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辺野古をめぐる翁長・喜納論争の核心と評価(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/676.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 10 月 11 日 17:10:53: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-b908.html
2014年10月11日

悪徳民主党が、民主党沖縄県連会長を務めてきた元参院議員の喜納昌吉氏を除名する方針を示している。

民主党本部は11月16日に実施される沖縄県知事選に向けて、

「勝てる候補であることが選考の第一条件」
「政策の一致は重視しない」
「県連の意向を重視する」

方針を民主党沖縄県連に伝えていた。

この方針に従って、民主党沖縄県連は喜納昌吉氏の擁立方針を決めたが、民主党本部がこの方針にクレームをつけ、喜納氏を除名するという暴挙に進みつつある。

日本の主権者国民を裏切り、シロアリ退治なき消費税増税などを強行決定してきた民主党は、すでに日本のほぼすべての有権者から完全に支持を失っている。

辺野古米軍基地建設問題も、鳩山由紀夫元首相が「最低でも県外」を公約に掲げたところから拡大した問題であり、民主党はその後、辺野古移設に回帰したものの、鳩山元首相は辺野古移設への回帰が誤りであったことを正式に認めている。

喜納昌吉氏が民主党の失われた信頼を回復するために、「埋立申請承認の撤回」という核心を衝いて行動を示していることは、賞賛を受けることがあっても批判されるべきことではない。腐っているのは悪徳民主党の本体である。

今回、知事選で民主党本部は、表向き辺野古移設反対を掲げる翁長雄志氏を支援する可能性も示すなど、まったく腰が定まっていない。

このなかで、喜納昌吉氏は辺野古米軍基地建設阻止を目指すことを明示し、その実効性を担保するには、新知事が埋立申請承認の撤回または取消を確約することが必要不可欠であるとして、翁長雄志氏陣営に埋立申請承認の撤回または取消の確約を求めた。


しかし、翁長氏陣営がこの提案を拒絶したため、喜納昌吉氏の擁立を決定した経緯がある。

それでも、辺野古米軍基地建設阻止を求める沖縄県民の投票が分断されることは望ましくなく、喜納氏陣営は、翁長氏陣営に、

辺野古米軍基地建設阻止勢力を、埋立申請承認撤回または取消を確約することで一本化する提案を示したが、これを翁長氏陣営が拒絶した。

辺野古米軍基地建設を推進する決め手になっているのは仲井真知事による埋立申請承認である。

このことは、菅義偉官房長官が明言している。

埋立申請承認がある限りは、粛々と辺野古米軍基地建設を進めることが明示されている。

したがって、辺野古米軍基地建設を阻止するには、まずは埋立申請承認を撤回ないし取消することが必要不可欠である。

翁長雄志氏が本当に辺野古米軍基地建設を阻止する考えを有しているなら、喜納氏陣営が提示した「埋立申請承認の撤回または取消確約」を拒絶する理由は存在しない。

存在するなら、その理由を沖縄の主権者が理解できるように明示するべきである。


翁長雄志氏が示す理由は

「腹八分腹六分の結束」である。

翁長氏の言葉から、この意味を正確に探る必要がある。

翁長氏の支持者がYouTube動画を投稿くださっている。

翁長氏の支持者は、多くの人に翁長氏の発言を自分の目で確かめて判断してもらいたいとの考えで、9月13日記者会見のすべての動画映像をネット上に公開されたのだと思われる。

この好意に感謝しながら、翁長氏の発言をじっくりと確かめていただきたい。

https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=421


10月9日付ブログ記事

「沖縄の主権者必見「翁長雄志氏出馬表明会見」」

http://goo.gl/gS5U46

では、上記動画映像の4分45秒〜6分45秒の箇所が必見であることを伝えた。

読売新聞記者の適正で、的確な質問に対して、会場の聴衆が激しくヤジを飛ばし、翁長雄志氏が「逆切れ」する場面が収録されている。

「腹八分腹六分」についての言及は、次の場面である。

動画映像

https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=421

7分5秒〜8分31秒の箇所をご覧いただきたい。

共同通信:すいません、あのー、共同通信の福田と申します。よろしくお願いします。

あのー、野党との、県議会野党会派とのですね、政策協定の中で、あの当初ですね、え、あの、埋立承認撤回となっていたのが、埋立承認撤回を尊重し、辺野古に新しい基地を造らせないという形に変わったと思うんですけれども、これはそのー、埋立承認撤回と、公約に掲げるのは難しいという判断なんでしょうか?

