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http://mewrun7.exblog.jp/22475205/
2014年 10月 15日
安倍改造内閣の新閣僚、特にウリモノの女性閣僚が、物議をかもし続けている。(@@)
就任以来、ストール騒動、うちわ問題、議員宿舎問題で相次いで野党の批判、追及を受けている松島みどり法務大臣は、今度は「雑音」発言で謝罪することに。(~_~;)
野党側は、うちわ問題の公選法違反と合わせて、松島法務大臣の辞任を要求して行く構えでいる。(・・)
また政治資金規制法違反の疑いが持たれている江渡聡徳防衛大臣は、野党側が要求した領収書を一部しか提出しなかったことから、安保委員会が紛糾し、野党側が退席する騒動に。今後、委員会の進行に支障が出るおそれが大きい。(>_<)
高市早苗総務会長が、秋の例大祭で靖国参拝を行なう意向を表明したことにも、疑問や批判の声が出ている様子。<安倍首相が日中首脳会談の実現を目指している時だけに、尚更に。>
これには、公明党も不快感を示しており、今後、問題視されそうな感じがある。^_^;
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これは、『安倍自民にブーメラン〜松島に新問題&民主の野次も攻め切れず+男子体操http://mewrun7.exblog.jp/22460630/』の続報になるのだが。
松島法務大臣が、10日の会見で、これまで野党から批判を受けて来た諸問題に関して「いろんな雑音で迷惑をかけた」と発言。<野党の批判や追及を「雑音」で片付けちゃったのよね。もしかしたら、それが安倍自民党のホンネかも知れないけど。(>_<)>
しかも、諸問題に関して、自らの非を認めず、謝罪も拒んだため、野党の反発を買うことになった。(@@)
『法務大臣就任後に衆院赤坂宿舎に入居した問題などで野党から追及を受けたことに関し、松島みどり法相は10日、「雑音で迷惑をかけて残念」と話した。記者会見で質問に答えた。また、衆院法務委員会終了後には国会内で記者団から謝罪の意思を問われたのに対し「私はそうは思わない」と否定した。
松島法相をめぐっては、「討議資料」を記載した“うちわ”を選挙区内で配布したことや、赤いスカーフをつけて参院本会議に出席したことなどを野党が追及。同日の会見で、これらの問題について感想を求められた松島法相は「いろんな雑音でご迷惑かけたことは残念だった。これから仕事をしっかりと進めていく」と語った。
東京都内に自宅マンションがありながら議員宿舎に入居したことについては、「マンションには小学生や幼児が多く住んでいる。万が一、危険にさらされると困ると思って、議員だけが住んでいる議員宿舎(への入居)を願い出た」と釈明。過去にツイッターで「赤坂宿舎は必要ない」とつぶやいていたことについて見解を求められると、「消費増税の時期で慎重にのぞまなければいけないと思って書いた。(自分は)大臣在任中だけ住むつもり。特殊な状況の中で住むので、それほどの矛盾は感じていない」と答えた。
また、会見を終えた松島法相は衆院法務委員会で所信を表明した後、国会内で記者団の取材に応じた。「法務省はルールをつくる場だが、宿舎の問題やうちわの問題など、ルールが多少破られている中で陳謝が必要だと思うが」と問われたが、「わたくしはそう思わない」と断言した(産経新聞14年10月12日)』
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野党側は、この松島法務大臣の「雑音」発言に反発し、撤回と謝罪を要求。14日の法務委員会が予定通り開会できない状況に陥った。
自民党幹部も、さすがに「雑音」発言は問題だと考えたようで。野党側との協議した上で、松島大臣に陳謝させて、委員会を開くことに決めたという。^^;
『自民党の佐藤勉国対委員長は14日の記者会見で、松島みどり法相の「雑音」発言に野党が反発して国会審議に支障が出たことについて、「問題になるような発言はしてほしくないのが国対の考え方だ。委員会に影響があるような発言は慎んでいただきたい」と苦言を呈した。本人に口頭で注意したことも明らかにした。(産経新聞14年10月14日)』
