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評価は「無色透明」/(C)日刊ゲンダイ
毛並だけは超一流 酒と従順で留任した岸田文雄外務相
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154011
2014年10月11日 安倍内閣 お友だち・お飾り大臣を裸にする 日刊ゲンダイ
■岸田文雄外務相(57=広島1区、当選7回)
政界随一の酒豪だ。昨年11月、ロシアのラブロフ外相が来日した際に夕食会で広島の地酒を相手の杯につぎ、3時間にわたって酒量を競い合ったとの逸話が残る。
当選同期の安倍首相と親交を深めたのも、酒がきっかけ。駆け出しの頃に在籍した党青年局主催の台湾交流イベントで、青年局長だった下戸の安倍首相に代わって酒豪揃いの台湾政治家らの歓迎の酌を一手に引き受けた。その甲斐あって出世の登竜門、青年局長ポストを安倍首相から受け継いだ。
内閣改造の前日も派閥事務所で夕方から一杯やっていたという。
「おとなしそうに見えて普段は“べらんめえ口調”なんです。一時は幹事長に本命視されていたのに、この日は<幹事長なんて誰でもいい。総理がいればいいんだよ>と大荒れ。<福島と沖縄(の知事選)で負けたらポイ捨てだろ。そんな幹事長は誰も受けねえだろ>と言いたい放題でした」(外務省事情通)
●霞が関一族 東京・原宿生まれ。母親は日東製粉の井口良二元社長の次女。開成高から早大法に進学。82年に卒業後、旧長銀に入行。5年で辞め、衆院議員を務めていた父親の岸田文武の秘書になった。92年に逝去した父親の地盤を継ぎ、翌93年に初当選。07年の第1次安倍改造内閣で初入閣。12年に政界引退を表明した古賀誠氏から宏池会会長を継承、岸田派になった。
旧満州で百貨店を興し、財を築いた祖父の正記も衆院議員。父親の妹が宮沢喜一元首相の弟と結婚。宮沢氏の甥で現参院議員の宮沢洋一氏は従兄弟という政治家一族。父親の文武は中小企業庁長官を務めた旧通産官僚、妹2人の夫はともに財務官僚という霞が関一家でもある。
毛並みは良いが、とにかく地味。保守本流派閥「宏池会」を率いながら、メディアの話題にてんで上らず、週刊誌の見出しになることは皆無に等しい。存在感の薄さが「無色透明で、首相の地球儀俯瞰外交の邪魔にならず使いやすい」(官邸筋)と皮肉まじりに評価され、留任が決まった。
自民党でもリベラル色の濃い派閥の領袖なのに、安倍外交の対中韓強硬路線に口を挟まず、集団的自衛権をあっさり支持した。
●白亜の洋館 「穏田マンション」の通称を持つ原宿の“白亜の洋館”で産声を上げた。昭和初期に祖父が買い取った旧伯爵家で、東京で初めて「マンション」と呼ばれた建物。今は建て替えた高級マンションに暮らす。外遊にも同行する裕子夫人と3男をもうける。静岡・伊東市に約1000平方メートルの土地と別荘を所有。
●資金力 12年分の関連3政治団体の総収入は約1億5000万円。主な収入源は資金集めパーティーで、12年4月には1人当たり4万6160円、11年6月は1人6万6998円を集めた。政界相場は1人2万円といわれるだけに、ややエゲツない。
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