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http://31634308.at.webry.info/201410/article_12.html
2014/10/15 21:39
日本とドイツは同じ工業立国で、輸出の主力品は似ている。ドイツは、チェルノブイリの原発事故により核汚染物質が国内に降ってきて、作物を汚染した。それ以来、ドイツ国内では原発を続けるか、廃止するかの議論となり、今のメルケル首相が環境大臣だったこともあり、電力会社、産業界、国民を含めて、原発を廃止していく方向になっていた。それを決定的にさせたのが、日本で起きた福島原発事故であった。メルケル首相は、自分達が進めてきた政策は間違いではなかったと確信したという。国民も再生エネルギー買い取り価格の補てんとして、電気料金が上がるのも許容してきた。
先日、このブログで『日本は再生エネルギーは邪魔者、ドイツは再生エネルギーが主役。もうこんな政治はやめにしようではないかhttp://31634308.at.webry.info/201410/article_10.html』も書いたが、ドイツでは再生エネルギーによる電力が30%近くまで伸びているという。日本は、普及率はまだ全体の2%程度という。その2%程度の電力で、送電線の容量をオーバーして不安定になると言っている。ドイツは既に再生エネルギー電力が30%だというのに、日本のようなことは言っていない。明らかに、日本の場合は何かを隠していると思っている。その一番大きな理由は、今でも電力が足りているので、原発再稼働分の電気量の空きを作っておきたいからだろうと考えている。
では、ドイツは日本の15倍の再生ネルギー電力をどのようにしているかというと、再生エネルギーを主電力として、太陽光、風などの日々の電力変動は、火力やまだ稼働している原子力で調整している。ドイツは原発を止めると決めたので、再生エネルギー電力を主役として位置づけるのだ。日本は原発を重要なベース電源として、これからもずっと使い続けるという考えだから、再生エネルギーが邪魔になる。
同じ自民党でも、正常な頭をもつ小泉元首相のような政治家は、日本の愚かしい間違いがわかっている。タダで手に入れることが出来る再生エネルギーの発展こそ、毎年何兆円ものお金が海外に流れるのを止め、国富の増大に繋がることは小学生でもわかることである。
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