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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141008-00000099-jij-pol
時事通信 10月8日(水)17時24分配信
日米両政府は8日、防衛省で外務・防衛局長級の防衛協力小委員会(SDC)を開き、日米防衛協力の指針(ガイドライン)の再改定に向けた中間報告をまとめた。
自衛隊による米軍への協力を大幅に拡大する内容で、「地域・グローバル(地球規模)な平和と安全」のため、後方支援や海上安全保障での日米の連携強化を明記。日本周辺での米軍支援を想定した「周辺事態」の概念を削除し、自衛隊の活動から地理的な制約を取り除いた。
日本側は、沖縄県・尖閣諸島周辺を中心に東シナ海で挑発的な行動を続ける中国を念頭に、ガイドライン見直しを通して強固な日米同盟を明示したい考え。しかし、自衛隊の対米協力が際限なく広がっていくことへの懸念が与野党にあり、自衛隊の活動にどう歯止めをかけるかが課題となる。
現在のガイドラインは、平時、日本有事、周辺事態の3分類で自衛隊と米軍の役割を規定しているが、中間報告は3分類を廃止。新たに「平時から緊急事態まで切れ目のない形」とし、武力攻撃に至らない「グレーゾーン」事態から有事までを想定し、幅広い日米協力を打ち出した。
「切れ目のない」協力の例として、非戦闘員の安全な場所への退避、防空およびミサイル防衛、機雷掃海を含む海洋安保などを列挙。自衛隊による米艦防護を念頭に、「アセット(装備品等)の防護」という表現も盛り込んだ。
国連平和維持活動(PKO)や災害救援など、国際的な平和と安全のための日米の連携を提唱したほか、日米協力の対象を宇宙やサイバー空間にまで広げた。集団的自衛権の行使を容認するため、安倍政権が今年7月に行った閣議決定についても言及したが、踏み込んでは書き込まず、再改定後のガイドラインに反映させることを確認するにとどめた。
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