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「日本官僚も自民党も、愚かでリアリティを失った路線を突き進んでいる:兵頭正俊氏」
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2014/10/7 晴耕雨読
https://twitter.com/hyodo_masatoshi
日本は官僚独裁国家である。
しかし憲法上、それは許されない。
そこで仮想の権力として自民党が神輿として担がれている。
実際の権力者は、大臣ではなく、事務次官である。
閣議よりも事務次官会議が上にくる。
小鳩政権が、政治主導に戻すために事務次官会議を廃止したのは、そのためである。
小鳩政権が、せっかく政治主導に戻すために事務次官会議を廃止したのに、「各府省連絡会議」と名前を変えて復活させたのが野田佳彦である。
民主党政権を振り返ると、小沢一郎の政策動機を、ほとんどの民主党議員が理解できなかったことがわかる。
菅直人と野田佳彦の、無能と無責任は万死に値する。
日本の官僚独裁が続く限り、その体制維持のため、対米隷属と米軍の大量駐留は続く。
米国に要請させて「米国がいうから」と自民党を支配し、動かす。
このでっち上げを、日本では民主主義と呼んでいる。
辺野古米軍基地も、必要なのは官僚独裁体制維持のためである。
日本の安全保障など何の関係もない。
安倍晋三が、年間3000億円(総額約2兆5000億円)規模の沖縄振興予算で、仲井真知事の魂を買った、のではない。
あるいは安倍政権の延命を図った、のでもない。
財務省が安倍のためにそんな金を出す筈がない。
官僚は、米軍引き留めのため、すなわち官僚独裁維持のため、金(税金)を出したのだ。
日本は、官僚が米軍を駐留させるために、反中で国民を煽っている。
しかし、世界の先進国は反中では動かず、親中で動いている。
安倍晋三の反中は際だっており、警戒心を抱かせている。
米国も、安倍の歴史修正主義、国家主義を警戒している。
反中は、安倍の個人的趣味以外には何の意味もない。
対中外交で、世界でもっとも稚拙で愚かな外交をやっているのは日本である。
官僚が反中で米軍を留めようとしている。
しかし、米国は遙かに賢く(ずるく)立ち回っている。
中国包囲網を日本にやらせ、自身は、反中の日本に困ったフリをしている。
アジアを分割して統治する、戦略が動いているのだ。
安倍晋三は、もっとも愚かで、損な政治をやっている。
米国・官僚・ジャパンハンドラーの指示で反中に走る。
これで中国を敵に回す。
しかし、靖国に参拝する。
これで米国と世界の警戒を惹起する。
つまり賢くないのだ。
孤立の道をひた走る。
気がつくと、イスラエルしか友達がいない。
日本には友達がいない。
米国は日本に国富がある限りの関係だ。
友達ではない。
それは、日本を中国にぶつけ、自らは中国に接近する戦略に明確だ。
あるいは、3.11といった歴史的な人災が日本を襲ったにもかかわらず、米国債の、一部の売却さえ許さない態度で明確だ。
日本にも幸せを求める権利がある。
日本官僚の中国敵視は、中・露を結束させる。
中・露の結束は、相対的に米国の力を弱体化させ、世界の多極化を押し進める。
それはすなわち、対米隷属の官僚独裁の根拠を弱体化する。
日本官僚も自民党も、愚かでリアリティを失った路線を突き進んでいる。
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