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日米TPP交渉後の会見/(C)日刊ゲンダイ
「再稼働しないとデング熱流行」と強弁 “原発守護神”甘利明再生相
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154113
2014年10月16日 安倍内閣 お友だち・お飾り大臣を裸にする 日刊ゲンダイ
■甘利明経済再生・TPP担当相(65=神奈川13区、当選10回)
早々に留任が決まった。理由は、安倍政権にとって重要課題であるTPP交渉の継続性だ。改造直前には、幹事長就任のウワサが急に出回ったが、番記者に対して「幹事長と大臣の兼務もアリだな」と軽口を叩く余裕ぶりだった。
もっとも肝心のTPPは暗礁に乗り上げている。9月下旬にワシントンで開催された日米閣僚協議は物別れに終わり、年内合意は絶望的だ。
「甘利さんは、交渉決裂は自分のせいではないと思っている。裏では『こっちが譲歩してやったのに米国が蹴りやがった』『それもこれもオバマに力がないからだ』と言いたい放題です」(全国紙TPP担当記者)
●経歴 県立厚木高校から慶大法学部。ソニーを2年半で退社し、新自由クラブの衆院議員だった父・正の秘書を9年務めた。父の引退に伴い、83年の総選挙で初当選。3年後に新自由クラブが解散し、自民党入りした。山崎派の有望株だったが、後から入った石原伸晃が派閥を継承したため、退会。派閥横断の「さいこう日本」を立ち上げた。安倍の盟友で、12年の総裁選では選対本部長。第1次内閣でも経産相に起用され、安倍政権での在任期間は全閣僚の中で最長だ。昨年、舌がんが見つかって辞意を伝えたが、安倍に慰留されて続投した。
「原子力ムラの守護神」と呼ばれる原発推進派。東電は電力業界からみた議員の重要度や貢献度によって、パーティー券の多額購入などで厚遇しているが、甘利はその上位ランクホルダーで、麻生太郎、石破茂、石原伸晃とともに「原発4兄弟」とされる。
この夏、都内でデング熱の感染者が見つかった際は、NHKの「日曜討論」(9月7日)で、「原発再稼働しないと、二酸化炭素の増加で地球の温暖化が進む。デング熱の流行はその結果だ」と発言。風が吹けば桶屋が儲かる式のこじつけ理論で再稼働を正当化した。
●鑑定団 公式サイトで好きな番組に挙げている「開運!なんでも鑑定団」の8月12日放送に登場。甘利が持参した“お宝”は、ヤンキースの田中将大投手が楽天時代の初完封試合(07年6月13日)で着ていたサイン入りユニホームだ。鑑定額は200万円。試合の数日後に楽天の三木谷社長からもらったというが、当時の甘利は第1次安倍政権の経産相。「収賄疑惑」と週刊誌に書かれた。この収録は、自民党候補が負けて政権に大打撃を与えた滋賀県知事選前日の7月12日に行われた。
●ダイエット 減量のためウオーキングを始めた。
「大の甘党で、好物はメロンパン。とんかつやステーキ、ラーメンなど高カロリーな食事にも目がない。お腹回りの脂肪でスーツの一番下のボタンが留まらなくなってきたことを気にしているようです」(自民党関係者)
最近は議員宿舎まで歩いて帰宅することもある。
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