、検察特捜部が取り調べた時とは大違いである。民主党の議員が小渕大臣のようなことをやれば、一発で特捜部や検察の捜査が入ることは目に見えている。そんな世界を国民が何とも思わないのなら、どうしようもない。こんなブログを書いている意味もない。
今、小沢氏がもう一度、野党に政権を戻すために、野党協力を呼び掛けている。政権を取ろうとしない政党は、政党ではないとまで言い切っている。さらに共産党が全く勝ち目のない選挙区まで、ほぼ全て候補者を立てていることを批判している。小沢氏が他党の事を批判することなどは異例である。ここまで危機意識を持って事あるごとに訴えているのは、小沢氏ぐらいである。歴史にはタラレバはないが、小沢氏が首相になっていたら、少なくとも安倍政権は出来ていなかっただろう。
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