翁長:まあ、同じ話をしますけれども、保守と革新がですね、一緒にこの知事選を戦うということになってね、腹八分腹六分でいまやろうとしてですね、いまこうしてね、気持ちよく、固い契りを結びながら、やろうとしているんですね。

この撤回・取り消しというのは、とくに取り消しというのは法律論争として大変難しくなります。撤回も、この実効性の問題をですね、いろんなやり方があるんです。

これをですよ、私がこのラインで行きましょうねなどと言ってですね、すぐここで発表をしてですね、これをそのまま突き進むということはですね、このオール沖縄、イデオロギーよりはアイデンティティー、みんながですね、その目的に向かって、もうほんとにね、それこそ、我が身を削ってでもみんなで一緒にやろうとしている中身をですね、私たちは県民が撤回を望んでるか、それを尊重してやりたいというのはね、いま私たちにおける大きな、心がひとつにできる表現だというふうに思っています。

こうして、翁長雄志氏は、辺野古米軍基地建設阻止を実現するために、必要不可欠な「核心」部分についての対応を明言しないのである。

残念ながら現状では、翁長氏は、辺野古米軍基地建設を阻止することを、本気では考えていないと判断せざるを得ない。

「辺野古に基地を絶対に造らせない」と具体策を示さずに叫んでも、その実効性がまったく担保されていないからだ。


 

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コメント
 
01. 2014年10月11日 18:03:50 : YxpFguEt7k
「翁長雄志氏は、辺野古米軍基地建設阻止を実現するために、必要不可欠な「核心」部分についての対応を明言しないのである。」

喜納氏の撤回具体策も明言なしなんです。待ち遠しいですね。

植草氏、がんばってください。応援しております。


02. 2014年10月11日 18:33:09 : 2LlJic733Y
埋め立て承認撤回は戦術である.選挙の前のいまから敵に手の内を曝す必要はない.植草先生はこの問題ではどうして戦術にこだわり,陣営を分断されるのでしょうか.大局を見失わないでほしい.

03. 2014年10月11日 19:13:30 : YxpFguEt7k
「埋め立て承認撤回」はできないと翁長氏は見ていると思います。
しかし、彼は「辺野古に基地は作らせない」と断言しています。

そこから推測(妄想)できるのは…
(1)(何らかの方法で)工事を長期化させる(あるいは全く止める)法律・条令をつくる
(2)基地以外のものを作るように計画を変更して、マリコンにお金が落ちるようにする

そのようなことが可能であれば、承認撤回なしに、辺野古に基地ができないことになります。「撤回なし」と「基地建設中止」が両立します。

あくまでも妄想ですが…


04. 佐助 2014年10月11日 19:48:30 : YZ1JBFFO77mpI : WBNBGXIFfM
「政治の背景」
消費税値上げを主張した与党の政党と選挙で勝利してから消費税をアップした与党の政党で,次の選挙で敗北しなかった例は一つもない。前者はお化け民主党であり,後者は軍国主義自民党である。これは、左右の前頭葉脳が「建前では容認、本音では反対」を思考して、投票行動するためである。何を言いたいか,それは既成政党に勝チャンスが来ているということになる。

日本の政治は,従属主義の二大政党制の腐敗・不信から機能不全となる。そして既成政党の自民・公明・民主の三党の人気は低下し、民主党は自民・公明に対してのみ、地すべり的大敗北を避けられる。だが、国民は地方勢力への期待を増大させる。そして一つの対立軸を明確にすることである。マスコミは複数の対立要素を掲げ,多くの対立する要素で攪乱戦法にでる。

こうした国会というコップの中の枠組みに、固定概念を閉じ込めらているために、既成政党と、現在の議会制度を否定される。マスコミは、コップの中の嵐とコップそのものを破壊せよ!という叫びに引きつけられるために、茶番劇(国民には見える馬鹿げたドタバタ芝居)を、正確に報道することも予測することもできなくなる。

それでも既成政党の自公民は人気が低下しても憲法改正,憲法九条を反故に集団自衛権行使容認を有耶無耶に進め,核武装化を目指すことになる。しかし世界金融恐慌によりそれどころでなくなる。

