★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK172 > 510.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
引きのばしされた拉致調査報告 北の狙いは〈AERA〉
http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/510.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 07 日 23:00:05: igsppGRN/E9PQ
 

引きのばしされた拉致調査報告 北の狙いは〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141007-00000009-sasahi-soci
AERA 2014年10月6日号より抜粋


 5月29日の日朝合意で発足した特別調査委員会。当初「夏の終わりから秋の初め」に北朝鮮が最初の報告をするとされていたが、その期待はあっさり裏切られた。日本政府によれば、北朝鮮は「まだ初期段階を超える説明はない」としているという。

 最初の報告は「9月第2週」になるはずだった。現在、日本政府は北朝鮮の報告をまだ受け取っていない、というニュアンスで発表しているが、少し裏を読む必要があるだろう。

 というのも、実際には、調査報告の大方の内容はすでに水面下で日本側に伝えられていた可能性が高い。しかし、日本は受け入れなかった。なぜなら、北朝鮮の報告には、政府認定拉致被害者についての情報が含まれていなかったからだ。

 北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使が9月9日、平壌(ピョンヤン)で共同通信の取材を受けた。

 その映像が象徴的だった。何かが書かれているA4判の2枚の紙を手に、深々とソファに腰掛けた体をくねらせながら、宋氏はしゃべり続けた。

「最初の調査報告に関し最も簡単な方法は、日本側の関係者が平壌に来て調査委メンバーから説明を受けることだ」
「調査結果は(日本側に伝達できる情報は)十分にある」

 ここで重要なのは、「平壌まで聞きにこい」と語っているところだ。調査報告を日本側が受け取れないことを承知で挑発しているのである。

 そもそも特別調査委員会の分科会で、北朝鮮は調査する4項目の順番を「遺骨と墓参」「残留日本人と日本人配偶者」「拉致被害者」「行方不明者」とした。一方、日本側は拉致を先頭に置いた。いわば「同床異夢」状態であり、議論が紛糾するタネはいくらでもあった。

 しかも、拉致問題にどこまで重点を置くかは合意文書には書かれていないので、現段階で拉致問題の情報を出せと日本がごり押しするにはやや無理がある。

 29日の局長級協議でも日本側を満足させる結果が出てくるとは思えない。そもそも宋大使は「調査はできている」と言っているのだから。宋大使の話がすべて正しい、というつもりはない。北朝鮮は恐らく日本に情報戦を仕掛けており、交渉を引き延ばして期待をつり上げ、もっと多くの「獲物」を引き出す狙いなのは間違いない。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 関西人 2014年10月07日 23:33:16 : tYyKntjulY/pE : nkRVRYcwGo
こねAERAの、どうせ又、小北清人のでしょうね?

こいつ、相変わらずホンマ何も分からず、又提灯持ちの記事書いとるわい。

誰か、こいつに5月30日の合意内容見せてあげて。それとも、取材名目の、西麻布の韓国大使館員らとのキーセンクラブ遊び過ぎて、日本語忘れたかな?

合意に、各分野同時に進行すると書いとるわい。又、必要に応じて調査委員会から直接に聴取するとも。

こいつが何故に何も分かってないのか、上記合意により、08年に、そして調査団派遣により04年に、それぞれ時間を巻き戻してる訳で、その時毎に時の日本の政府は国民、世論を説得すると言う難題を回避して問題解決を先送りして来たし、責任を北に押し付けて来た訳だ。しかし今や、それはもう出来なくなったけど、決断を下すのを、やはり怖がっとるよ安倍らは。

今回の期日や報告結果の内容も、日本は強く申し入れたようだが、北は努力目標とするが確言出来ないと答えたに関わらず、既成事実として一部の人間が日本で報道させたから、逆に北は怒ってる訳だ。 これ等は宋らへのインタビューに出てくる。

だから、今回の9月末の会談で、合意やその過程で出ても文書化しなかった協議内容について、文中AERA小北のような、日本でいい加減な報道が流れないように念を押すと共に、改めて雰囲気醸成の為に、手を着けやすい遺骨関係の事業を前倒しするようにしてる訳だ。

はっきり言って、この小北やらの報道が、逆に合意の進展を妨げる要素になってるから、つまりはこいつらは外交の邪魔者になってるの。


02. 2014年10月07日 23:47:12 : 9ffNqXopeo
北朝鮮からすれば3回目の核実験の実施で米国と交戦寸前の状況まで行った後に日本との交渉過程を経てようやく自国の体制を立て直せたという思いもあることだろう。その点につき日本のメディアは北朝鮮を貶め過小評価するような報道ばかりだったので北朝鮮側が何を考えて交渉に臨んできたかが見えにくくなっている。しかし安倍政権がこれまで通り日韓関係を冷え込ませたままで拉致問題解決に臨もうとすればマイナスの要素が大きいが方向転換しようにも事態はかなり悪化している。このままでは何も動かないのではないか?

03. 関西人 2014年10月08日 02:38:12 : tYyKntjulY/pE : mQf4N1QmMI
02さん、時期は別にして、ある程度動きますよ。未だまだ、動力を失ったと判断するのは早計、と分析出来ます。

一つは、家族会関係への説明会で訪朝否定の論調が強くだされ、かつマスコミもそちらを大きく取り扱う中でも、政府は調査団派遣を決定するのみならず、持続的な接触の為に連絡事務所を平壌に置く方向としています。以前のように、感情的な論調に安易に加担しないのは、安倍らが大分と目が覚めた証左です。

更に、遺骨関係で訪問する親族らの旅費を半分程政府が負担すると決定したこと、この関係のセミナー開催に関して、これは未だ協議中とのことですが、北からの外務省担当者や研究者を日本に入国させる可能性が高いこと、その他の例を見ても、政府は慎重ながらも動力を保っていると判断出来ます。これ全て報道されてることです。

但し、AERAの小北が決定的に間違ってるのは、この間の紆余曲折により、日朝は言わば信用取引出来ず物々交換の状況にあると言う視点が全く無いことなのです。まあ、この欠如は彼だけではありませんが。だからこそ、5月の合意を良く読ませろと言う訳です。
さて、日韓関係は現在の日朝の進展にとり、必須ではなく副次であり、よって日韓の悪化は多少以上の影響を与えません。このことは、5月の合意発表後の韓国かの反応に軽い応対に限定されていたことからも明白です。
因みに、本質において日韓関係は悪化していません。65年に始まった両国の関係は、アメリカに従属しこれを補完する為の軍事的な要求により規定されており、この点は強化こそされ弱化していないからです。

さて、北が何を求めて交渉に臨んでいるかは明白です。国交正常化、そしてそれが招来するこの地域、かつ域内に存在する自国の安定と発展の為です。5月の合意において平壌宣言を再確認したのは、これを明白にする為のものです。



  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK172掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK172掲示板  
次へ