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2014年10月10日
<狂った公明党議員質問>
どうしたことか、腐敗堕落した公明党をメディアが取り上げようとしない。
何を恐れているのか。平和政党が暴力など振るわない。それでいてなぜ?金か?情けない新聞テレビであろうか。偶然、参院予算委員会の公明党質問をラジオをかけていて、聞いてしまったのだが、理由は破壊してしまった中国との友好関係についてだったからだ。それがぜんぜん、まともな質問ではないのだ。狂っているとしか思えなかった。
<問題の本質を突かない無意味質問>
公明党の腐敗堕落は、平成の治安維持法である特定秘密保護法を率先強行したこと、憲法違反の集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行したこと、この重大な憲法違反決断に象徴される。
公明党が反対すれば、これら世紀の悪法が実現することはなかった。安倍・国粋主義政策は、公明党のかくかくたる戦果なのである。安倍・自民党単独では実現できなかった。このことを決して忘れてはならない。
尖閣問題での対応に対しても、唯々諾々と安倍に追従するばかりだった。日米安保の指針・ガイドラインにもいえる。中国敵視政策に棹差してきた公明党である。隣国が衝撃を受けて当然だった。いまや不気味な宗教政党へと変身してしまっている。
安倍・国粋主義に染まってしまっている。
<戦争遺児の思いを排除する山口・公明党>
熱心な学会員であった戦争遺児・影山友子の無念を知ってしまったことから、公明党の悪辣さを膚で感じる昨今だ。生活をやりくりしながら、公明新聞の読者でもあった。「平和・福祉の公明党」という新聞記事に対して、疑問など持たなかった。
「池田先生が許さない」ということも口癖だった。大変な池田信者に真っ向から批判を加える余地などなかった。それが特定秘密保護法に公明党が率先したことに疑問を抱き始めた。
「池田路線と違う」と感じ取ったのだ。「大臣の大田の暴走ではないか。必ずやしっぺ返しに合う」と釈明していた。集団的自衛権行使など絶対ありえない、と信じていた。公明党が戦争を容認することはない、という信念は全く揺らいでいなかった。
集団的自衛権行使容認の閣議決定の前に69歳の人生を閉じられてしまった。泉下で泣いている。山口にはわかるまい。公明党は悪魔の政党と叫んでいるかもしれない。
<靖国と歴史認識>
公明党が公約どおり、安倍のブレーキ役に政治生命をかければ、アジアも国際社会も平穏無事に過ごすことが出来た。中国との貿易も順調に推移してきた。売れない日本車もなかった。
公明党の腐敗堕落は、創価学会の腐敗と無縁ではない。このことも指摘しておきたい。
結局のところ、安倍の中国や韓国への敵視政策に対して、ワシントンが怒りだして久しい。ものすごい圧力をかけている。これに安倍も仕方なく折れたようだ。中国でのビジネスでの金儲けをしている財界も、大掛かりな訪中団を派遣して、表向きの圧力をかけた。東京での水面下の軍拡推進に蓋をかけておいての、巧妙な対中攻略作戦である。
しかし、問題の本質は何か。誰でも知っている。靖国参拝と歴史認識である。公明党も承知していながら「靖国参拝はもうしないのか」とは質問しなかった。だから、これに安倍も答弁しない。無意味質問なのだ。
<中曽根は「2度としない」と約束して正常化>
極右にはうれしくない事実を指摘しておきたい。中曽根の8・15靖国参拝のことだ。日中関係が断絶状態に追い込まれてしまった時のことだ。これには元海軍主計中尉もまいった。
当時はしかし、中国とのパイプが存在した。側近が動いた。そのときの工作人は、元奈良市長から中曽根派に加わった鍵田忠三郎。日中平和友好条約締結時、時の大平幹事長が北京への密使役に起用した人物である。
「2度と参拝しない」という約束の下で、かろうじて関係は正常化した。「あの傲慢・自信過剰の中曽根が、わしに土下座して何度もありがとうと感謝しおった」と筆者に語ったものだ。
安倍も何らかの約束をしているのであろう。北京も折れてきている理由である。
<APEC後の靖国参拝と側近>
すでに11月、北京で開かれるAPECの首脳会議での日中首脳会談が開催される、との観測が噴出している。本当だろうか?
北京政府も、ここは相当な覚悟を求められている。万一、安倍が「靖国参拝をしない」という”約束”を反故にした場合、人民の怒りが当局に向けられて爆発するからである。
困惑させる発言も飛び出している。靖国参拝担当の自民党総裁補佐という人物が「APECまでは参拝しない。安倍参拝はその後だ」と明言している。これに韓国政府は、怒りのメッセージを出している。
APEC後の靖国参拝については、ワシントン・北京・ソウルの外交当局者が東京と詰めているのであろう。戦争神社参拝にこだわる安倍の精神は、祖父でA級戦犯の岸信介の遺言でもある。これに変化はない。改憲軍拡の象徴が国家神道である靖国参拝なのだから。
<県議会レベルの自民党>
自民党質問も少し聞いてしまったのだが、むろん、質問者の名前など覚えていない。現役時代はほとんどの自民党議員の名前を覚えていた。「政界遊泳術」というコラムで、ほとんどの議員との会見をしていたこともある。
自民党質問を聞いていてショックを受けてしまった。「どこかの県議会なのか」という錯覚に陥ってしまった。来年の統一地方選向けの「地方創生」に合わせたものであろうが、正直なところ、これが永田町か?とあきれてしまった。
ネット新聞を開くと、実にくだらない、偏狭すぎる女性閣僚のことが話題になっている。思いやりのある平和愛好者の政治家ではない。その反対である。
<官僚の手先>
自民党議員質問の締めくくり質問は、なんと外務官僚の陳情を安倍にぶつけるというものだった。「もっと人間を増やして」と安倍に強く要請、それに安倍が応じる答弁で終わった。
軽く1000兆円を超えてしまっている超借金大国の日本である。中曽根バブル経済以降、財政家不在の日本。財政再建をしないと国が滅びる日本である。そんな中でアメリカの戦争に、自国防衛のための自衛隊を、周辺どころか世界に派兵するという安倍・自公政権による軍国主義化が推進している。
平和憲法をないがしろにする悪政もきわまっている。金儲けのための政治屋ばかりの与野党議員が目に付きすぎる。
隣国などは、こうした具体的な安倍政策遂行に対して、警戒を強めて軍拡を止められない。その血税の相当部分が、関係者の懐に消えている、とも耳にする。
<若者に夢と希望を>
若者に希望を抱かせる、子供の教育に夢を持たせる内外政が、強く求められている。そんな日本にしたい。そんな政治家の輩出を願うばかりだ。
2014年10月10日記
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