既成政党の人気の低下は,まず地方選挙の金沢市長選でハッキリしてきた。自民党推薦と民主党推薦の二人とも自公民以外の無所属の市長が勝利したのである。国政選挙でも同じ現象があちこちで見られるでしょう。

国政では地方勢力が自民党と民主党を分断吸収が一番よいが,あぐらをかき座りの良い自公民の政党から出ることはできない。だったら自公民に戦う姿勢で地方の勢力によるオリーブや連合軍を形成した方が勝てる可能性が出てくる。これが近代版応仁の乱から乱世になるか一つの目安になる。

「沖縄知事選」
そこで沖縄知事選
自民党代表の仲井真氏
お化け民主党の翁長氏
両者ともに「辺野古受入れ」を公認済みで「埋立承認撤回」公約していない補助金目当ての猿芝居

喜納氏は 辺野古基地建設反対でお化け民主党本部から追放気味である。沖縄県民のために翁長氏に「埋立承認撤回」公約を求めていることは,実に明快である。

こうしてみると,反自公民となると喜納氏となる。今回は,政府財界&マスコミ 対 沖縄県民 の闘いになる
ややこしい知事選挙のようだが,選択肢はハッキリしている。
自民党推薦&民主党推薦&沖縄県民のための人・・・・答えは明確である。
何も難しいことはない,沖縄県民のためになる人を有権者は選択したらよい。
金沢市長選のようになるのか,今後を占うことが出来る知事選挙といえる。


05. 2014年10月11日 22:09:31 : 8ExyEH3glg

この件については、植草氏は完全に読み違えていると思う。


06. 2014年10月12日 00:10:11 : Y3zoSuBLIU
物事の本質は発生にありです。
はじめに承認撤回を明言せずして、基地建設阻止は不可能です。
保守と革新を超えての連帯と言ったところで、保守が連帯した目論見をしっかり認識していないと思います。
たとえ翁長氏が当選し、後で基地建設阻止の動きを始め出したら見せかけの連帯であれば崩壊すること必至です。
現実の力関係論を最優先して保守と革新を超えての連帯という形を余儀なくされたのだと思いますが、本質は本質で発生にあります。
見せかけの連帯をしたやつらだったら、いくらでも「承認撤回をしなかった」という事実を根拠として、基地建設阻止の阻止をやりたい放題やってくると思います。
わたしは承認撤回を明言して連帯する方が真の連帯につながっていくと確信しています。故に植草先生の主張は大いに同意できます。
ちなみに、翁長氏が承認撤回を明言して沖縄県民が連帯するのがベストだと思います。
また、翁長氏に申したいです。選挙前に承認撤回を明言して今の連帯がどれだけ崩壊するかその現実を先に見る方が大事なのではないでしょうか。今連帯している人たちが本当に基地建設を阻止しようと言う強い意志を持っているなら、心配しなくても崩壊はしないと思います。当選することばかり考えずにあまり弱気にならないでほしいです。

07. 2014年10月12日 05:11:44 : YxpFguEt7k
未来の物事の本質は結果(目的・目標)にあります。
「目的」が「辺野古に基地を作らせない」だとしたら「承認撤回」は一つの「手段」です。
だから「手段」がいくつかある場合、「この手段を選ばないなら、その目的が達成されない」と結論づけるのは、論理的ではありません。

「この手段を選ばない」⇒「彼は目的を達成する気がない」⇒「彼は基地建設反対派ではない」は、論理的整合性がありません。早計なのです。

そして、そのいくつかある「手段」を、(住民投票で決めるなど)彼自身が決めないとすれば「私一人で決めるわけにはいかない」という発言になると思います。

でも、翁長氏が明言していないので、すべては妄想でしかありません。


08. すう 2014年10月12日 08:39:08 : UUlUT24IrZN3k : 1tryVUCYsq
翁長氏とこなき爺は、法政大学wの同級生ね。
裏で手を握りあっているのでは?