『松島氏の発言に対しては自民党内からも「許すまじき言葉だ」(吉田博美参院国対委員長)と同情する声は聞こえてこない。政府・与党は早期に幕引きとしたい考えで、開会が午後にずれ込んだ参院法務委の冒頭、松島氏に陳謝させることで収拾を図った。(時事通信14年10月14日)』
これを受けて、『松島みどり法相は14日午前の参院内閣委員会で、自身の選挙区内での「うちわ」配布問題や、特例で衆院赤坂議員宿舎へ入居したにもかかわらず都内の自宅に泊まったことなどを念頭に「先日からの私の言動で各方面に迷惑を掛け、誠に申し訳ない」と陳謝(日経14年10月14日)、同日午後から法務委員会が開会。
さらに、松島大臣は法務委員会冒頭でも「雑音」発言に関して、陳謝したという。(~_~;)
ただ、野党側は、松島氏が法務大臣に就任後もうちわを配布して公選法違反の行為を行なっていたことは、担当閣僚の資質に問題があるとして、さらに追及を続けて行くと共に、辞職を求めて行く構えでいる。(・・)
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他方、14日には、江渡防衛大臣の政治資金規正法違反の問題で、衆院防衛委員会も紛糾。野党5党が途中で退席する事態に発展した。(@@)
『江渡防衛大臣の政治資金収支報告書の問題を巡って、衆議院の安全保障委員会が紛糾し、民主党など野党側の一部が、「江渡大臣が約束した領収書を提出しないため審議の前提が崩れた」として退席しました。
江渡防衛大臣を巡っては、江渡氏の「資金管理団体」から江渡氏「個人」に対し、350万円の寄付があったと政治資金収支報告書に記載されていたことが問題とされています。
政治資金規正法では、「資金管理団体」から政治家「個人」への寄付は禁止されていて、これについて江渡氏は、「実際には寄付を受けていない」「350万円は職員に支払った人件費で、仮の領収書を発行している」などとして、単純な記載ミスだと釈明し、訂正しています。
これに対し民主党などは、その領収書の提出を求め、江渡氏側も先週の予算委員会で応じる姿勢を示したため、14日の安全保障委員会に提出して審議することで与野党が合意していました。
しかし14日の委員会で江渡氏は、法律上の保存期間が3年間だとして、問題となっている2009年の領収書を含まない、発行後3年以内の領収書のみを提出、民主党は、「審議の前提が崩れた」として議事の途中で退席し、維新の党やみんなの党もこれに同調しました。(TBS14年10月14日)』
『江渡防衛相は2009年と2012年の計4件分の領収書のうち、2009年の2件は保存期間を過ぎているとして、2012年の2件分のみを提出していた。
このため、14日の委員会で、民主党など野党5党は「審議の前提が崩れた」として途中退席したが、委員会の質疑は行われた。野党側は反発を強めており、領収書の代わりとなる資料の提出を求める方針だが、与党側が応じるかは不透明。(日テレ14年10月14日)』
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江渡法務大臣は、09年と12年に、資金管理団体から議員個人への「寄付」として支出した350万円が、議員会館で働いていた親族の人件費に使われていたことが発覚。江渡氏は、単純な記載ミスで、領収書も存在すると説明しているのだが。実際のところ、本当に親族に支払われたのか、親族に勤務実体があったのかなど、不明な点が多い。
そこで、野党側はこれを問題視して、江渡大臣に09年、12年の領収書の提出を要求。安保委員会でも、領収書を提出することで与野党の合意ができていた。(・・)
『江渡聡徳(えとあきのり)防衛相兼安保法制相の資金管理団体が2009年と12年、江渡氏個人に計350万円を寄付したと政治資金収支報告書に記載し、後に人件費の支出だったと訂正した問題で、江渡氏は6日、09年の200万円は江渡氏の親族に支払った人件費だと説明した。
