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著名建築家がはじいた建設費は2500億円/(C)日刊ゲンダイ
「新国立」だけじゃない どんどん狂う東京五輪のズサン計画
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153894
2014年10月7日 日刊ゲンダイ
2020年東京五輪は本当に開催できなくなるんじゃないか。メーンスタジアムの新国立競技場の建設計画が大幅に遅れている。今年7月から現競技場の解体工事を始める予定だったが、不正入札でやり直しが続き、今月中旬に3度目の入札が行われることになった。
一時は3000億円という試算もあった総工費も定まらない。規模を縮小し現状、総額1625億円とされているが、現計画に反対する建築家の槇文彦氏らのグループがまとめた試算では、1・5倍以上の2500億円に達するという。
■まるで「埼玉五輪」
ほかの計画も狂い始めている。葛西臨海公園の中に建設予定のカヌーのスラローム会場は、自然保護を求める「日本野鳥の会東京」などの反対で場所が変更された。バスケットボール会場も、東京・夢の島からさいたまスーパーアリーナに変更されそうだし、東京湾に建設予定のボート会場も埼玉県の戸田市になる可能性が出てきた。
埼玉ではサッカー、ゴルフ、射撃などの開催が決まっているから、このままだと「東京五輪」ではなく、「埼玉五輪」になるのではないかと揶揄する声まで聞こえてくる。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「東京五輪の招致は公共事業ありきで始まった計画です。新国立競技場がどれだけ『税金の無駄』と批判されようが、利権に絡んだ人たちは絶対にそれを手放さないから、総工費が膨れ上がるのは当然です。競技場の変更が相次いでいるのも、コンパクトな五輪をアピールするために<競技場が選手村から半径8キロ以内にある>とアピールしたからです。あれはIOC委員を説得するための方便というか、机上の計画でした。建設予定地の住民たちに理解を得た上で作成したものではないから、いざ実行しようとした段階で、ほころびが明らかになるのです」
リオ五輪の準備の遅れを笑えない状況になってきた。
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