09. 2014年10月12日 09:01:14 : C2cY8sWEGg
>07さんへ

>だから「手段」がいくつかある場合、「この手段を選ばないなら、その目的が達成されない」と結論づけるのは、論理的ではありません。

実に観念論です。
翁長氏が当選して、基地建設阻止の行動をとって失敗という結果が出たしましょうというか、今のままでは必ず失敗することでしょう。
その時振り返って原因を分析すれば、立候補前に承認撤回を明言しなかったことに必ず行きつくことでしょう。歴史認識においても、なぜそういう結果がでたかと考えたら、もともと最初にその原因が内包されているわけです。それが現実の歴史認識です。歴史を科学的に分析していこうとするなら唯物史観だと思いますね。そういう意味で、植草先生は「承認撤回の明言」が肝だとおっしゃっているのだと思いますよ。


10. 2014年10月12日 09:16:14 : C2cY8sWEGg

>だから「手段」がいくつかある場合

手段がいくつかあるとか妄想されていること自体が観念的なのです。
現実はそんなに甘いものではありません。
この場合の本質は、「承認撤回の明言」です。
ここを外してしまったら、いくらあがいても目的は達成できません。


11. 2014年10月12日 09:48:55 : YxpFguEt7k
10氏へ
では、どうやって撤回するのですか? 教えてください。県庁で宣言するとそれが法的に有効になるのでしょうか?(それなら問題ありません。あなたに賛成です)


「手段がいくつかある」は妄想かもしれませんが、翁長氏が弁護士からレクチャーを受けて、たどり着いた結論でもあります。

時事通信・平原氏の質問の答えを見てみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=8m45s

「法律的なことは、弁護士からレクチャーを受けて、一定の知識は持っているし、撤回の場合の方法論も色々と勉強させてもらいました」
「そういったものの、これしかないってもんじゃないんですね」
「ひとつ変わらないのは、辺野古基地は絶対につくらせない」

つまり基地建設断念に至るパターンがいくつかあり、「撤回の場合の」方法「も」ある。でも、翁長氏はそれだけじゃないと主張されています。

そのパターンが現実味のない空理空論だと決めつけるわけにはいきません。なぜならそれは、翁長氏とその弁護士しか知らないからです。その他の方は誰もできません。
観念論だとするのも、ただの拙速なレッテル貼りです。


12. 2014年10月12日 10:56:07 : C2cY8sWEGg
>では、どうやって撤回するのですか?
明言すればよいわけです。


日常は、普段は、そんなに本質は現れません。
しかし切羽詰まった時に、本質は紛れもなく現れます。
切羽詰まった時とは、この場合、最終的な議会での議決ではないでしょうか。
見せかけの連帯を装っていた人たちも、その時は露骨に本質を現します。
承認撤回を明言していなかったら、もう歯止めはありません。
「翁長氏よ、おまえは承認撤回をしなかったじゃないか、あれは何だったんだ」とか逆に言われて、やりたい放題やられ、これまでの連帯は崩壊することは必至です。そうそう、現実は立候補時の県民との公約を平気で裏切るような知事もいたわけですから。したがって、目指す議決もパーです。担保がゼロですもん。それが現実です。
そういう意味で、この「承認撤回の明言」は大切なのです。「承認撤回の明言」が基地建設反対の連帯崩壊につながると言うようなことを考えているようでは、そんな見せかけの連帯では、議会の議決時でも崩壊するのは当たり前のことです。現実には立候補時の県民との公約を平気で裏切るような知事もいたわけですから。そういう現実から誠実に学ぶべきです。

「承認撤回明言」と言う担保を確保し、更には弁護士からレクチャーを受けて一定の知識は持っておられるなら、それを活用して頑張っていただきたいものです。

「承認撤回明言」は基地建設反対阻止の取り組みの「下部構造」です。これを外していたら絶対に目的は達成されないという現実をしっかり認識していただきたいと言うことです。これだけでは十分でないことは解りきっていることです。取り組みに当たって最低限必要な要件であると言うことです。議会で議決を通すためには、県民や議員との真の連帯がないと不可能です。だから最低限必要な要件なのです。


13. 2014年10月12日 12:49:07 : YxpFguEt7k
「最終的な議会での議決」

何を議決するのですか?

