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2014年 10月 06日
最初にテニスの話を。<チョット長く書いちゃうかも。mewは(当ブログも?)、錦織のプロ・デビュー以来、追いかけているので。政治で言えば、政権交代を果たしたぐらい嬉しい状況になっているんだもの〜。(^^)>
錦織圭が、楽天ジャパンOPで、ラオニッチを2−1(7―6、4―6、6―4)で下して、優勝を果たした。(*^^)v祝
錦織は試合終了後、コートに寝転んでほっとした瞬間、涙があふれて止まらなくなっていたのだけど。本人も言っていたように、まさに限界への挑戦だったと思うし。心身ともにギリギリの状態の中、それを乗り越え、また一つ壁を破ることができて、大きな安堵やある種の感動があったのではないかと思うです。
だって、錦織は、たった1ヶ月チョットの間に全米OP、マレーシアOP、楽天OPと三大会連続で決勝に進出したわけで。こんなにたくさん試合数をこなした&勝ったことは過去に経験がないことだし。(全米7、MO4、楽天5で16戦15勝もしちゃったのよ。(@@))
しかも、GS(グランドスラム)の全米は5セットマッチ、2週間開催である上、格上相手に心身ともにタフな試合の連続。マレーシアOPと楽天OPとハードな日程に加え、今までにないような優勝のプレッシャーがかかって、こちらも別の意味で心身ともタフな試合の連続で、臀部に痛みが出た上、かなりバテていた様子。
また、本人も会見でも触れていたけど、GSで活躍した後に結果が出ない選手を見て来て、自分もそうなるのではないかという不安も大きかったと思われ・・・。まさに、ネガティブになりそうな自分との戦いが、一番大変だったと思うです。<「コーチが厳しいのがいいのかな」と笑っていたとか?>
もしかしたら、1〜2年前までの錦織なら、楽天OPは途中で棄権していたかも知れないぐらいキツイ、つらい日々だったのではないかと察するのだけど。<ただし、ダブルスは2回戦以降、棄権。>いまやTOP10の選手だし。ましてや日本でプレーする唯一のツアーゆえ、簡単に棄権をすることは許されない(&自分でもしたくない)立場に。
また、決勝で当たったラオニッチは、錦織より上位シードになっていたように、全米までは格上だった選手で。全米後はデ杯に出たものの、しっかりと調整していて、かなり好調だった感じだし。なかなか相手のサービス・ゲームが敗れない中、フルセットまで行って、今回もまさに粘り勝ちだったと思うし。本当によく頑張ったと思うです。 (ノ_-。)
錦織は、これでランキング6位に上がるのだけど。でも、これがTOP10、TOP5の選手のツアー生活の日常なんですよね〜。(・・)
<TOP5だった伊達公子も、故障を抱えながら、このようなツアー生活をこなすのが心身ともに大変なので、引退を決意したのよね。今みたいに信頼できるスタッフとチームを組んで回っていれば、もう少し長くやれた&上に行けたかも知れないけど。(++)>
これからTOP10をキープして、TOP5を目指すためには、さらに心身ともタフな選手にならなければならないわけで。故障にだけは十分に気をつけて、折角のいい流れ、チャンスをしっかりとつかんで、頑張って欲しいと願っているです。 o(^-^)o
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そして、こちらも是非、粘り勝ちをしたいと思っている安倍政権の軍事強化策との戦いの話を・・・。(>_<)
先週、政府が安全性に問題がある米軍のオスプレイを12機、東京の横田基地に配備するというニュースが出ていて、「はあ? (゚Д゚)」と思っていたのだけど。(後述)
何とそのオスプレイが、ペルシャ湾で事故を起こし、搭乗員ひとりが死亡したという。(@@)
『米中央軍は3日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する軍事作戦に参加している、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが事故を起こし、搭乗員1人が死亡したと発表した。対イスラム国戦で米兵が死亡したのは初めて。
4人が搭乗していたオスプレイは1日、ペルシャ湾に展開する強襲揚陸艦から発進した際、出力を失い、脱出した2人が海へ飛び込んだ。1人は救助されたが、もう1人は行方不明となり捜索活動が続いていた。オスプレイは制御を回復して着艦し、他の操縦士2人は無事だった。(産経新聞14年10月3日)』<死亡した海兵隊員は、21歳だったという。>
しかも、この事故に関して、米国防の専門家は「出力を失うのは、まれではない」と語っているのである。(-"-)
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
