01. 2014年10月08日 18:20:04
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山谷氏への「懇ろ」やじ 野田議員釈明詳報「九州ではよく使う」 産経新聞 10月8日(水)17時6分配信 民主党の野田国義参院議員は8日、7日の参院予算委員会で山谷えり子国家公安委員長と男性との関係を「懇ろ」とするセクハラやじを飛ばしたのが自身であることを認めた。「誤解を与えたことは反省する」と釈明した野田氏だが、「思想的な懇ろという意味だ」「男女関係の意味ではない」とも述べ、開き直った。国会内での記者団とのやり取りの詳報は以下の通り。 −−どういう意図でやじったのか 「全く違った解釈をされているんで、ちょっと私も驚いている。というか憤りも逆に感じている。私の場合、小川(敏夫元法相)先生が質問していて、いわゆる在特会(=在日特権を許さない市民の会)との関係、思想的な懇ろな関係、そしてそれが長くずっと続いていた、いわゆるそれが懇ろな関係じゃないかということで言ったつもりなんですね」 −−親しいという意味だったのか 「九州じゃあ、よく使うんよ(注:野田氏は参院福岡選挙区選出)。今日も理事会で九州の先生が言ってくれたらしいが、懇ろって結構使うんよ。そしたらどうもこっちは違うみたいだね。それがまあ、一つ反省なんだけど」 −−問題になった点はどう釈明するのか 「そういうことで在特会との思想的なつながりが親密、懇ろでしょう、と。小川議員の発言に対して明確な答弁もなくて、はぐらかす発言をずっとしていたから、そういう中でみんな、『が−』ってなったんじゃない。そこで私自身もそういう意図で、発言したということですね。だからなんでそういう取り方するのかなと思ってね。皆さんも辞書をひいてもらえば分かるように、いくつか意味があって、その一つに確かにという部分が一つあるよね。皆さんがおっしゃっていることでしょう。しかし、僕の場合はまったく在特会との関係が長く続いていたことが懇ろでしょうと(言った)」 −−蓮舫筆頭理事が予算委理事会で謝罪したことをどう考えるか。騒動になった点は 「誤解を招いたということは申し訳なかったということなんですが、僕はそういう意味で使って、全く皆さんが思ったような取り方はしてませんので。おかしいって、安倍晋三首相が最初におっしゃっていたけど。九州じゃ、よく使うよ」 −−やじの内容は「宿泊先を知っているなら懇ろではないか」ということだった 「そうそう。だから宿泊先を知ってるぐらい懇ろなんでしょうと。そうでしょう。だから在特会とのつながりが長く、親しいから宿泊先を知っているんじゃないのということを言っている」 −−「宿泊先」と言うと、違って受け止められるのではないか 「しかし、来たという形になっていたじゃない。小川先生の話も訪ねてきたという話よ。そうでしょう。訪ねてきたというところを、ずっと小川さんも話していたよ。訪ねてくるぐらいだったら親しいんじゃないですか。そうよね。確かに。僕も泊まっているホテルなんかあんまり教えないよね。親しい人しか。だから、それが懇ろなんでしょう。親しいというね。それも長年。だからずっと長く付き合っていらっしゃったら、いろいろマスコミも今書き始めているみたいだけど。それで明解な答弁もなく、はぐらかしての答弁ばっかりが続いていたということでしょう」 −−都議会でもセクハラ発言が問題になった。それと比較する声もあるが 「全く違うじゃない。辞書を引けば、全然違うじゃない。皆さんが一方的に当てはめているだけであって、僕の言わんとするところは全く在特会との付き合いが長くて親しいんでしょうと。だから、私が在特会と懇ろな関係でしょうと。どうとる? ねえ。個人との話じゃないわけだから」 −−九州では使うということだが、麻生太郎副総理兼財務相の選挙区も九州で、非常に怒っていた 「しかし、使うよ。だから、今日、馬場(成志・自民党参院議員=参院熊本選挙区)議員だっけ、何か言ってくれたらしいよ。九州では結構使うもんなって。使うよ。関西の方も使うってよ」 −−民主党の対応には納得しているのか 「迷惑をかけたというのはね。そういう誤解を与えて迷惑をかけたというのはありますから、先ほど蓮舫さんにも申し訳ありませんでしたって言ったところですが」 −−これ以上は対応する必要はないと考えるか 「これ以上はねえ。だから誤解を与えて、しかし山谷大臣が明確な答弁がなくて、ずっとくるくる変わっているような。くるくるというか、皆さんも判明してきているようないろいろな事実が。その中で言っているわけですから、在特会とのね。関係を」 −−山谷氏に対しても何か対応するつもりはないのか 「それはちょっとねえ。どう考えるか。今後のあれでしょうけれども。全くそんなことを考えてなかった。本当の話。また変な話になるが、そんなの考えるわけないじゃない」 −−午後に自民党と民主党の参院国対委員長会談がある。出席するか 「それは国対委員長に任せています」 −−特に呼ばれてはいないのか 「うん。結構使うよ、懇ろって、本当の話。女性、男性関係しか使わない? 使うよ。そうでしょう。ちゃんと辞書を引いてもずらっと意味が並んでくるやんけ。その5つぐらい意味がある中で一つだけをとってね、だーって言われても困っちゃうよね。例えば、女性に親しいと言ったら、その親しいもずっとさかのぼればどういうことというような話になっていくわけよね。懇ろという意味もいろいろあって、僕は在特会との関係が長く親しい付き合いじゃないですかと。それを懇ろと表明させていただいた。全く意味は合うでしょう。僕も知識はいろいろと入れていたもんだから、ずっと変わってきているというか、矛盾点というか、山谷大臣のよ。それをずっと小川さんも追及していたやんね。それを何かすり替えられたような形で言っているけど、誠心誠意それはそれしかないよ」 −−安倍首相もフェイスブックで批判しているが、過剰反応なのか 「過剰反応じゃなくて、違った反応しているわけよね。僕の意図とは違う誤解を。誤解を与えたということは反省しないといけないが、しかし、全く違う趣旨で発言していると。これを分かってください。話は通ると思いますよ。在特会との長い親しい付き合いが、そこを懇ろと。違うかな日本語として」 −−やじとなると、違うのではないか 「首相が反応したよね。それはしっかり覚えている。しかし、話をすり替えられようとしているのかな。それも考えられるだろうね。この問題は延々と続くよね。恐らく。在特会との関係は。皆さんもいろいろと調べるだろうし。それが今ずっと変わってきているんじゃない。大臣が言っていることが、だからそこで、憤りを感じて、一つの義憤を感じて言ったという言葉でもあるわけですから。その嘘を言うなみたいなことも含めてね。親しい関係だろうと。懇ろな関係だろうと」 −−山谷氏への対応は今後ということだが、今話した事情を説明する考えはあるか 「それはちょっとね。いろいろと相談してというか、国対を含めてね。僕はもう120%そのつもりで皆さんが想像しているようなことは全く思わなかった。そのぐらい僕も分別はわかるよ。そんなの。そういうことを言っちゃいかんというのはね。当たり前の話だよ。そんなのは」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141008-00000569-san-pol |