私の知る限り…
仲井真知事の許可は公有水面埋立法の4条1項2号の要件不足だ(つまり違法だ)という主張があるように思いますが、環境アセスメントは終了しているようですし…
https://www.env.go.jp/policy/assess/3-1-2endpro/kohyo.php?sort=pref_up&state=finish&jid=0000_2007_003

私には違法だとは思えませんし、他にどんな理由で撤回できるのか、分からないのです。

(ちなみに違法だという主張はコチラです。「森が乾燥する」が違法の理由になるのでしょうか?)
https://www.youtube.com/watch?v=F2UXLN0x3JE


翁長氏は「撤回を公約にしない」と言っているので、翁長氏に撤回の方法を聞くのも変ですよね。撤回を公約にすると言っているのは喜納氏だけなので、喜納氏が発信してくれれば一件落着です。


14. 2014年10月12日 13:58:15 : 6bkLpx7mp2
>仲井真知事の許可は公有水面埋立法の4条1項2号の要件不足だ(つまり違法だ)という主張があるように思いますが、環境アセスメントは終了しているようですし…

ちょっと意味がわかりません。
公有水面埋立法に拘っておられるようですが、議会は裁判所とは違います。新たに条例制定だってできるわけですよ。そして最高法規である憲法に抵触しなければ良いわけですよ。日本国憲法には国民の生存的基本権が保障されています。
いずれにせよ、もし基地建設をすれば、環境が破壊されることは紛れもない事実です。その事実から沖縄県民は資源的にも生活的にも計り知れない損害をこうむるわけです。これは紛れもなく生存権的基本権の侵害です。ですからから、承認撤回の議案もつくれるし、基地建設反対の議案ももちろんつくれると思いますがね・・・・・。


15. 2014年10月12日 17:27:33 : YxpFguEt7k
その憲法の94条で、条例は国法の下と規定されているのですが…
そして法律に違反する条例は作れない(違法な)のでは?

http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/07oshirase/chotatsu/hyoukasyohosei/hyoukasyohosei.html
環境が破壊されるのは事実ではありません。どの環境影響評価にダメな点があるのでしょうか?


16. 2014年10月12日 18:25:43 : vuKhz7tYYM
条例に基づく住民投票の実施事例として挙げておきましょう。


<自治体名>
新潟県巻町

<個別型常設型>
個別型

<投票日>
H8.8.4

<提案者等>
直接請求

<対象事項>
巻町における原子力発電所建設について

<投票率>
88.3%

<投票結果>
建設反対

<得票率>
賛成 38.6%
反対 60.9%

<結果への対応>
計画中断・原発建設
断念

憲法は地方自治を保障しています。
署名を集めて直接請求もできます。
撤回のやり方は結構あるんじゃないでしょうか。
法律よりも条例は下位ですが、法律は憲法より下位で拘束されます。よって、条例を拘束していた法律が違憲であれば、条例の拘束力はなくなって当該条例はつくれます。

環境は明らかに破壊されます。生態系が狂いだすわけですよ。自然こそかけがえのない資源です。これを少しでも棄損しようとするものなら、それは沖縄県民に日本国民に莫大な損害を与えたことになると思います。


沖縄県では
H8.9.8 直接請求が行われています。
日米地位協定の見直し及び基地
の整理縮小についてです。
どういう得票結果で、結果への対応がどうなったかを見てみてください。


17. 2014年10月12日 18:42:18 : vuKhz7tYYM
住民投票の「提案者等」は色々です。
住民、議員提案、首長提案、直接請求等です。

18. 2014年10月12日 19:20:52 : YxpFguEt7k
環境が「明らか」に破壊される根拠は何ですか?と質問しました。
「土地が変形する」と「環境が破壊される」は意味が違いますね。

巻町のケースで計画を断念した事業主体は誰ですか? 国ですか? 東北電力ではないですか?(よく知らないので教えてください)

そして基地建設の事業主体は誰ですか?

みずほ中央法律事務所の情報では、「国(政府)」となっています。
http://www.mc-law.jp/mc_soudan/15486/

そして、そのような場合は「極限的な事情がある場合は,撤回が認めるという解釈もあります。」とあります。となると「極限的な事情」が問題となります。「取り消し」ではなく「撤回」です(植草氏も「撤回」とおっしゃってると思います)。

一番手っ取り早いのが「沖縄の独立」だと思います。スコットランドのようですね。これはメチャクチャ「極限的」です。
環境アセスが通った環境破壊が「極限的」ですか?
住民投票の結果は…???