『ペルシャ湾で1日、訓練中の米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが強襲揚陸艦から離艦直後に失速し、乗員2人が脱出した事故について、米国防分析研究所(IDA)の元主任分析官レックス・リボロ氏は2日、本紙の取材に対し、「回転翼航空機が揚陸艦からの離艦の際に出力を失うのはまれではない。たいていは船のタンクの中の燃料が汚れているのが原因」と述べた。
リボロ氏は、現時点で事故に関する情報が限定的なため、原因の特定には、より詳細な情報が必要とした上で、「離陸時の出力喪失はオスプレイにとって重大な失敗」と指摘。しかし、パイロットが着艦に成功していることから、「機体の制御を失ったようには見えない」とも話した。
米軍当局が2人の乗員が「脱出」したと公表した点については、「通常、オスプレイ後部の乗員はパラシュートを装備していない。脱出という言葉が適当だと思わない」と疑問を呈した。(沖縄タイムス14年10月4日)』
複数の記事に、対イスラム国戦で初の死者と記されていたのだけど。mewから見れば、これは戦死というよりも、もともと安全性に問題があると(特に離発着時に危険があると)言われているオスプレイによる事故死だと言ってもいいのではないかと思うです。(・・)
* * * * *
日本、とりわけ沖縄では、かねてから安全性に問題があると言われているオスプレイを県内に配備することに、長い間、反対をし続けていたのだけど。
日本政府は、自民党政権時に、オスプレイの配備を了承。<そもそも辺野古に滑走路建設をする計画を急いでいたのも、危険性や騒音が激しいオスプレイを配備することが前提だったのよね。>
結局、政府は12年、野田政権の時にオスプレイ搬入を容認。普天間基地に24機(12年に12機、さらに13年に12機)が常駐配備されることになった。(-"-)
<しかも、安倍内閣は、自衛隊でもオスプレイを使用することを決定。(1機100億〜200億円以上するのよ!)18年までに17機を購入する予定を立て、概算要求しているです。(>_<)>
* * * * *
ちなみに、米国のハワイ洲では2年前に、自治体や住民の反対によって、オスプレイの配備や飛行訓練が中止されたのだけど。<ニューメキシコ州でも中止になったんだよね。>
『ハワイ州では、18年までにオスプレイ24機が配備され、各地で着陸訓練などが計画されていた。しかし、6日、モロカイ島のカラウパパ空港とハワイ島のウポル空港について、地元住民の反対や希少動物の生息環境への影響などを配慮して、訓練計画を取り下げたことがわかった。
アメリカ軍の決定記録文書は、「オスプレイは、既存のヘリコプターに比べて、ローターからの下降気流が大きい」と指摘。「考古学的資源に対する影響を考慮して、計画を修正し、カラウパパ空港での訓練を中止した」と説明している。(日テレ12年8月25日)』
米軍は、ハワイ州の住民の反対は尊重しても、沖縄の県民の声は無視するのである。(ーー)
<それに希少生物の生息環境に影響があるなら、ジュゴンやウミガメ、サンゴなどの希少生物が多い辺野古の海に滑走路を作るのも控えるべきなんじゃないかな〜。(・・)>
* * * * *
今月1日で、オスプレイが普天間基地に配備されて、ちょうど2年を迎えたのだが。
日本政府は、オスプレイ配備に当たって、米軍と「夜間の飛行訓練はしない」「市街地では転換モードで飛行しない」などの合意を行なったのだけど。それらの合意は、どんどん守られなくなっているような状況にある。^^;
『沖縄県民の多くが反対する中、米海兵隊のMV22オスプレイが米軍普天間飛行場に強行配備されてから1日で2年を迎える。2012年に12機、13年9月に12機が追加され、2個飛行隊24機が駐留する。宜野湾市の目視調査では、2年間で2341回の離着陸や飛行場上空の通過を確認した。
仲井真弘多知事や佐喜真淳宜野湾市長が求める県外への分散移転は進んでいない。防衛省は7月、佐賀空港への暫定移駐案を佐賀県に打診したが、翌月に見送る考えを示した。
配備の際、政府は安全確保のために、午後10時以降の運用が制限される航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の順守、学校や病院など人口密集地を避けることなどを挙げた。しかし、今年9月には3日連続で午前0時を過ぎて飛行、住民から苦情が相次いだ。
沖縄防衛局の調査で午後10時を超える訓練は配備後の18カ月間で71回に上り、常態化している。
仲井真知事は30日、県議会で崎山嗣幸氏(社民・護憲)の一般質問に「県民の不安は払しょくされていない。24機の半分ぐらいは早めに拠点を散らしなさいと言って、実現に動きだしている」と答えた。
宜野湾市は「市民の感覚として上空を飛ぶこと自体が駄目。引き続き、県外への移駐を国に求めていきたい」としている。(沖縄タイムス14年10月1日)』
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仲井真知事が、県議会でオスプレイの移転に言及したのは、安倍首相とそのような約束を交わしているからだ。(・・)
