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2014年10月11日
悪徳民主党が、民主党沖縄県連会長を務めてきた元参院議員の喜納昌吉氏を除名する方針を示している。
民主党本部は11月16日に実施される沖縄県知事選に向けて、
「勝てる候補であることが選考の第一条件」
「政策の一致は重視しない」
「県連の意向を重視する」
方針を民主党沖縄県連に伝えていた。
この方針に従って、民主党沖縄県連は喜納昌吉氏の擁立方針を決めたが、民主党本部がこの方針にクレームをつけ、喜納氏を除名するという暴挙に進みつつある。
日本の主権者国民を裏切り、シロアリ退治なき消費税増税などを強行決定してきた民主党は、すでに日本のほぼすべての有権者から完全に支持を失っている。
辺野古米軍基地建設問題も、鳩山由紀夫元首相が「最低でも県外」を公約に掲げたところから拡大した問題であり、民主党はその後、辺野古移設に回帰したものの、鳩山元首相は辺野古移設への回帰が誤りであったことを正式に認めている。
喜納昌吉氏が民主党の失われた信頼を回復するために、「埋立申請承認の撤回」という核心を衝いて行動を示していることは、賞賛を受けることがあっても批判されるべきことではない。腐っているのは悪徳民主党の本体である。
今回、知事選で民主党本部は、表向き辺野古移設反対を掲げる翁長雄志氏を支援する可能性も示すなど、まったく腰が定まっていない。
このなかで、喜納昌吉氏は辺野古米軍基地建設阻止を目指すことを明示し、その実効性を担保するには、新知事が埋立申請承認の撤回または取消を確約することが必要不可欠であるとして、翁長雄志氏陣営に埋立申請承認の撤回または取消の確約を求めた。
しかし、翁長氏陣営がこの提案を拒絶したため、喜納昌吉氏の擁立を決定した経緯がある。
それでも、辺野古米軍基地建設阻止を求める沖縄県民の投票が分断されることは望ましくなく、喜納氏陣営は、翁長氏陣営に、
辺野古米軍基地建設阻止勢力を、埋立申請承認撤回または取消を確約することで一本化する提案を示したが、これを翁長氏陣営が拒絶した。
辺野古米軍基地建設を推進する決め手になっているのは仲井真知事による埋立申請承認である。
このことは、菅義偉官房長官が明言している。
埋立申請承認がある限りは、粛々と辺野古米軍基地建設を進めることが明示されている。
したがって、辺野古米軍基地建設を阻止するには、まずは埋立申請承認を撤回ないし取消することが必要不可欠である。
翁長雄志氏が本当に辺野古米軍基地建設を阻止する考えを有しているなら、喜納氏陣営が提示した「埋立申請承認の撤回または取消確約」を拒絶する理由は存在しない。
存在するなら、その理由を沖縄の主権者が理解できるように明示するべきである。
翁長雄志氏が示す理由は
「腹八分腹六分の結束」である。
翁長氏の言葉から、この意味を正確に探る必要がある。
翁長氏の支持者がYouTube動画を投稿くださっている。
翁長氏の支持者は、多くの人に翁長氏の発言を自分の目で確かめて判断してもらいたいとの考えで、9月13日記者会見のすべての動画映像をネット上に公開されたのだと思われる。
この好意に感謝しながら、翁長氏の発言をじっくりと確かめていただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=421
10月9日付ブログ記事
「沖縄の主権者必見「翁長雄志氏出馬表明会見」」
では、上記動画映像の4分45秒〜6分45秒の箇所が必見であることを伝えた。
読売新聞記者の適正で、的確な質問に対して、会場の聴衆が激しくヤジを飛ばし、翁長雄志氏が「逆切れ」する場面が収録されている。
「腹八分腹六分」についての言及は、次の場面である。
動画映像
https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=421
の
7分5秒〜8分31秒の箇所をご覧いただきたい。
共同通信:すいません、あのー、共同通信の福田と申します。よろしくお願いします。
あのー、野党との、県議会野党会派とのですね、政策協定の中で、あの当初ですね、え、あの、埋立承認撤回となっていたのが、埋立承認撤回を尊重し、辺野古に新しい基地を造らせないという形に変わったと思うんですけれども、これはそのー、埋立承認撤回と、公約に掲げるのは難しいという判断なんでしょうか?
翁長:まあ、同じ話をしますけれども、保守と革新がですね、一緒にこの知事選を戦うということになってね、腹八分腹六分でいまやろうとしてですね、いまこうしてね、気持ちよく、固い契りを結びながら、やろうとしているんですね。
この撤回・取り消しというのは、とくに取り消しというのは法律論争として大変難しくなります。撤回も、この実効性の問題をですね、いろんなやり方があるんです。
これをですよ、私がこのラインで行きましょうねなどと言ってですね、すぐここで発表をしてですね、これをそのまま突き進むということはですね、このオール沖縄、イデオロギーよりはアイデンティティー、みんながですね、その目的に向かって、もうほんとにね、それこそ、我が身を削ってでもみんなで一緒にやろうとしている中身をですね、私たちは県民が撤回を望んでるか、それを尊重してやりたいというのはね、いま私たちにおける大きな、心がひとつにできる表現だというふうに思っています。
こうして、翁長雄志氏は、辺野古米軍基地建設阻止を実現するために、必要不可欠な「核心」部分についての対応を明言しないのである。
残念ながら現状では、翁長氏は、辺野古米軍基地建設を阻止することを、本気では考えていないと判断せざるを得ない。
「辺野古に基地を絶対に造らせない」と具体策を示さずに叫んでも、その実効性がまったく担保されていないからだ。
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