この日の衆院予算委員会で民主党の階猛(しなたけし)衆院議員の質問に答えた。議員会館の事務所で働いてもらった親族に、交通費を含めた対価として、5カ月分100万円を2回払ったと述べた。12年の150万円についての説明はなかった。
収支報告書に9月まで「寄付」と記載していた点については、「(江渡氏名義の)仮の領収書を、議員への寄付として担当者が混同したための事務的ミス」と改めて答弁した。
政治資金規正法は、資金管理団体から政治家個人への金銭の寄付は選挙運動の関係を除き、禁じている。(朝日新聞14年10月8日)』
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さらに、安倍首相の盟友でもある塩崎恭久厚労大臣が、地元の愛媛県松山市で特別養護老人ホーム開設をめぐり、口利きを行なったとの疑惑が週刊誌に報じられたばかりで。こちらにも注目が集まっている。
『安倍改造内閣の目玉閣僚が職権を使って地元業者に利益を誘導しようとする“自民党らしすぎる”醜聞が出所も真偽も不明の1通のメール文書に記されていた──。10月11日発売の週刊ポストが報じている。
そのメールに記された「大臣」とは、9月に厚生労働相に就任した塩崎恭久氏のことである。塩崎氏は安倍晋三首相と同期の1993年初当選。安倍氏らと政策集団「NAISの会」を立ち上げるなど距離が近いことで知られ、「お友達内閣」と揶揄された第一次安倍政権では女房役の官房長官を務めた。自民党厚労部会にも所属した厚労族の塩崎氏は、大臣就任直後から年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の改革を打ち出すなど国民の老後に関わる改革を推し進めている。
同誌が明らかにした文書は、そんな安倍政権の要である塩崎厚労相の「口利き」疑惑の証拠となり得るものだ。
9月30日に送信され、差出人として塩崎10+ 件氏の秘書の名前があるその文書には、塩崎10+ 件氏の地元・愛媛県松山市の特別養護老人ホームのオープンにかかわる“相談”が記されていた。週刊ポスト取材班は、現場となった松山市及び霞が関、永田町で広範な取材を敢行し、疑惑の核心に迫っている。(NEWSポストセブン14年10月11日)』
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野党側は、これらの閣僚の問題を追及するために共闘する方針をとろうとしていることから、安倍官邸&自民党は、かなり警戒心を強めている様子。(@@)
『民主、維新、みんなの野党3党は14日、江渡聡徳防衛相や松島みどり法相の「資質」問題に照準を合わせ、衆参両院の関係委員会を舞台に攻勢に出た。政府・与党は「頼みの内閣支持率に響きかねない」(自民党幹部)と警戒を強めており、引き締めに躍起となっている。(中略)
野党側は初入閣組の江渡、松島両氏を付け入る隙があるとみている。民主党は国会での新閣僚追及を「共闘の第1弾」と位置付けており、同党の川端達夫国対委員長は14日の記者会見で「行政機関の長に値するかしっかりチェックしたい」と表明。山谷えり子防災担当相や再入閣組の塩崎恭久厚生労働相についても問題点がないか探っている。(中略)
松島氏の発言に対しては自民党内からも「許すまじき言葉だ」(吉田博美参院国対委員長)と同情する声は聞こえてこない。政府・与党は早期に幕引きとしたい考えで、開会が午後にずれ込んだ参院法務委の冒頭、松島氏に陳謝させることで収拾を図った。
安倍内閣の支持率は改造後上昇したが、その効果も薄らぎつつあり、新閣僚が野党の攻撃にさらされるのは絶対に避けたいところ。14日の自民党国会対策委員会の会合では、小此木八郎委員長代理が「防衛、法務、厚労には、野党に攻撃材料があるようだ」と対策を講じるよう指示した。(時事通信14年10月14日)』
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自民党の高村副総裁は、15日に野党が「火のないところに煙を立たせようとしている」「政策よりスキャンダルを追及しようとしている」と批判し、野党をけん制しようとしていたのだが。これも余裕を失っているあらわれだろう。^^;