安倍内閣&自民党は、オバマ大統領と約束した普天間基地の辺野古への移設の計画を推進するため、強引なアメムチ作戦を展開して、仲井真知事を説得。昨年12月に辺野古の埋立て申請の承認をとりつけたのだけど。
その際に安倍首相は、県民の理解を得るために、仲井真知事と普天間基地のオスプレイを半数以上、本土に分散配備することで合意している。(・・)
そこで安倍自民党は、今年11月の沖縄知事選を控えて、何とかそれまでにオスプレイの移転先を決めておきたいと考え、7月にいきなり佐賀空港に移駐させる案を発表したのだが。
佐賀県や地元住民は、突然の提案に驚くばかりで、受け入れに抵抗。また、米軍も佐賀への移転に難色を示したことから、話が立ち消えることになった。(~_~;)
しかし、もし11月の知事選の前に移転の話が決められなければ、3選めの出馬を行なう仲井真知事は、ますます不利になる。
仲井真知事は、前回の選挙で「県外移設」を公約に掲げながら、辺野古の埋立てを承認したことで、ただでさえ「裏切りもの」「ウソつき」と強い批判を浴びている。それでも、安倍自民党&仲井真氏は「目に見える形で沖縄の負担軽減を実現したい」と主張。そうすれば、県民の理解を得られるのではないかと思っているようなのだが。オスプレイ移転の合意も守れないようであれば、さらに「ウソつき」だと批判されかねないからだ。^^;
* * * * *
そんな中、先週になって、今度はオスプレイ12機を東京にある米軍横田基地に移転配備するというニュースが複数のメディアで報じられた。(@@)
『日米両政府が米空軍の新型輸送機CV22オスプレイ12機を早ければ来年7月にも米軍横田基地(東京都福生市など)に配備する方向で調整していることが分かった。当初は、米軍嘉手納基地への配備も検討していた。11月の沖縄県知事選をにらみ、沖縄の基地負担増を回避する姿勢をアピールする狙いがある。政府関係者が4日、明らかにした。
配備が実現すれば日本本土へのオスプレイ配備は初めてとなる。日本政府は横田基地周辺の住民の意向を含めた影響調査に着手する考え。だが地元の反発が予想され、計画が実現するかは不透明だ。(共同通信14年10月4日)』
* * * * *
横田基地では、先月、日米友好祭が開かれた際に、オスプレイを展示。内部まで公開して、航空機ファンを喜ばせていたようなのだが。地元の福生市長や住民は、不快感を示していたとのこと。
『オスプレイの飛来・展示に福生市の加藤育男市長は「遺憾に思う」と表明している。これについて基地司令官のダグラス・C・デラマター大佐は、会場で報道陣に「オスプレイは空港のない地域での災害救助や人道支援に優れている。安全性は保証しますので日本の方々に理解を深めていただきたい」と語った。
周辺住民でつくる「横田基地の撤去を求める西多摩の会」(高橋美枝子代表)は、基地近くの福生公園で反対集会を開き、友好祭へ向かう人波に「オスプレイには本国に帰ってもらいましょう」「住民の声を無視する米軍の横暴は許せない」と訴え続けた。(東京新聞14年9月7日)』
横田基地は東京の西多摩地区(主に福生市。瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・立川市・昭島市にまたがっている)にあるのだが。近接する埼玉県、神奈川県も含め市街地に囲まれているため、オスプレイはその上を飛ぶことになる。(・・)
<安倍首相は、先日も国会で、辺野古基地にオスプレイが移れば、海上を飛ぶので住民の安全性も高まると強調していたのだけど。横田基地は、東京の内陸部に位置しているので、海からも遠いし〜。^^;(~_~;)>
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いつも書くように、mewは沖縄の負担軽減をすることには大賛成だし。本土の国民も協力すべきだと考えているのだけど。
オスプレイに関しては、安全性や騒音、振動(豪風も?)に問題があるとわかっているだけに、<米軍が自己責任でリスクを背負うのは勝手だけど>、日本の上空を飛行させること自体、容認し得ないわけで。沖縄であれ東京であれ、日本のどの地域にも配備すべきではないと思うのだ。(**)、
まあ、どのニュースでも「沖縄県知事選を前に、県民にアピールする狙いがあるとみられる」と報じていたように、横田基地移転の話も、知事選向けに(佐賀移転の話と同様、メドも立っていないのに)「とりあえず言ってるだけ」のことかも知れないし。沖縄県民も8割方、そうとらえているのではないかと察するのだけど。
いまやオスプレイ配備、訓練の問題は、沖縄だけでなく、日本全国に関わるものになっていることから、もっと多くの国民に、自分にも関係がある問題だと認識して、より強い関心を持って欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
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