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2014年10月07日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏」
◆「生活と組むなら離党する」と野田佳彦前首相が最近も周囲にと漏らしているという。岡田克也代表代行(国政選挙担当)、枝野幸男幹事長、安住淳国対委員長代理ら野田佳彦政権の中核を担った「6人衆」が、小沢一郎代表に依然として「恐怖感」を抱いているらしい。民主党のマニフェストを破って消費税率アップに与して国民の信頼を裏切っておきながら、民社党が2012年12月16日の総選挙で惨敗、政権を失い、「小沢一郎代表のせいだ」として下野した責任を小沢一郎代表になすりつける「無責任6人衆」だ。ウラジオストックのAPEC首脳会議で、当時の胡錦濤国家主席から「尖閣諸島を国有化しないように」と頼まれて「分かった」と言った口の根も乾かないうちに「国有化」を閣議決定してしまい、胡錦濤国家主席の顔に泥を塗った。そればかりか、野田佳彦前首相はじめ「無責任6人衆」は、日中外交を修復できるとでも思っているのであろうか。習近平国家主席、李克強首相は、小沢一郎代表とは、「固い信頼の絆」で結ばれているので、「無責任6人衆」には、口を聞いてくれない。それでも、日中外交をまともに行えるとでも思っているのか。岡田克也代表代行も、外務大臣在任中、中国との首脳会談ができなかった。
◆それに引き換え、小沢一郎代表は、世界のロイヤルファミリーが「世界の指導者」として「総理大臣就任」を待望しており、いうまでもなく、日米、日中、日韓、日ロをはじめ、各国との外交を縦横無尽に展開できる国際的政治家である。とくに中国とは、小沢一郎代表の「了解、承諾」がなければ、だれも習近平国家主席、李克強首相と面会することはできない。それは、経済団体のトップも同様である。
財界天皇と言われる経団連の日本経団連の米倉弘昌前会長(住友化学会長)はじめ「日中経済協会」の財界人は毎年恒例の「訪中団」を2013年5月8日〜11日の日程で組み、習近平国家主席、李克強首相との面会を申し込んだものの、すぐに断られている。
榊原定征会長(東レ会長)はじめ大企業首脳らで組織する日中経済協会(会長=張富士夫・トヨタ自動車名誉会長)の訪中団(約200人が参加)が9月22日、中国の首都北京市に入った。中国政府の指導部とは2010年以降、国家主席や首相など最高指導部との面会は実現していないので、榊原定征会長らは、習近平国家主席、李克強首相との面会を強く希望していた。これに対して、北京政府が登場させてきたのは、前回と同じ格下の「経済政策担当の汪洋副首相」だった。榊原定征会長も米倉弘昌前会長同様、「政治オンチ」であることを天下に晒してしまった。
◆これは、さておいて、最近、維新の党の江田憲司共同代表が、面白いことを言い始めた。産経新聞社産経ニュースが10月4日午後7時55分、「再編後は『民自党』? 江田氏が新党名…橋下氏には相談なし」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「維新の党の江田憲司共同代表は4日、東京MXテレビ番組で、民主党の一部を含む野党勢力を結集させたときの新党名を『民主自由党(民自党)』とする構想をぶちあげた。 江田氏は『今は政界再編の過渡期だ。再編すれば、自民党に対抗する勢力は民自党だ』と述べた。党名案は橋下徹共同代表に伝えていないという」
民主党が、維新の党と合併すれば、「民主党」という党名は、別の新しい党名になる。維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)は、「自治労がいる民主党とは手を組めない」と断言している。大阪市長として大阪市役所の自治労を相手に戦っているからである。
つまり、民主党が、自治労、日教組系の衆参議員と決別しなければ、維新の党は、民主党と合併できないということである。日教組系のボスでもある輿石東参院副議長は、小沢一郎代表との合流を目指して、水面下で尽力している。参院民主党は、輿石東参院副議長が押さえている。海江田万里代表は、岡田克也代表代行、枝野幸男幹事長、安住淳国対委員長代理ら野田佳彦政権の中核を担った「無責任6人衆」を執行部入りさせることによって、維新の党などとの合併を誘おうとしているかのような動きをしている。
この先に見えるのは、民主党分裂、分党である。1つは、他党と合流して新しい党名を名乗るグループ、もう1つは、「民主党」の党名を名乗り続けるグループだ。輿石東参院副議長が、小沢一郎代表を道案内して、生活の党を民主党に吸収合併させる。そして、小沢一郎代表は、世界のロイヤルファミリーとフリーメーソン・イルミナティが設立した「民主党」の代表に返り咲くことができるのである。ということで、野田佳彦前首相が「生活と組むなら離党する」と発言、これは小沢一郎代表にとって待ちに待った「朗報」である。
【参考引用】産経新聞社産経デジタルが10月5日午後5時45分、「民主と小沢氏率いる生活の連携停滞 距離置く岡田氏、枝野氏が執行部入りで」という見出しをつけて、以下のように配信した。
民主党の海江田万里代表が意欲を示していた小沢一郎代表率いる生活の党との統一会派結成の動きが停滞している。両代表とも前向きな姿勢だったが、9月の民主党役員人事で民主党政権時代に小沢氏に距離を置いてきた岡田克也代表代行と枝野幸男幹事長が就任。海江田氏も連携相手として野党第二党の維新の党を重視する方針に転換し、生活との連携は風前のともしびだ。
「野党第一党の民主党にがんばってもらいたい」
民主党の新役員が9月19日のあいさつ回りで国会内の生活の党の事務所を訪れると、小沢氏は笑顔でこうエールを送った。海江田、岡田、枝野各氏らも交えて数分間談笑したが、政権を担っていた平成24年7月、約50人を引き連れて党を飛び出した小沢氏への警戒心を解いているわけではない。
7月4日の両党幹事長・国対委員長会談では党首会談を模索することで合意した。海江田氏は同月31日の両院議員懇談会で、生活を含む「安倍晋三政権と対峙(たいじ)する野党」との統一会派結成に意欲を示し、小沢氏も「野党の協力は大変結構だ」と呼応していた。だが、3カ月が過ぎた今も党首会談すら実現していない。民主党内には小沢氏との連携に消極的な空気が漂っており、岡田、枝野両氏や安住淳国対委員長代理ら政権の中核を担った「6人衆」には特に忌避感が強い。野田佳彦前首相は最近も周囲に「生活と組むなら離党する」と漏らすほどだ。
国会議員53人の維新と比べ、同9人の生活の優先度が低いのも確か。生活の鈴木克昌幹事長は3日の記者会見で、民主党新執行部から統一会派などの打診があったかを問われ、こうこぼした。「今のところない。小さい党から言う話ではないから…」
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