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http://31634308.at.webry.info/201410/article_5.html
2014/10/07 21:39
今日の国会のマスコミ報道は、民主党の蓮舫議員が、松島法相が地元で配った「うちわ」について追及したことが見出しになっていた。実際の「うちわ」が示されたが、明らかに「うちわ」である。しかし、松島法相は地元住民に配った「資料」であると嘘をついて弁明していた。「うちわ」と認めれば、自ら「物品」の供与を行ったことで、「物品」を配ることを禁じている選挙法に違反するというのだ。これが民主党政権の大臣がやっていたら、確実に罷免だろう。
松島法相の「うちわ」は物品?資料?蓮舫氏指摘
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141007-OYT1T50060.html?from=ytop_main8
参院予算委員会は7日午前、安倍首相や全閣僚が出席して基本的質疑を行った。
民主党の蓮舫氏は、松島法相が地元の盆踊りなどで配布した「うちわ」が公職選挙法が寄付を禁じる「物品」にあたると指摘した。
これに対し松島氏は、最近成立した法律名などを印刷した「討議資料」として配ったとした上で、「うちわのように見えるかもしれないが、イベント会場で無料配布しているものに類するものだ」と釈明した。安倍首相は「疑いを受ける以上、今後配布しないのが望ましい」と述べた。
マスコミは上記の問題を取り上げたが、蓮舫氏の後の民主党福山議員が原発再稼働について質問した内容は極めて重要であった。しかし、その重要度の割にはマスコミの記事には出てこない。こういうことこそ取り上げるべきである。
福山議員は、安倍首相が世界で最高に厳しい原子力規制委員会の基準をパスしたらから、原発を再開すると言っていることの間違いを追及した。原子力規制委員会の田中委員長は、基準を満たしているかの判断はするが、「安全だから再稼働をしてもいいという判断はしない」と言った。再稼働を判断をするのは、あくまで政府、地方自治体、住民であることを、福山議員が認めさせた(言質を取った)。
また、福山議員は、米国は原発事故を起こした場合の「避難」に関しても基準を設けて、原発稼働を規定している。日本は、世界最高の厳しさというが、米国のように規制する法律はあるのかと問うたが、法律はないと答えざるを得なかった。福山議員は、世界最高というなら、議員立法でも出そうではないかと述べ、それまでは再稼働はすべきではないと述べた。この質疑の成果は、安倍首相が原子力規制委員会の「基準通過=再稼働ではない」ということを認めさせたことである。これで強行することは、政府に責任があるということを国会の場で認識させたことだ。
また福山議員は、九電の再生エネルギー電力買い取り中止(保留)の問題を取り上げた。この中止は企業倒産になる可能性もあり、中断の判断は何時までにするのかと小渕大臣に聞いて、年末までには解決するという言質をとった。また、もし電力伝送能力が足りないなら、電力会社に任せず道路と同じように国の税金を投入し、折角の再生エネルギー導入の機運を潰すなと述べた。
このブログで、日頃民主党のことを批判しているが、今回の福山議員の質問は誉めてあげたい。やはり、国会の議論は必要である。安倍政権のメッキが剥がれ、ボロが出て来た。
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