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2014年10月11日
<アジア・欧米でも評判>
市民運動「憲法9条を守る日本国民」が、今年2014年のノーベル平和賞候補になった。快挙といっていい。韓国の新聞が取り上げたことに驚いていたら、昨日の中国の通信社や新聞も取り上げていた。米CNNでも確認できた。安倍・自公政権が真っ青になった瞬間である。アジア・欧米において憲法の戦争放棄が評判になったことは、実にすばらしいことである。9条が平和維持の決め手という事実を、国際社会が認知してくれたようなものである。乾杯したい気分である。
<安倍・国粋主義を封じる決め手>
この1年で正体が暴かれてきた公明党のまやかし平和主義と、安倍の国粋主義に蓋をかけた積極平和主義をまぜっかえしたような、アジアと世界に緊張を撒き散らしかねない「改憲軍拡政策」を食い止める決め手が、正にこれである。水面下での安倍工作がどのようなものであったか、ぜひ知りたいものである。
霞ヶ関の官僚たちの右往左往振りを、このところの安倍日程で読み解くことが出来るだろう。今年のノーベル平和賞は17歳の少女が受賞したが、憲法9条も必ずや受賞する時が来るであろう。戦争を拒絶する人類が、9条のことを知れば、100%受賞することが出来る。
神社神道・統一教会・創価学会の野望を、安倍・国粋主義の陰謀を、確実に崩壊させることが出来る。間違いないであろう。
「憲法9条を守る日本国民」の運動は、広く世界的な運動になるだろう。公明党に引きずられている純真な学会員も、覚醒してこの運動に参画するだろう。戦争遺児・影山友子の思いを共有する多数の会員は、悪しき公明党から離脱するはずだ。
<来年はノーベル平和賞>
憲法9条によって、日本は戦争に巻き込まれることがなかった。あの朝鮮戦争でも、そしてベトナム戦争でも日本人は血を流すことがなかった。
韓国は不幸にしてベトナム戦争で血を流した。9条が韓国にはなかったからである。この二つの戦争に参画したのは、戦後解体された財閥である。財閥こそが戦争への流れを作り出す本体・原動力である。ゆえに占領軍は真っ先に財閥を解体した。ポツダム宣言は武器弾薬の製造を禁じたが、これも戦争の隠れた主犯である財閥退治に狙いがあった。
軍事力を悪用する主役は、暴利を手に出来る財閥である。財閥が右翼政治屋や官僚・軍人をそそのかすことで、戦争は起きるものだ。彼らはそのために、右翼の学者や言論人を手なずけて、人種問題や宗教その他、あらゆる問題を悪用する。
悪魔の野望にストップをかける決め手が、この9条憲法なのである。彼らは特定秘密保護法と集団的自衛権行使、関連する日米防衛協力(ガイドライン)の改変によって、世界的な分野で戦争する日本へと舵を切っている。これが平和を喧伝してきた公明党と、積極平和主義の安倍・国粋主義の陰謀なのである。
<教師は目を覚ませ>
筆者はこれまで6年間大学で、最近は専門学校で学生と接触する機会がある。彼ら彼女らの、9条についての理解レベルを心がけて調査してきた。結果は悲しいものだった。
9条の理解度は、きわめて希薄であいまいである。理由はというと、中学や高校で教えられてきていないからである。
平和憲法こそが日本の誇りである。しかし、肝心の若者、大学生もよく理解していない。こうした若者が昨今50代、60代になっている。したがって「9条賛成か反対か」という世論調査に自信を持って回答できない日本人が多数だ。
集団的自衛権について、ほとんどの国民は理解出来ていない。特定秘密についても同様である。これこそが当局の狙いだが、それを右翼メディアの世論調査が悪用して、狂ったデータを公表して右へと舵を切ってしまう。
戦争遺児・影山友子も生前、よく嘆いていた。「特定秘密保護法や集団的自衛権を理解できる創価学会の会員は、周囲に一人もいない」と。これが現実なのである。
<友好>
9条教育が日本人にとって、一番重要である。世界に誇れるすばらしい条文である。改憲軍拡派の国家主義・国粋主義の面々は「押し付け憲法」と非難するばかりだが、平和こそが人間の幸福の最大の要件である。
今も思い出すが、ロサンゼルスで米国人弁護士と交流した際、彼も「9条がほしい」と本心を明かした。そばにいた日本の銀行員幹部夫人が「イギリスのサッチャー元首相の話を聞いて、日本ももっと軍事力を高める必要があると感じた」と、とうとうとまくし立てた後のコメントだった。
ガイド役のW・バレット氏は日本留学体験者らしく「日本とイギリスは歴史が違いますよ」と彼女の間違いに釘を刺した。
アメリカというと、全てが戦争屋と勘違いしがちの日本人もいるが、戦争屋はワシントンの1%・超財閥のことである。
戦争しない・戦争できない日本である。だから日本人は誰とでも友達になれる。友好第一である。仲良し喧嘩せず、である。
<おもいやり>
相手の立場を尊重することも大事だ。相手への思いやりである。
第一次世界大戦におけるヨーロッパ諸国民のドイツへの対応は、これが不足していてなかったため、ヒトラーの台頭を許した。中国は、こうした教訓を、時の周恩来が適用して、日本に対して空前絶後の戦争賠償を放棄した。「日本国民も被害者」という鋭い分析に、改めて敬意を表したい。実際、日本人の多くは敗戦によって、生きる勇気を手にした。9・3は多くの日本人にとっての勝利を意味した。アメリカ憎しのほとんどいない日本は、このためである。今の政権は、戦争責任者の後継者によっている、そのための隣国との巨大摩擦である。安倍を急浮上させた小泉内閣も同様で、中国へのODAを大幅に削減した。
右翼の欠陥は思いやりがないか、著しく少ない。これが事態を悪化させる原因だが、それでも反省も謝罪もしない。これは財閥の特徴でもある。
過ちを決して認めない東芝と対決している筆者には、それが実感としてわかる。むろん、個人レベルでも反省しない日本人も少なくない。反省と謝罪によって過ちは償えるものだ。
9条人間は友好を大事にする、そして思いやりのある人間でもある。
<市民の熟柿作戦>
けさパソコンを打つ手を少し休めた。窓際に数個の柿が見えたので、熟して落下しそうなものを2個食べた。甘い。「憲法9条を守る日本国民」の市民運動も、来年に向かって熟すことになろう。楽しみではある。
日本国民とアジア・人類が9条を学んでくれる、これはすばらしい最高の平和運動である。
2014年10月11日記
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