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http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141013_61020.html
2014年10月13日 河北新報
福島県知事選(26日投開票)で、河北新報社は11、12の両日、聞き取りによる調査(回答者200人)を実施し、取材網の分析を加えて情勢を探った。無所属新人で前副知事の内堀雅雄氏(50)が全県的に幅広く浸透し、大きくリードしている。元宮古市長の熊坂義裕氏(62)が懸命に追い、前双葉町長の井戸川克隆氏(68)ら4人は伸び悩んでいる。調査時点で「まだ決めていない」という有権者も多く、流動的な要素も残っている。
内堀氏は自民、民主、公明、社民各党の支援と、連合福島、県農政連、県町村会などの推薦を足掛かりに、全県的に幅広い支持を得ている。男女別、地区別、年代別でも6割以上の支持を固めた。特に内堀氏を後継指名した佐藤雄平知事(66)の地元の会津地方では8割近い支持がある。
内堀氏を支持する人の7割が、副知事2期の「実績」と「県政の継続性」を理由に挙げた。
共産党と新党改革が支援する医師の熊坂氏は、出身の福島市を中心に中通り地方で善戦している。福島高同窓会や医療関係者をてこに浸透を図るが、会津地方で苦戦している。
熊坂氏に投票すると答えた人の4割以上が、熊坂氏が掲げる脱原発や医療福祉の充実などの「政策」を理由に挙げた。県外の原発再稼働や原発輸出に反対する姿勢が支持につながっているとみられる。
調査では、福島第1原発事故後の佐藤県政への評価も聞いた。「大いに評価する」「評価する」は約6割で、「評価しない」「全く評価しない」(3割弱)を大きく上回った。
佐藤県政を「評価する」層の約7割が、内堀氏に投票すると回答。一方、「評価しない」層の約6割も内堀氏を支持しており、熊坂氏ら「県政刷新」を掲げる他候補が、佐藤県政への批判票の受け皿になっていない現状が浮き彫りになった。
井戸川氏、牧師の五十嵐義隆氏(36)、コンビニ店長の伊関明子氏(59)、建設会社社長の金子芳尚氏(58)は苦戦している。
[調査の方法] 福島、郡山、いわき、会津若松4市と県内の仮設住宅で11〜12日、記者が男女各100人、計200人から回答を得るまで聞き取りした。有権者の割合別にサンプル数を振り分けた。質問は「現時点で投票するとしたらどの候補か」。「決めていない」「投票に行かない」などの回答は除外した。
◇福島県知事選立候補者
内堀 雅雄 50 前副知事 無新
井戸川克隆 68 前双葉町長 無新
五十嵐義隆 36 牧師 無新
熊坂 義裕 62 元宮古市長 無新
伊関 明子 59 コンビニ店長 無新
金子 芳尚 58 建設会社社長 無新
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