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北方領土問題に関するロシア側から見た懸念、、。米軍基地の建設、、、。
http://cpt-hide-cook.seesaa.net/article/406679299.html
2014年10月07日 「日本人」の研究!
先日、森喜朗元首相の記事が載っていた。
森氏は、9月にロシアを訪れプーチンさんに会ってきたそうだ。
その森氏の記事の中で
「例えば、日本に北方領土を返したら、米軍基地がそこに
旗を立て、基地を作るように日本に迫るんじゃないかという
強硬派もロシアにいることをヨシは知っていてくれ」
と、プーチンさんから言われたらしい。
米軍基地、、、。
確かにその通りなのかもしれない。
クルミアを見れば分かる。
クルミアは、ロシアにとって、大変貴重な不凍港であり、
ここをとられてしまったら、ロシアにとって、
安全保障上、大打撃だ。
それも、米国はたくみに謀略を仕掛けてくる。
ロシアでのソチオリンピックの隙に、ウクライナでクーデターを
起こさせ、あのままクルミア放置していれば、確実に
米軍及びNATOの基地になっていたようだ。
森氏の記事にこんなことが書いてあった。
これは2000年の森さんが首相のときに、沖縄サミットで
プーチンさんと話したときの言葉らしい。
「ロシアから開放されたチェコ、ハンガリー、ポーランドは、
EU(欧州連合)に入った。経済行為であり、それを認めるが、
なぜロシアを包囲するNATO(北大西洋条約機構)に入るのか。
そこが一番問題だ」
と、、、。
ソ連が崩壊した時に、ソ連側と米国側との間で、
これ以上軍事的に東に迫らない、というような約束が
されていたと聞く。
その後どうかというと、ことごとく反故にされているようだ。
最後に森氏の記事で注目すべきところは
「世界情勢を見ても、単に日露だけの問題ではない。
しっかりとした日露の関係を結べば、中国の動きも変わるはずだ。
今は感情のもつれ、歴史認識で動いている韓国にしても、
朴大統領から「何とか日韓関係を改善したい」という思いが
見て取れる。日露外交はまさに、アジア太平洋地域を安定さ
せる日本の大事な政治的命題だ」
と、、、。
その通りだと思う。
中国から見れば、何が一番怖いのかというと、
日本が米国の手先となって、中国の脅威となること。
「平和憲法を保有し、戦争なんかするはずないじゃん」
と、ほとんどの日本人は思っているど、中国側から見れば
どうなのだろうか。
現に、70年ほど前、中国と日本は戦争をしている。
日本には、たくさんの米軍基地の存在、、、。
目と鼻の先に、最大の沖縄米軍基地が存在する。
日本が、もししっかりと自分の考えを持った自立した国であれば、
それほど恐れないだろう。
さらに、そこにロシアが中国と日本の間に入れば、
なおさら安定するであろう。
中国と日本の対立を望む米国、、、。
中国と日本、そしてロシアとの友好を望み、
アジアの経済発展を真に求めるロシア、、、。
我々日本人も、極度の対米従属路線のリスクを
真剣に向き合う必要があるように思う。
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