もう、私には分かりません。喜納氏の主張を聞きたいと思います。待ち遠しいです。やはり問題はそこなのです。「どうやって撤回するのですか?」なのです。


19. 2014年10月12日 19:42:55 : gczbERW2nA
>環境が「明らか」に破壊される根拠は何ですか?と質問しました。
「土地が変形する」と「環境が破壊される」は意味が違いますね。
巻町のケースで計画を断念した事業主体は誰ですか? 国ですか? 東北電力ではないですか?(よく知らないので教えてください)
そして基地建設の事業主体は誰ですか?
みずほ中央法律事務所の情報では、「国(政府)」となっています。


全然意味がわかりません。
@土地が変形することによって、自然界の生態系が狂って、環境が破壊されてしまいます。瀬戸内海の海砂採取によって、海底の地形が変わり、イカナゴの産卵が困難となり、イカナゴは激減しました。そのことによってそれを餌としていた魚たちも激減です。また川の流れが変わってプランクトンが激減と言うこともあります。山からの腐った落ち葉成分などが激減するからです。「土地が変形する」と「環境が破壊される」とは、密接に結びつことの方が多いです。土地は基盤ですから。

A主体はあくまで沖縄県民です。沖縄県民の生存権的基本権を侵害する対象にたいしては誰に対しても遠慮することなく辞めろと言うことです。国であろうが何であろうが、関係ありません。主権は国民にあるわけですから。

この問題は、さまざまなことに関連しています。法律論という側面だけで考えることは、どうかと思いますが・・・。総合的に考えるべきです。



20. 2014年10月12日 21:00:33 : YxpFguEt7k
「土地が変形する」と必ず「生態環境が悪化」するのですか? そんなことはありません。種と条件によっては増殖しちゃう場合もあるのです。だから環境問題は難しいのです。
「景観」は必ずと言っていいほど悪化します(少なくとも自然が好きな私の目には、そう映ります)。

法律論では「事業主体」がどこなのかが問題となるようです。

「主体は県民」いい言葉ですね。それは賛成ですし、喜納氏も翁長氏も同じ気持ちだと思います。県民の健康が守られる「結果」になることを、心からお祈りいたします。

ちなみに…
「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」の著者によると、安保法体系は日本の法体系の上だそうです。驚きですね。
https://www.youtube.com/watch?v=cBFE2dWTVQg#t=22m57s
http://www.shueisha-int.co.jp/archives/3236


21. 2014年10月12日 21:44:24 : gczbERW2nA
>「土地が変形する」と必ず「生態環境が悪化」するのですか? そんなことはありません。種と条件によっては増殖しちゃう場合もあるのです。だから環境問題は難しいのです。

観念的です。
藻場があるのです。
サンゴがあるのです。

辺野古:ジュゴンの餌場? 環境NGO食跡110カ所発見
毎日新聞 2014年07月09日

環境NGO(非政府組織)「日本自然保護協会」は9日、米軍普天間飛行場(沖縄県)の移設予定地になっている名護市辺野古沿岸とその周辺で、絶滅が懸念されているジュゴンの海草を食べた跡が多数見つかったと発表した。沖縄防衛局はジュゴンが同沿岸をほとんど利用していないと主張しているが、餌場にしている可能性が高まった。

 調査は5月16日〜7月5日に実施。海草が生えた藻場に、ジュゴンが泳ぎながら食べた跡が110カ所以上見つかり、その跡が複数の筋となっていた。また、従来は浅瀬のみを利用していると考えられていたが、水深約20メートルの藻場でも跡が見つかった。

 さらに、辺野古沖1キロの洞窟内でサンゴの破片が付着して成長した鍾乳石が見つかった。国内で報告例がないといい、同協会は「埋め立て工事で潮流が変化すれば保存が難しくなる」と指摘した。


22. 2014年10月13日 01:16:34 : 7XuyOloKVk
>>知事選で民主党本部は、表向き辺野古移設反対を掲げる翁長雄志氏を支援する可能性も示す

なるほど

植草先生これで決まりですね

前回の細川の時と違い、今回は正答を導き出しましたね。


23. 2014年10月13日 05:40:38 : YxpFguEt7k
21氏、観念的ではありませんよ。生態環境はとても不思議な動きをするのです。単純ではない複雑系なのです。

http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/07oshirase/chotatsu/hyoukasyohosei/hyoukasyohosei.html

この環境アセスのなかに「ジュゴン」のレポートもあります。そのどこに間違いがあるのか、具体的にお示しくださいと、申し上げました。宿題を忘れているのはあなたのほうですよ。お願いいたします。