『自民党の高村正彦副総裁は15日午前、民主党が今国会で閣僚のスキャンダル追及に力を入れていることについて「火のないところに煙を立たせようとする行為は目に余る」と批判した。
民主党が14日の衆院安全保障委員会で、江渡聡徳防衛相の資金管理団体の政治資金収支報告書の訂正に絡み、途中退席したことについては「訂正は与野党でよくあることで、それ自体は疑惑でもない」と指摘。その上で「政策に入らないでそういうことばかり取り上げる。野党第一党の資質の問題だ」と強調した。
高村氏はまた、「民主党の国会対策委員会から『政策よりスキャンダル追及に徹しろ』という指示が出ているという噂もある」と述べた。(産経新聞14年10月15日)』
<実際には、火がないどころか、閣僚自身が、ちゃんと火種(証拠)をアレコレ残したり、自分で新たに火を起こしたりしてくれてるのだけど・・・。それに閣僚の法律違反疑惑は、単なるスキャンダルとは言えないと思うです。(@@) 政策も突っ込みどころがたくさんあるので、そちらの追及も期待してね。(・・)>
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そんな中、昨日、高市総務大臣が靖国参拝する意向を表明したとのこと。この参拝発言も、波紋を広げつつある。(~_~;)
『高市早苗総務相は14日の閣議後の記者会見で、17日から行われる靖国神社の秋季例大祭に合わせ、同神社に参拝する意向を示した。
高市氏は会見で「時間の合うタイミングで参拝をさせていただきたい」と語り、「毎年、春も夏も秋も、また折に触れ、ひとりの日本人として英霊に感謝と尊崇の念を捧げてきた」と説明した。(朝日新聞14年10月14日)』
『これに関連し、菅義偉官房長官は会見で、閣僚の靖国神社参拝について「個人の意思で参拝するのであれば、個人の判断だ」と強調した。(産経新聞14年10月14日)』
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今、安倍官邸や自公与党は、何とか11月のAPECで日中首脳会談を実現させようと、福田元首相や与党議員、担当官僚らを次々と中国に派遣して、懸命に交渉を行なっているところ。
中国側は、首脳会談を行なう条件の一つとして、首相の靖国参拝の中止を求めているのだが。かねてより閣僚の参拝にも不快感を示していることから、ここで閣僚が参拝したとなれば(&首相がそれを容認したとなれば)中国の政府内部で反発が高まるおそれがある。<中韓のメディアも早速、この高市発言を報じていたです。^^;>
公明党の山口代表は、早速、この発言に不快感を示し、参拝の自粛を求めたという。(・・)
『公明党の山口那津男代表は15日午前のラジオ番組で、高市早苗総務相が靖国神社の秋季例大祭にあわせて参拝する意向を表明したことについて「(日中間の)外交的な課題になるのは避けるべきだ」と不快感をあらわにした。
同時に「安倍晋三首相が11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で日中首脳会談を実現させるため、外交関係者らが中国側と接触を重ね、いい雰囲気になってきているのに水を差す。会談実現への環境を整えることが大事だ」とも指摘した。(産経新聞14年10月15日)』
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内閣改造からまた一ヶ月余りしか立っていないのに、新閣僚の問題ある言動が続出していることに、安倍首相もゲ〜ンナリしているのではないかと察するのだけど。<「やっぱ内閣改造しない方がよかったな〜」と後悔しているかも?^^;>
民主党政権時代の自民党さんのえげつないほどの「閣僚潰し」戦略を思えば尚更に、野党には、是非、みんなで共闘して、ビシバシと閣僚の諸問題を追及し続けて欲しいと、大応援しているmewなのだった。(@@)
THANKS
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