仲井真氏の承認が「違法」だったと訴えるならば、(つまり「取り消し」に持ち込みたいなら)そのような高いハードルが待ち構えていることになります。
「撤回」なら「極限的」事情がなければなりません。

そのような困難な状況で、喜納氏は「撤回」するそうですので、その方法を具体的に、観念的ではなく、聞きたいものですね。


24. 2014年10月13日 08:48:37 : w58k3sG7t2
何度も言っているでしょう。

>「土地が変形する」と必ず「生態環境が悪化」するのですか? そんなことはありません。種と条件によっては増殖しちゃう場合もあるのです。

と言われたようですが、

>種と条件によっては増殖しちゃう

増殖しちゃうこと自体も、バランスを崩して生態系を乱すのです。
増え過ぎても減り過ぎても乱れるのですよ。
あなた自身の考えの中にもちゃんと思っていらっしゃると思いますがね。「増殖しちゃう場合ある」自らおっしゃっているじゃないですか・・・・


25. 2014年10月13日 09:53:35 : w58k3sG7t2
8月中旬に米議会の調査局が作成した報告書

『報告書は、仲井真弘多知事による昨年12月の辺野古沿岸部の埋め立て承認に触れ、「日米両政府は重要な政治的ハードルをクリアした」と強調。一方で「実現には多くの難題が残っている。ほとんどの県民は新基地の建設に反対している」と指摘した。
 その上で、移設の是非が最大の争点となる知事選に言及。「仲井真知事が埋め立てを承認した今、将来の知事にその決定を覆すどんな権限があるのかは不透明だ」としつつ、環境影響評価(アセスメント)の不備を根拠とした承認撤回もあり得るとする識者の見方を紹介した。(時事通信8月16日)』

 米議会の調査局は、環境アセスの不備を根拠にして、承認撤回をなし得る可能性があることを認識しているのに、なんであなたは駄目だ駄目だと悲観論ばかり言っているの

環境アセスのやり直しだよ!


26. 2014年10月13日 11:00:20 : w58k3sG7t2
ジュゴン訴訟再開へ 米地裁、申し立て受理
2014年8月15日 06:15

 名護市辺野古沖の新基地建設をめぐり、日米の自然保護団体などが米国防総省に工事の中止を求める追加の申し立てをした「沖縄ジュゴン訴訟」で、米サンフランシスコ連邦地裁が14日までに、申し立てを受理していたことが分かった。原告側の弁護団によると、国防総省は9月下旬にも反論の書面を提出する見通し。その後、地裁が審理の具体的な内容などを設定するという。2012年に休止した訴訟が再開されたことになる。

 地裁は08年中間判決で、同省の米国文化財保護法(NHPA)違反を指摘、「ジュゴンへの悪影響を考慮する措置」を命じた。判決に沿い同省はことし4月、ジュゴン保護に関する「報告書」を作成し原告側に通知。しかし原告側は、NHPAが定める保護措置の核心は、原告や関係者らとの「十分な協議」だとし、原告が関与せずに作成された報告書は、NHPA違反で無効だと批判している。同省の措置はNHPAを満たしているか、地裁の判断が注目される。(下地由実子)


27. 2014年10月13日 11:18:03 : w58k3sG7t2

琉球新報14年8月16日

名護市辺野古沖に生息するジュゴンの保護を求めた「沖縄ジュゴン訴訟」について、米国のサンフランシスコ連邦地裁は15日までに、原告側が追加した新基地建設差し止めの申し立てを受理した。裁判所は審理を担当する裁判官にエドワード・チェン裁判官を選任した。
 同訴訟では、2008年の中間判決で、ジュゴンが米国の国家歴史保存法(文化財保護法=NHPA)の適用対象となることや、ジュゴンへの影響を評価していないことが同法違反に当たると判断された。
 原告側は8月1日、中間判決を根拠に、米軍キャンプ・シュワブの管理権を持つ国防総省に対し、沖縄防衛局が進める工事関連車両などの基地内立ち入り許可を出さないよう新たに求めていた。

諦めて悲観論に走ることもないんじゃないの


28. 2014年10月13日 12:00:31 : m3qMESgSng
琉球新報13年11月30日

「辺野古埋め立て申請書に対する県環境生活部意見骨子」

・申請書に示された環境保全措置では不明な点があり、事業実施区域での生活や自然環境保全についての懸念が払しょくできない

・県環境保全指針を前提とした上で、埋め立て事業をどう評価したか示されていない

・「米軍への周知を図る」とする環境保全措置の実効性に不確実性が大きく、担保がない

・オスプレイの騒音測定値や基礎データが示されず、予測・評価の妥当性が確認できない

・事業実施区域はジュゴンの生息域であり、消失の影響が小さいとは言えない

・埋め立て土砂がもたらす外来種の生態系への影響について、調査実施者、時期、手法が示されていない 


<阿部とんでも政権が現在鋭意注力していること>

「反対派の知事が誕生しても、埋立ての承認を撤回するのは困難だ」と吹聴しまくり、反対派勢力を減退させる目論見を展開しまくっているわけです。
そうした背景を踏まえるなら、その一環!? 工作員!?
なんて思っちゃいますよ・・・・・


29. 2014年10月13日 15:42:53 : 3OZX5maRXs
28. 2014年10月13日 12:00:31 : m3qMESgSng様

>>反対派勢力を減退させる目論見を展開しまくっているわけです。

まさにご指摘の通り

それが奴らの手法です

とにもかくにも、いい加減な嘘をこきまくって、なんでもいいから正義派を追いつめ諦めさせる

お金が絡むこともあります

直近では東電その他雑魚による太陽光発電の売電を拒否

これは夢を持って取り組もうとする企業や個人を絶望に追いやり、やる気をなくさせるため

全くとるに足りないこと

年金減額や増税も同じミッションの元

スルーしてください

奴等が何をほざこうと完全に無視して、決してあきらめてはいけません


30. 2014年10月13日 16:29:27 : yG7bZ57Vm2

翁長支持を装った雇われ工作員が、翁長支持派に紛れ込んで、洗脳している構造を沖縄県民はしっかり認識すべきですね。
奴らは、翁長支持派を洗脳し、更には承認撤回派を洗脳して、基地建設阻止反対派を諦めモードに持ち込もうとしています。

「承認撤回は具体的にどうやってやるの」と言ってくる奴は、まず雇われ工作員だと思うべきですぞ。


31. 2014年10月13日 23:37:51 : YxpFguEt7k
25氏、ようやくちゃんとした議論ができそうですね。あとは浅学で話になりません。
アメリカが止めてくれれば、一件落着です。理由は何でもいいのです。とにかくアメリカが止めてくれさえすれば、この国の政府はおとなしくなりますし、法的にも問題ありません。

しかし、この議論の議題からは大きく外れます。この議論は「沖縄県の知事に相応しいのは誰か」です。アメリカは関係ないのです。
止めようと思ったら、日本人の手で止められるようでなければ、基地問題の半分も解決したことになりません。アメリカの支配のままでいるわけですから。
今回、それがたまたま実現できたとして、いつもいつもアメリカに頼っているのでしょうか?
そんなのは嫌だというのが、沖縄県民の気持ちだと察します。
本物の民主主義を実現したい。その第一歩にしたいという気持ちです。

蛇足ですがエコロジーに詳しくない方へ
エコロジーは、土地を変形することを問題視してるのではないのです。「生態系」を問題にしているのです。
では、生態系ってどうやったら保全できるのでしょうか。正確には無理です。そんなことは神にしかできません。
しかし不正確であっても、それをやろうとするのは開発と自然とを共生(両立)させたいからです。
どちらかを取るというのは簡単です。わざわざムズカシイ選択をしているのです。
生態系の(みせかけの)維持は「指標生物」をつかって行なわれます。例えば食物連鎖のトップにいる生物が生きていけるということは、その下の食物連鎖は保たれていると見做しているわけです。

だから「少しでも壊れるのはダメだ」は、最初から頭にないのです。人間は神ではないからです。


32. 2014年10月14日 12:29:04 : xeoH4t5zDs
上から目線で、一般論ばかり語っている31さん、もっと具体的に自分の言葉で語られたらどうですか。追い詰められて、悪あがきしているように見受けられますよ。
辺野古基地建設反対阻止について、悲観的なことばかり述べて、県民を諦めモードに持ち込みたいのでしょうか!?
展望を持たさないようなことばかり語られているようですが、それでは沖縄県民とは連帯できないでしょうね・・・・。
少しは、一般論ではなくご自分の言葉で、展望の持てることを語らたらどうですか!?
それとももともと対米隷従の工作員・・・・!?

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